ペルーの代表料理

Patarashca de doncella

アマゾン川流域の魚 doncella を sacha culantro と唐辛子で味付けし、bijao の葉に包んで蒸し焼きにします。

ペルーの代表料理
共有
Patarashca de doncella — ドンセーリャのビハオ葉包み焼き
Patarashca de doncella — ドンセーリャのビハオ葉包み焼き
出来上がり量 4人分
下準備時間 30分
加熱時間 50分
追加待ち時間 0分
合計時間 80分
概要

Patarashca de doncella — ドンセーリャのビハオ葉包み焼き

Patarashca はペルーのアマゾン地域で作られる、魚を葉に包んで加熱する料理です。ここでは doncella という淡水魚の切り身を使い、同じ調理法で gamitana を使う料理とは魚の種類を区別します。

bijao は魚を包むための幅広い葉です。食用として扱える清潔な葉を軽く温めると折りやすくなり、魚と香草の水分を中に保てます。観賞用に薬剤処理された葉は使いません。

香りの中心となる sacha culantro はペルーのアマゾンで使われる香草です。伝統的には炭火などで調理する場合もありますが、ここではオーブンを使い、包みの内部の魚の中心温度を測ります。

材料

材料

材料

  • 800 g doncella の魚の切り身。骨・皮なしで200 gずつ4切れ
  • 8枚 食品用 bijao の葉。大きく洗浄済みで裂けていないもの
  • 150 g 赤玉ねぎ。細かな角切り
  • 200 g トマト。種を取り細かく刻む
  • 25 g sacha culantro。葉を細いせん切り
  • 16 g にんにく。つぶす
  • 10 g ají charapita。刻み、種の量は計量前に調整
  • 40 ml 生ライム果汁
  • 7 g 細塩。魚と具に分けて使う
  • 20 ml 植物油。香草入りの具用
  • 600 g 青いプランテン(料理用バナナ)。皮をむき大きく切る
  • 1200 ml 水。プランテンをゆでる用
作り方

作り方

作り方

  1. 魚と香味野菜を合わせる。赤玉ねぎ150 g、トマト200 g、sacha culantro 25 g、にんにく16 g、ají charapita 10 g、ライム果汁40 ml、塩7 g、油20 mlを混ぜ、doncella の切り身800 g(4切れ)に絡める(約15分)。香草の緑が見え、全体がしっとりしている状態にする。包むまで魚は4 °C以下で冷やす。

  2. 葉を柔らかくする。食品用の清潔な bijao の葉8枚を、弱火の乾いたフライパンか弱い直火に1枚ずつさっと当てる(合計5分)。葉脈が裂けずに曲がり、焦げ穴が開かない状態にする。薬剤処理された観賞用の葉は使わない。

  3. 4包みにする。1切れにつき葉2枚を十字に重ねて魚を載せ、香味野菜を4等分に分けてのせる。端を内側に折って食品用ひもで結ぶ(約15分)。魚の身が葉の合わせ目から見えないようにする。即食の付け合わせには清潔なまな板を使う。

  4. 葉包みを焼く。オーブンを200 °Cに予熱し、天板に4包みを並べて25分焼く。葉の中に蒸気がたまり、魚がしっとりした薄片にほぐれるのが品質の目安。包みを一つ慎重に開き、最も厚い魚の中心が63 °C以上か確認する。

  5. プランテンをゆでる。鍋に青いプランテン600 gと水1200 mlを入れ、中火で20分静かに煮て水を切る。包丁が中まで抵抗なく入る柔らかさにする。

  6. 熱いうちに出す。各皿に魚の葉包みを1つずつ置き、ゆでたプランテンを添える(約5分)。顔から遠ざける方向に葉を開く。蒸気でやけどをしないようにし、魚と香草の具が熱く、魚がしっとりしている状態で出す。

実用情報

実用情報

食べ方・保存・調整のポイント

食べ方: 葉を開き、魚と煮たプランテンを一緒に盛る。葉の蒸気は非常に熱い。 道具の違い: オーブンで作る方法は炭火焼きと同じ香りにはならない。 材料の置き換え: bijao がない場合、食品用バナナの葉に変更できるが、葉特有の香りが変わる。 保存・再加熱: 2時間以内に4 °C以下へ冷蔵し、3~4日以内に食べる。再加熱時は74 °Cまで熱くする。

確認ポイント

確認ポイント

  • 葉が裂ける葉が乾いて硬い。焦がさずに少しずつ温め、柔らかくした2枚を重ねて包む。
  • 魚がぱさつく切り身が加熱時間に対して薄過ぎる。厚い部分を測り、63 °Cに達したところで加熱を終える。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量4人分のうち1人分(多めの量)
  • エネルギー500 kcal
  • 炭水化物53 g
  • たんぱく質47 g
  • 脂質14 g
  • 食物繊維5 g
  • ナトリウム830 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

魚を含みます。魚の中心は63 °C以上にし、葉包みを開く際の熱い蒸気に注意します。使用する bijao は必ず食品に使える葉とし、観賞用の葉を流用しません。 生の肉・魚介に触れた手や器具を即食の食材と分けて洗う。残った料理は浅い容器で速やかに冷やし、調理後2時間以内に4 °C以下の冷蔵庫に入れ、3~4日以内に食べ切る。再加熱は中心74 °Cまで行う。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 香草をまとった doncella が、葉の中で水分を保ってしっとり加熱される。
  • 大切な点: 葉を破かず包み、焼き上がりを魚の中心温度で確認する。