アルザス風クグロフ ― ラム酒漬けレーズンとアーモンド
クグロフはアルザスで親しまれる、背の高いひだ付きリング型の発酵菓子です。生地の中にはレーズンが入り、型の溝の底には丸ごとのアーモンドを置きます。食感はブリオッシュに近いものの、専用型、アーモンドの配置、レーズンの組み合わせによって独自の姿になります。
生地はバターを加える前に十分なグルテンを作ることが重要です。小麦粉、牛乳、卵、砂糖、塩、予備発酵させた生地を先にこね、伸びる力を付けてから柔らかいバターを少しずつ加えます。仕上がり生地温度を24〜26℃に保つと、発酵を進めながらバターが油状になるのを防ぎやすくなります。
レーズンはダークラムに1時間浸し、5分水切りしてから生地へ加えます。一次発酵と、容量2L・22cmの型での最終発酵を行い、濃いきつね色まで焼きます。中心まで生地が固まっていることを確認してから網で完全に冷まし、15gの粉糖を薄く振ります。ラム酒のアルコールが焼成で完全になくなるとは扱いません。


