Brioche parisienne(ブリオッシュ・ア・テット)18cm型
Brioche parisienne は、ひだのある本体と、その中央にのる小さな頭状の部分で見分けられるブリオッシュです。装飾的な形に見えますが、実際にはバターを多く含む生地が十分な強度を持っているかどうかが表れます。焼き上がりは薄く濃いきつね色の皮と、ケーキ状ではなく繊維状にほぐれる柔らかな内相が目標です。この配合は18cmのブリオッシュ型に合わせており、生地量、発酵の高さ、焼成時間を一体として扱います。
強力な白小麦粉に対し、全卵は粉重量の60%、バターは約51%です。これだけ油脂と卵が多いと、混ぜる順序が重要になります。先にグルテンを十分に作り、その後でバターを段階的に吸収させます。最終生地温度は約24℃に抑え、バターが油状に溶け出さず、柔らかく可塑性のある状態を保ちます。室温で短く一次発酵させた後、4℃で長く冷やすことで、脂肪分が締まり、精密な成形がしやすくなります。
頭を中央に保つ鍵は形の作り方です。冷えた生地の約1/5を取り分け、細い首を持つ洋梨形にします。本体は表面を張らせて丸め、中央に深い穴を作り、その穴へ頭の細い首をしっかり差し込みます。25℃程度で穏やかに最終発酵させると、バターを軟化させすぎずに生地が膨らみます。頭がはっきり残り、本体が型の上端近くまで上がった段階で焼成に入ります。


