フランスの代表料理

Sardines farcies au brocciu

新鮮なイワシを開いて中骨を外し、コルシカのブロッチュ、卵、香草を詰めて高温のオーブンで短時間焼く料理です。

フランスの代表料理
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Sardines farcies au brocciu:皿に盛り付けた一品
準備時間 35分
加熱時間 20分
合計時間 55分
出来上がり量 詰め物入りイワシ20尾
はじめに

Sardines farcies au brocciu コルシカ風ブロッチュ詰めイワシ

Sardines farcies au brocciuは、脂のある小魚のイワシと、コルシカを代表するフレッシュな乳清チーズのブロッチュを合わせる料理です。ブロッチュは単なるリコッタの言い換えではなく、この料理名の同一性に関わる材料です。ここでは新鮮なイワシを開いて中骨を取り、ブロッチュ、卵、にんにく、パセリ、チャイブのフィリングを詰め、揚げずにオーブンで焼きます。

小さな魚ほど下処理の丁寧さが仕上がりを左右します。中骨を外すときに左右の身を完全に分離せず、開いた状態でつながりを残すと、詰め物を支えやすくなります。フィリングは山盛りにせず、20尾へ均等に薄く分けます。詰め過ぎると扱いにくくなり、魚が安全に火が通る前にチーズ部分だけが過度に色づきやすくなります。

220℃のオーブンで20分焼き、端が軽く色づき、フィリングが固まったら仕上がりに近づいています。ただし食品安全上の終点は見た目ではなく、最も厚く詰めた1尾の中心温度63℃です。イワシ、ブロッチュ、卵を扱うため、準備中も冷蔵状態を保ちます。

成功のポイント

成功のポイント

  • 中骨を外しても、左右の身を完全に切り離さないようにします。
  • ブロッチュのフィリングは冷たく保ち、20尾へ均等に分けます。
  • 横から大きくはみ出すほど詰め過ぎません。
  • 提供前に最も厚い1尾で63℃を確認します。
材料

材料

  • 1,200g 新鮮な丸イワシ(約20尾。うろこ、頭、内臓、中骨を除いて可食部約800g)
  • 300g Brocciu AOP(フレッシュタイプ。十分に水気を切る)
  • 50g 全卵(大1個)
  • 5g にんにく(つぶす)
  • 15g イタリアンパセリ(細かく刻む)
  • 15g チャイブ(細かく刻む)
  • 4g 細塩
  • 1g 黒こしょう(挽きたて)
  • 20g オリーブオイル(耐熱皿と魚に使用)
作り方

作り方

イワシを開いて詰める

  1. イワシの骨を外す。うろこを取り、短時間すすいでから頭と内臓を除く。身を傷つけないように開き、中骨を持ち上げて外し、左右の身はフィリングを支えられる程度につながったままにする。キッチンペーパーで完全に水分を拭き、合計約20分で20尾を処理する。下処理後も魚は冷たく保ち、生魚を扱った手、まな板、道具を洗浄する。

  2. ブロッチュのフィリングを作る。ボウルでブロッチュ300g、卵50g、にんにく5g、パセリ15g、チャイブ15g、塩4g、黒こしょう1gをフォークで均一に混ぜる。20尾それぞれに約15gずつ分け、無理に押し込まずに魚を閉じる。フィリングが横から大きくはみ出さず、全尾に均等に入っている状態が目安。組み立てるまで卵とチーズのフィリングは冷蔵する。

焼く

  1. 詰めたイワシを焼く。オーブンを220℃に予熱する。浅い耐熱皿にオリーブオイルの一部を塗り、詰めたイワシを閉じ目を下にして一層に並べる。残りの油を表面に塗り、220℃で20分焼く。端が軽く色づき、フィリングが固まり、最も厚い1尾の中心温度が63℃に達したら取り出す。中心温度は食品用温度計で確認し、焼き上がりは速やかに提供する。

盛り付け

実用情報

盛り付け

1人5尾を温かいうちに出します。ブロッチュのフィリングは柔らかく塩味があるため、この配合では別のクリームソースは加えません。

作り置き

香草は先に刻めますが、ブロッチュと卵を混ぜ、イワシへ詰めるのは焼く直前に行います。準備済みの魚は覆って冷蔵し、室温に置いたままにしません。

保存と温め直し

残りは2時間以内に冷蔵し、2日以内に使います。温め直す場合は覆いをしてやさしく加熱し、中心温度74℃まで上げます。焼きたてより魚の身はやや締まります。フレッシュチーズのフィリングが水っぽくなりやすいため、冷凍は推奨しません。

代用

十分に水気を切ったフレッシュリコッタは、明確に代用品と表示する場合に限り使用できます。その場合は保護されたコルシカのBrocciuとしての同一性と風味を失います。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1食分詰め物入りイワシ5尾
  • エネルギー585kcal
  • 炭水化物4g
  • たんぱく質49g
  • 脂質37g
  • 食物繊維0g
  • ナトリウム650mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 魚

アレルゲン: 乳

アレルゲン: 卵

イワシ、ブロッチュ、卵は使用直前まで冷蔵する。

生の魚介による交差汚染を防ぐ。

最も厚い詰め物入りイワシを63℃まで加熱する。

残りは2時間以内に冷蔵し、温め直す場合は74℃まで加熱する。

よくある質問

よくある質問

缶詰のイワシでも作れますか?

作れません。この料理では、生のイワシを開いて骨を外し、フィリングを詰めて焼く工程そのものが必要です。

中骨を外した後も左右の身をつなげておく理由は?

つながった身が自然なポケットとなり、焼いている間にブロッチュのフィリングを支えやすくなるためです。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 新鮮なイワシにブロッチュ、卵、香草を詰め、高温で短く焼いたコルシカ風の一皿。
  • 決め手: 中骨を外しても左右の身を完全に分離させず、均等な量のフィリングを詰めること。