ペルーの代表料理

イカのカラプルクラ|8人分の香辛料入り煮込み

8人分のカラプルクラ。豚肉を2回に分けて焼き、シナモンとクローブを少量加え、パパ・セカを柔らかく煮る。

ペルーの代表料理
共有
イカ風カラプルクラ:シナモンとクローブを添える8人分の鍋
イカ風カラプルクラ:シナモンとクローブを添える8人分の鍋
出来上がり量 8人分の煮込み
下ごしらえ 25分
加熱調理 149分
待ち時間 480分(冷蔵浸水)
合計時間 654分(浸水を含む)
概要

イカ風カラプルクラ:シナモンとクローブを添える8人分の鍋

8人分のカラプルクラは、乾燥ジャガイモと豚肩肉を大きめの鍋で煮込みます。ここではシナモンとクローブを少量加えますが、これらがイカの特定の祭礼料理に必須だという意味ではありません。

パパ・セカを使うことで、生のジャガイモとは違う粒状の食感が残ります。二種類のアヒとアチョーテをベースに、シナモンとクローブは後味にほのかに感じる程度です。

豚肉は一度に詰め込まず2回に分け、合計12分で表面に焼き色を付けます。戻したパパ・セカは弱火で煮込み、ピーナッツは最後に加えます。ソースがスプーンにまといながらゆっくり落ちる状態が仕上がりの目安です。

実用情報

実用情報

  • パパ・セカの粒を残す豚肉と乾燥ジャガイモに、少量のシナモンとクローブが香る濃いソースが絡みます。 乾燥ジャガイモをつぶさず、水分を吸わせて柔らかくします。
  • アヒは煮汁を入れる前に炒めるアヒ・パンカとアヒ・ミラソルの生っぽい香りを落とし、焦がさずに炒めます。ピーナッツは仕上げに入れます。
  • イカ風の乾燥ジャガイモを保つこの鍋はパパ・セカを使います。チンチャに結びつく生ジャガイモの形と混同しないようにします。
材料

材料

煮込みの主な材料

  • 570g パパ・セカ(papa seca、乾燥ジャガイモの小片) — 乾燥品。異物を除く
  • 940g 骨なし豚肩肉 — 余分な筋や脂を除き、3cm角に切る
  • 120g 無塩ローストピーナッツ — 細かく砕く

アヒのベースと浸水用の水

  • 240g 赤玉ねぎ — みじん切り
  • 26g ニンニク — みじん切り
  • 92g アヒ・パンカ(ají panca)のペースト — 食塩を追加していないもの
  • 40g アヒ・ミラソル(ají mirasol)のペースト — 食塩を追加していないもの
  • 4g アチョーテ(achiote)パウダー — 粉末
  • 2g クミンパウダー — 粉末
  • 35ml 植物油 — 香りの強くないもの
  • 14g 細粒の塩 — 計量した分量を使用
  • 1g シナモンパウダー — 計量する
  • 0.5g クローブパウダー — 計量する
  • 3080ml 飲用水 — 内訳:浸水用1200ml、洗い流すための500ml、煮込み用1380ml
作り方

作り方

作り方

  1. パパ・セカを乾煎りする。広い乾いたフライパンにパパ・セカ570gをすべて入れ、油を引かず弱火で8分、頻繁に返して乾煎りする。軽く香ばしくなったらボウルへ移す。焦げた黒い部分ができないようにする。

  2. 計量した水で8時間冷蔵浸水させる。乾煎りしたパパ・セカに、計量した飲用水1200mlを加えてふたをする。4 °C以下の冷蔵庫で8時間浸水させる。乾燥ジャガイモが水を吸って膨らみ、表面が柔らかくなればよい。室温で戻さない。

  3. 洗って水を切り、野菜と肉を切る。浸水した水は捨て、別に取っておいた飲用水500mlでパパ・セカを洗い、ざるでよく水を切る。赤玉ねぎはみじん切り、ニンニクは細かく刻み、豚肉は3cm角にする。無塩ローストピーナッツは細かく砕く。約25分かけて整え、ジャガイモの粒はつぶさない。

