フランス料理のレシピ

Hareng pommes à l’huile(ニシンとじゃがいものオイルサラダ)

市販のそのまま食べられる燻製ニシンを、温かいうちにオイルと白ワインビネガーをなじませた粘質じゃがいも、赤玉ねぎ、パセリと合わせ、魚の低温管理を保ちながら短く冷やします。

フランス料理のレシピ
共有
Hareng pommes à l’huile(ニシンとじゃがいものオイルサラダ):器に盛り付けた一品
準備時間 25分
加熱時間 18分
合計時間 88分
出来上がり量 サラダボウル1杯分、完成重量約900g
はじめに

Hareng pommes à l’Huile — 温かいじゃがいもにドレッシングをなじませるニシンサラダ

Hareng pommes à l’huileは、ニシンとじゃがいもの対比を生かすフランスのビストロ風サラダです。ここでは家庭で魚を塩漬けしたり保存処理したりせず、市販のそのまま食べられる燻製ニシンフィレを使います。じゃがいもは煮崩れしにくい粘質タイプを選び、厚めの輪切りが最後まで形を保つようにします。

この料理では、じゃがいもとニシンで適した温度が違います。じゃがいもは温かいうちに油とビネガーを吸収しやすいため、冷え切る前に赤玉ねぎ、パセリ、ドレッシングと合わせます。一方、ニシンは4℃以下で冷蔵しておき、じゃがいもの蒸気が消えて「熱い」状態ではなくなってから加えます。

ニシンは商品表示に従って扱い、使用前に指先で骨の残りを確認します。この配合で指定している商品は脱塩のための浸水を必要としません。別の商品で浸水が明示されている場合だけ、その指示に従い、かかる時間も全体の工程に加える必要があります。

45mlの菜種油は炒め油ではなく、すべてサラダに残るドレッシングの一部です。そのため栄養値には全量を含めています。組み立て後の30分冷蔵は、じゃがいもに味をなじませながらニシンを安全な低温に保つための工程で、実際の合計時間に含まれます。

成功のポイント

成功のポイント

  • 市販のそのまま食べられるニシンを使い、商品表示に従う。家庭での塩漬けや燻製をこの手順の代わりにしない。
  • 煮崩れしにくいじゃがいもを選び、中心がやわらかくなっても形が残るところで加熱を止める。
  • じゃがいもは温かいうちに味をなじませるが、ニシンはじゃがいもの蒸気が消えてから加える。
材料

材料

サラダ

  • 500g 粘質のじゃがいも、丸ごと購入し、よく洗って皮付きでゆでる — 傷んだ皮だけ除いた加熱後可食部は約450g
  • 200g 市販のそのまま食べられる燻製ニシンフィレ、水気を切り、冷蔵しておく — 小骨を丁寧に確認し、家庭での保存処理は行わない
  • 80g 赤玉ねぎ、ごく薄切り
  • 10g イタリアンパセリ、刻む

ドレッシング

  • 45ml 菜種油、計量し全量をサラダに残す
  • 20ml 白ワインビネガー、亜硫酸塩の表示を確認する
  • 1g 黒こしょう、ひきたて
作り方

作り方

作り方

  1. 冷たい材料とドレッシングを準備する。じゃがいもを洗い、赤玉ねぎを薄い半月切りにし、パセリを刻む。菜種油、白ワインビネガー、黒こしょうを均一になるまで混ぜる。ニシンはこの間も4℃以下で冷蔵する。

  2. じゃがいもをゆでる。じゃがいもを冷水から火にかけ、穏やかな沸騰を保って約18分ゆでる。細いナイフを中心へ刺したときにわずかな抵抗が残り、皮が大きく裂けていない状態で止める。湯切りは蒸気を避けて行う。

  3. 温かいうちにドレッシングをなじませる。手で扱える温度になったじゃがいもは、浮いた皮や傷んだ部分だけ除き、厚めに切る。ドレッシング、赤玉ねぎ、パセリと5分ほどやさしく和える。じゃがいもの表面がつややかになり、形は崩れず残る状態にする。

  4. ニシンを加える前に冷ます。ドレッシングをなじませたじゃがいもを15分置く。ボウルから目に見える蒸気が上がらず、触れると「熱い」ではなく「温かい」状態になったら次へ進む。

  5. ニシンを加える。清潔な指先でニシンフィレを軽くなぞり、小骨があれば取り除く。幅広の食べやすい大きさに切り、じゃがいもをつぶさないようにボウルへ加えてやさしく混ぜる。ニシンの形がはっきり残るようにする。

  6. 短く冷やす。ボウルを覆い、4℃以下で30分冷蔵する。全体が冷え、じゃがいもがドレッシングを吸っても乾いていない状態で提供する。

提供のしかた

実用情報

提供のしかた

油が固くならず、じゃがいもの味が分かるよう、冷蔵庫から出した直後の冷え切った状態ではなく、冷たい〜やや冷たい程度で提供します。4等分し、ニシンをじゃがいもへつぶし込まず、魚の形が見えるように盛ります。

保存と温め直し

覆って4℃以下で保存し、2日以内に使います。冷たい魚のサラダなので、冷凍と再加熱はおすすめしません。どちらも食感を損ね、この料理には必要のない処理です。

作り置きと代替

じゃがいもは数時間前にゆでてドレッシングをなじませることができますが、ニシンはじゃがいもが冷めてから加え、完成後は必ず冷蔵します。使用する市販ニシンの商品表示に浸水が必要と明記されている場合だけ、その指示に従います。このレシピで指定したそのまま食べられるフィレには脱塩工程はありません。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1食分約225g
  • エネルギー290kcal
  • 炭水化物27g
  • たんぱく質13g
  • 脂質15g
  • 食物繊維3g
  • ナトリウム820mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

ニシンに由来する魚を含みます。白ワインビネガーには商品によって亜硫酸塩が含まれるため、実際の表示を確認してください。そのまま食べられるニシンと完成したサラダは4℃以下で保ち、小骨があれば取り除き、残りは2時間以内に冷蔵します。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 温かいうちに味をなじませたじゃがいもに、冷えた燻製ニシン、赤玉ねぎ、パセリが形を保って混ざる、油の重さを感じにくいビストロ風サラダになります。
  • 決め手: ニシンは市販のそのまま食べられる製品を使い、熱いじゃがいもへ直接加えないことです。