フランスの代表料理

ピペラード(Piperade)

玉ねぎ、完熟トマト、甘口青唐辛子をオリーブオイルでゆっくり柔らかくし、ピマン・デスプレットでまとめる野菜だけのピペラードです。

フランスの代表料理
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ピペラード(Piperade):鍋に入った一品
準備時間 20分
加熱時間 65分
合計時間 85分
出来上がり量 約1.25kg(副菜6人分)
紹介

玉ねぎ・トマト・甘口青唐辛子のバスク風ピペラード

ピペラードは、バスク地方とガスコーニュに結び付く、玉ねぎ、トマト、甘口の唐辛子を中心にした野菜料理です。ここでは卵やバイヨンヌ産ハムを基本配合へ入れず、野菜だけのベースとして作ります。

玉ねぎは焼き色を付けずに10分、甘口青唐辛子とにんにくはさらに20分ゆっくり加熱します。最後にトマトを加えて35分煮詰め、水分を飛ばしながらも野菜の輪郭が見える状態を残します。

ピマン・デスプレットは最後の5分に加えます。目標は焦げた香ばしさではなく、スプーンですくえる濃度と、鍋底に引いた筋が短時間残る程度のジャム状のまとまりです。

成功のポイント

成功のポイント

  • 玉ねぎも甘口青唐辛子も焦がさず、弱い火で水分を段階的に飛ばす。
  • 卵やハムは提供時の派生として扱い、この基本配合と栄養値には入れない。
材料

材料

  • 900g 完熟トマト(芯を除いて角切り、皮は残す)
  • 500g piment doux d’Anglet または薄皮の甘口青唐辛子(種を除き、8mm幅に切る)
  • 300g 玉ねぎ(薄切り)
  • 15g にんにく(みじん切り)
  • 45ml オリーブオイル
  • 2g ピマン・デスプレット
  • 6g 細塩
  • 1g 黒こしょう
  • 1 枚 ローリエ
作り方

作り方

作り方

  1. 玉ねぎを色付けずに柔らかくする。広口30cmソテーパンにオリーブオイル45mlを熱し、玉ねぎ300gと塩2gを入れる。弱めの中火で10分、定期的に混ぜ、焼き色を付けずに透き通って柔らかくする。

  2. 甘口青唐辛子をゆっくり煮る。甘口青唐辛子500g、にんにく15g、ローリエ1枚を加え、弱火で20分煮る。前半はふたを少しずらしてかけ、後半はふたを外す。唐辛子は柔らかくつやが出るが、ピューレ状に崩さず輪郭を残す。

  3. トマトを煮詰める。トマト900g、残りの塩4g、黒こしょう1gを加え、ふたをせず弱火で35分煮る。焦げ付かない程度に混ぜ、最後の5分にピマン・デスプレット2gを加える。鍋底に引いた筋が短時間残るジャム状で、唐辛子とトマトの形も見える状態にする。

提供・保存・作り置き

実用情報

提供

温かく、ぬるく、または室温で副菜として出す。卵やバイヨンヌ産ハムは提供時の派生で、基本配合には含まない。

作り置き

野菜は数時間前に切って別々に冷蔵できる。完成したピペラードは一晩冷蔵できる。

保存・温め直し

2時間以内に冷蔵し4日以内。鍋でゆっくり温めるか、短時間だけ室温に戻して提供する。

代用

piment doux d’Anglet がなければ、辛味の弱い薄皮の甘口青唐辛子を使える。厚肉のピーマンでは食感がより肉厚になる。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 野菜が揚げたような苦さになる火が強すぎる。広い鍋を使い、弱火で水分をゆっくり飛ばす。
  • 水っぽいトマトの水分が十分に飛んでいない。でん粉で固めず、ふたなしの加熱を続けて水分を飛ばす。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量ピペラード約205g
  • エネルギー145kcal
  • 炭水化物19g
  • たんぱく質3g
  • 脂質7g
  • 食物繊維5g
  • ナトリウム430mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:なし。ピマン・デスプレットなど唐辛子を扱った後は手を洗う。熱い油と煮立つトマトでのやけどに注意し、残りは2時間以内に冷蔵する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 野菜はジャム状にまとまりながら、甘口青唐辛子とトマトの形が見える。
  • 決め手: 焦がさず段階的に水分を飛ばし、ピマン・デスプレットを最後に加えることが決め手。