フランスの代表料理

Entrecôte à la bordelaise

厚さ約3cmの一枚肉の牛アントルコートを中心63℃以上まで焼き、3分間休ませる。赤ボルドーワインとエシャロットを煮詰めたソースを牛骨髄とバターで仕上げ、1人約75mlずつ添える。

フランスの代表料理
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Entrecôte à la bordelaise:板の上に並べた一品
準備時間 25分
加熱時間 38分
合計時間 66分
出来上がり量 ステーキ4枚。ソースは1人約75ml
料理の概要

Entrecôte à la bordelaise:ボルドー赤ワイン、エシャロット、骨髄のソースを添えるアントルコート

Entrecôte à la bordelaiseは、単なるステーキと茶色いグレービーではありません。地域性を示す中心は、赤のボルドーワインとエシャロットを十分に煮詰めたソースで、ここでは牛骨髄を加えて特有の濃厚さとなめらかさを持たせます。エシャロットはこさずに残し、骨髄を穏やかに温めた後、火を止めて冷たいバターを混ぜ込んでつやを出します。

ソースはステーキより先に作り始めます。赤ワイン300mlを約1/3量の100mlまで煮詰め、無塩のビーフストック250mlを加えて再び煮詰めます。骨髄とバターを含めた完成量は約300mlで、4人に約75mlずつ分けられます。ワインは十分な時間加熱しますが、アルコールが完全になくなるとは扱いません。

ステーキは、機械的テンダライズ処理をしていない一枚肉を4枚使います。各220g、厚さ約3cmで、焼いている間に2分ごとに返して均一に熱を入れます。食品用温度計を側面から最も厚い中心へ差し込み、フライパンに触れない位置で最低63℃に達することを確認し、その後必ず3分休ませます。この休ませ時間は表示時間に含まれる必須工程です。

成功のポイント

成功のポイント

  • ワインの煮詰めを早めに始め、焼き上がったステーキをソース待ちにしない。
  • バターを加えた後は強く沸騰させない。高温で煮立てると乳化が崩れやすい。
  • 温度計はステーキの側面から熱中心へ差し込み、フライパンに先端を触れさせない。
材料

材料

ステーキ

  • 880g 牛アントルコート、4枚。機械的テンダライズ処理なしの一枚肉。1枚約220g、厚さ約3cm
  • 15g 高温調理用のクセのない油。加熱後ステーキに残って食べる量は約8gを想定
  • 6g 細塩
  • 2g 粗びき黒こしょう

ボルドレーズソース

  • 300ml 辛口の赤ボルドーワイン、亜硫酸塩を含む
  • 120g エシャロット、細かいみじん切り
  • 250ml 無塩ビーフストック、セロリを使用
  • 60g 牛骨髄、食肉店で処理されたもの。角切りにして冷蔵
  • 40g 無塩バター、冷たい角切り
  • 2g フレッシュタイムの葉
  • 10g イタリアンパセリ、みじん切り
作り方

作り方

ソース

  1. ボルドーワインをエシャロットと煮詰める。小鍋にワイン300ml、エシャロット120g、タイム2gを入れ、中火でふたをせず15分煮る。液量が約100ml、つまりおよそ1/3まで減り、エシャロットが柔らかく、ワインの生っぽい鋭い香りが弱くなる状態にする。アルコールは減るが完全にはなくならない。直火の炎から離して扱う。

  2. ストックを加えてさらに煮詰める。ビーフストック250mlを加え、中火で約10分、液量が約280mlになるまで煮る。ソースがスプーンの背を薄く覆いながらも注げる程度の濃度にする。ストックにはセロリが含まれるため、アレルゲン表示を残す。

  3. 骨髄を温め、バターで仕上げる。冷えた骨髄60gを加え、弱火で中まで熱くなるまで約4分穏やかに加熱する。火を止め、冷たいバター40gとパセリ10gを混ぜ込む。こさず、完成量を約300mlにする。骨髄は使うまで4℃以下で冷蔵する。

ステーキ

  1. 一枚肉のステーキを焼き、63℃にする。肉の表面を水気を拭き、塩6gと黒こしょう2gを焼く直前に全体へ振る。厚手のフライパンに油15gを高温で熱し、4枚を約9分、2分ごとに返しながら焼く。側面から差した温度計で各ステーキの最も厚い中心が最低63℃に達することを確認する。表面はしっかり焼き色を付けるが、色だけで安全性を判断しない。

  2. 3分間休ませる。ステーキを温めた清潔な皿へ移し、63℃以上に達した後、必ず3分そのまま休ませる。肉汁が少量皿に出る程度で、余熱による温度上昇も見込む。3分の休ませ時間を短縮しない。

  3. すぐに盛り付ける。休ませた4枚へ熱いソースを均等に分け、1枚につき約75mlと、骨髄・エシャロットも同じ割合で添える。バターを乳化させたソースが分離する前にすぐ供する。加熱後もアルコールが残る可能性がある。

実用ガイド

実用情報

盛り付け

温めた皿に1人1枚のステーキを置き、約75mlのソースと骨髄・エシャロットを均等に分ける。じゃがいもやパンは好みで別添えにできるが、表示する栄養値には含まれない。

保存・温め直し・前日準備

ワインとストックまでの煮詰めは前日に作り、冷蔵できる。提供前に温め直し、その後骨髄を加え、最後にバターで仕上げる。残りのステーキとソースは別々の浅い容器ですばやく冷まし、2時間以内に4℃以下で冷蔵する。ソースは弱火で温め直し、強く沸かさない。ステーキは強く再加熱すると乾きやすい。

代用

- 別の辛口赤ワイン: 赤ワインとエシャロットのソースは作れるが、ボルドーワインを使わないとbordelaiseという地域的な意味は弱くなる。 - 骨髄を省く: ソースとしては成立するが、ここで採用している古典的要素が欠けるため、同じ仕上がりではない。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • ソースが薄い。バターを加える前のワインとストックの煮詰めが不足している。小麦粉を足さず、所定の最終量までふたをせず煮詰めてからバターを混ぜる。
  • バターが分離する。バターを加える時のソースが熱すぎる。火を止め、冷たいバターを少しずつ揺すり混ぜ、沸騰させない。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量ステーキ1枚とボルドレーズソース約75ml
  • エネルギー810kcal
  • 炭水化物2g
  • たんぱく質44g
  • 脂質69g
  • 食物繊維0g
  • ナトリウム763mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 乳、セロリ、亜硫酸塩

63℃+3分休ませる基準には、機械的テンダライズ処理をしていない一枚肉の牛肉を使う。

各ステーキの最も厚い中心を最低63℃まで加熱し、その後必ず3分休ませる。色は安全性の判定基準ではない。

牛骨髄は加熱するまで4℃以下で冷蔵する。

ソースにはワイン由来のアルコールが残る可能性があり、乳、セロリ、亜硫酸塩も含む。

よくある質問

よくある質問

ワインのアルコールは全部なくなりますか?

なくなりません。大きく煮詰めますが、加熱後もアルコールが残る可能性があるため、アルコールを含む料理として扱います。

なぜ機械的テンダライズ処理をしていない肉を指定するのですか?

ここでの63℃+3分休ませる扱いは一枚肉に対するものです。機械的テンダライズは表面の菌を内部へ移す可能性があり、同じ扱いにはできません。

仕上がり

仕上がり

  • 深く焼き色を付けたアントルコートに、赤ボルドーワインとエシャロットを濃縮したつやのあるソースと柔らかな骨髄を添える。
  • 決め手はソースを計量した最終量まで煮詰め、一枚肉を63℃まで焼いて3分間しっかり休ませること。