ペルーの代表料理

Mondongo huancaíno

ペルー中央高地ワンカヨ周辺と結び付くモンドンゴ。乾燥モテを牛の胃袋と肉で長く煮て、じゃがいもとアヒ・アマリージョ、香草を加えます。

ペルーの代表料理
共有
Mondongo huancaíno|ワンカヨ風モテと牛肉のスープ
Mondongo huancaíno|ワンカヨ風モテと牛肉のスープ
出来上がり 6人分
下準備 25分
加熱時間 213分
加熱を伴わない待ち時間 480分
合計時間 718分
概要

Mondongo huancaíno|ワンカヨ風モテと牛肉のスープ

Mondongo huancaínoはフニン州ワンカヨ周辺に結び付いた、牛の胃袋とモテを中心にしたスープです。地域でパタスカ(patasca)と呼ばれる料理との重なりがありますが、すべての作り手が同じ肉や野菜を用いるわけではありません。ここでは胃袋と牛肩肉、じゃがいもを組み合わせます。

大粒の乾燥モテは前夜に冷蔵庫で浸水させ、鍋に入れた肉とともに静かに長時間煮込みます。粒は水を吸って膨らみ、牛の胃袋は噛みやすくなります。途中でかき混ぜ、穀粒が鍋底に付かないようにします。

アヤクーチョのモンドンゴと違い、この配合ではアヒ・アマリージョとじゃがいもを鍋に加え、パセリ、ミント、オレガノで最後に香りを付けます。別に炒めたアヒ・パンカのソースは用いません。

材料

材料

材料

  • 260g 乾燥モテ(皮むきトウモロコシ)、洗浄して浸水する
  • 2000ml 飲用水(乾燥モテの浸水用。使用後は捨てる)
  • 350g 牛の胃袋、下処理済みの生のもの、短冊切り
  • 450g 牛肩肉、骨なし、4cm角
  • 450g 白いじゃがいも、皮をむき4つ割り
  • 130g 赤玉ねぎ、みじん切り
  • 22g アヒ・アマリージョ、種を除いて刻む
  • 14g にんにく、つぶす
  • 2300ml 新しい飲用水(スープ用)
  • 6g 塩(計量する)
  • 2g 乾燥オレガノ、ほぐす
  • 10g 生ミント、刻む
  • 12g 生パセリ、刻む
作り方

作り方

作り方

  1. 乾燥モテを浸水する。モテ260gをボウルに入れ、冷たい飲用水2000mlに浸し、冷蔵庫で8時間置く。水を捨てて十分にすすぐ。粒が膨らみ、浸水水が残っていない状態にする。

  2. 肉とモテのだしを作る。大きな鍋に水気を切ったモテ、牛の胃袋350g、牛肩肉450g、赤玉ねぎ130g、にんにく14g、新しい水2300mlを入れる。ゆっくり煮立てて浮く泡を取り、表面が静かに泡立つ状態にする。

  3. モテと肉を長く煮る。ふたを少しずらして弱火で165分煮込み、時々鍋底から混ぜる。胃袋は柔らかくなり、モテは大きく膨らんで中心まで噛みやすくなる。最も厚い牛肩肉の中心を温度計で測り、74 °C以上まで十分に加熱する。

  4. じゃがいもとアヒを加える。じゃがいも450g、アヒ・アマリージョ22g、塩6gを鍋に加え、具を汁に浸した状態でさらに28分静かに煮る。じゃがいもにフォークが通り、大粒のモテとともに形が保たれている。

  5. 香草を加えて盛る。火を止めてオレガノ2g、パセリ12g、ミント10gを混ぜ、6つの器に汁と具を均等に取り分ける。柔らかな穀粒と牛肉の上に、青い香草の香りが残る状態にする。

実用情報

実用情報

調理と保存のポイント

重いモテと肉は汁の下に沈むため、おたまで底から取り分け、すべての器に胃袋、牛肉、モテが入るようにします。少し置くとモテが汁を吸うので、提供前に静かに混ぜます。 8時間の冷蔵浸水を含めた計画で作ります。余ったスープは浅い容器に移して2時間以内に4 °C以下で冷蔵し、3日以内に食べてください。再加熱時は鍋の中を混ぜ、中心まで74 °C以上にします。 ワンカヨ風のモンドンゴはパタスカと呼ばれることもありますが、地方ごとに肉の種類が変わります。この料理ではじゃがいもとアヒ・アマリージョ、最後の香草を使い、アヤクーチョの赤い炒めだれとは区別します。

確認ポイント

確認ポイント

  • モテの中心が硬い浸水不足または煮込み不足です。強火にせず、中心までやわらかくなるまで時間を確保します。
  • じゃがいもが煮崩れる強く沸騰させたり早く入れたりした可能性があります。肉とモテが柔らかくなった後に加え、弱い煮立ちを保ちます。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量全体を6等分したうちの1人分(付け合わせを含む)
  • エネルギー430kcal
  • 炭水化物50g
  • たんぱく質28g
  • 脂質14g
  • 食物繊維6g
  • ナトリウム500mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

主要な優先アレルゲンは意図して加えませんが、市販食材の表示と交差接触を確認します。牛肉と胃袋を冷蔵管理し、下処理後は手と器具を洗います。肉の最も厚い部分の中心温度74 °C以上を食品用温度計で確認し、肉の色や柔らかさだけで安全と判定しないでください。 残ったMondongo huancaínoは調理後2時間以内(周囲が32 °Cを超える場合は1時間以内)に浅い容器へ小分けし、4 °C以下で冷蔵します。3日以内に食べ切り、再加熱時は中心まで74 °C以上にします。大鍋のまま室温で一晩放置しないでください。

仕上がり

仕上がり

モテと牛肉、胃袋、じゃがいもが柔らかく煮えた食べ応えのあるスープです。 長い弱火煮込みの後でじゃがいもとアヒを加え、最後に三種類の香草を合わせます。