  4. 豚肩肉に焼き色を付ける。厚手の深鍋に植物油35mlを入れ、強めの中火で熱する。豚肩肉940gを2回に分け、合計12分かけて全面に焼き色を付ける。鍋底から肉が自然にはがれるようになったら、清潔なボウルに取り出す。この時点の焼き色は安全な中心温度の証拠ではない。

  5. 玉ねぎとニンニクを炒める。火を中火に落とし、同じ鍋へ赤玉ねぎ240gとニンニク26gを入れて10分炒める。鍋底の焼き付いたうま味を木べらではがす。玉ねぎが柔らかくなり、生ニンニクの刺激的な香りが和らぐのが目安。焦がさない。

  6. 2種類のアヒの香りを引き出す。アヒ・パンカのペースト92g、アヒ・ミラソルのペースト40g、アチョーテ4g、クミンパウダー2g、シナモンパウダー1g、クローブパウダー0.5gを加える。弱めの中火で10分炒め、底が焦げ付かないように絶えず混ぜる。ペーストにつやと香りが出て、生の唐辛子の匂いがなくなればよい。

  7. 豚肉と乾燥ジャガイモを弱火で煮る。焼いた豚肩肉940gを鍋へ戻し、水を切ったパパ・セカ570g、飲用水1380ml、塩14gを加える。約7分で弱い沸騰にし、ふたを少しずらして弱火で90分煮る。10分おきに鍋底を混ぜる。乾燥ジャガイモにフォークがすっと入り、豚肉が押すとほぐれ、煮汁が乾きすぎずにとろみを帯びるのが目安。

  8. ピーナッツを加え、中心温度を確かめる。細かく砕いた無塩ローストピーナッツ120gを加え、弱火でさらに12分煮る。ソースがスプーンの背を覆い、パパ・セカの粒が残ったら仕上げる。清潔な中心温度計で最も厚い豚肉片を測り、74 °C以上を確認して火を止める。焼き色のみで安全を判断しない。

実用情報

実用情報

盛り付け・保存・材料の変更

煮込みを温かいうちに8人分へ均等に分けます。8人分を温かいうちに取り分けます。祝いの行事に固有の配合ではありません。火を止めた後もパパ・セカは汁を吸います。強火で長く煮詰めず、混ぜるときは底から静かに返します。 パパ・セカを生のジャガイモに替えると粒の食感が変わり、チンチャに関連する別の形の料理に近づきます。また、細かくしたローストピーナッツを省くと香りととろみが弱くなります。どちらも同じ仕上がりになる代用品ではありません。 浸水は4 °C以下の冷蔵庫で行います。残った料理は浅い容器へ速やかに小分けし、2時間以内に冷まして冷蔵します。冷蔵温度は4 °C以下、保存の目安は3〜4日です。食べる前には全体を温め直し、中心を74 °C以上にします。

うまくいかないとき

パパ・セカの芯が硬い: 浸水か煮込みが不足しています。ふたを少しずらして弱火で加熱を続け、フォークがすっと入るまで確かめます。 鍋底に濃いソースが付く: 乾燥ジャガイモとピーナッツで急に濃くなったところへ火が強すぎます。火を落とし、底からこまめに混ぜて焦げ付きを防ぎます。 アヒの青臭さが残る: 水を入れる前の炒め時間が不足しています。次回はペーストを弱めの中火でじっくり炒め、焦がさず香りを引き出します。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量全量を8等分したうちの1食分
  • エネルギー685kcal
  • 炭水化物66g
  • たんぱく質32g
  • 脂質33g
  • 食物繊維7g
  • ナトリウム790mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

ローストピーナッツを含みます。ピーナッツアレルギーのある人には提供せず、包装の表示と交差接触に注意します。生の豚肉は調理前の野菜と分けて扱い、手と器具を洗います。焼き色は安全の基準にはなりません。最も厚い豚肉片の中心を温度計で測り、74 °C以上を確認します。パパ・セカの浸水は4 °C以下の冷蔵庫で行い、調理後の煮込みは速やかに冷却して冷蔵します。

仕上がり

仕上がり

  • 出来上がり: 豚肉と乾燥ジャガイモに、少量のシナモンとクローブが香る濃いソースが絡みます。
  • 大切な加熱操作: パパ・セカを乾煎りして冷蔵浸水させ、アヒのペーストを炒め、ピーナッツは最後に加えます。