ウイヤード・カタラン―白いんげん豆、キャベツ、豚肉のルシヨン風煮込み
Ouillade catalane は、カタルーニャ語の ollada とも呼ばれ、フランス南部ルシヨンの冬の食文化に結びつく一鍋料理です。白いんげん豆、キャベツ、根菜、豚肉を、名称の由来にも関係する olla のような大鍋でゆっくり煮ます。白いんげん豆と豚肉を使う点ではカスレと共通しますが、焼いて表面に層を作る工程はなく、煮汁、キャベツ、複数の野菜が最後まで主役として残ります。
作業は前日から始まります。乾燥白いんげん豆を冷蔵庫で12時間浸水し、浸水液は捨て、新しい水で煮ます。骨付き豚すね肉と塩漬けベーコンは豆と最初から入り、最も時間のかかる肉と豆に十分な加熱を与えます。キャベツ、にんじん、ポロねぎ、セロリ、にんにくは後から加え、じゃがいもと生の豚ソーセージは最後の30分に入れることで、煮崩れを抑えます。
この料理では購入重量と可食量を分けて考える必要があります。600 gの骨付き豚すね肉には骨や食べられない結合組織が含まれ、煮た後に骨を外して鍋へ戻す可食肉は約270 gを想定します。生ソーセージはひき肉製品なので中心71 °Cまで加熱します。完成したウイヤードは煮汁とともに熱く提供し、室温で何日も継ぎ足す「永久鍋」のような扱いはしません。


