フランス料理のレシピ

Gâteau de Savoie(ガトー・ド・サヴォワ)

泡立てた卵、小麦粉、コーンスターチで高さを出す、軽く弾力のあるサヴォワ地方の菓子です。香りはレモンの皮で控えめに付け、バターや油脂、ベーキングパウダーは生地に加えません。

フランス料理のレシピ
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Gâteau de Savoie(ガトー・ド・サヴォワ):切り口が見える一品
準備時間 26分
加熱時間 38分
合計時間 124分(2時間4分)
出来上がり量 直径20cmの丸型1台、8切れ
紹介と概要

Gâteau de Savoie — 卵の泡で軽く仕上げるサヴォワ地方のスポンジ

Gâteau de Savoie は biscuit de Savoie とも呼ばれ、濃厚さよりも軽さが持ち味の菓子です。卵黄と全卵1個を砂糖とともにリボン状になるまで泡立て、残りの卵白は別に中程度の角が立つまで泡立てます。ふるった小麦粉とコーンスターチを卵白と交互に加えることで、細かく弾力があり、バターケーキより明らかに軽い生地になります。

この配合は génoise や chiffon とは異なります。溶かしバターや油を生地に加えず、化学膨張剤も使いません。したがって、膨らみはすべて卵に取り込んだ空気に依存します。粉類を必ずふるい、粉と卵白を一度に押し込まず交互に加え、白い筋や粉だまりが消えたらすぐに混ぜ終えることが重要です。

直径20cmのスプリングフォームを使うと、泡の構造が分かる高さに焼き上がります。表面を軽く押すと戻り、中心に刺した竹串がきれいに抜けたら加熱は十分です。ただし熱いうちは非常にもろいため、慎重に型から外し、ケーキクーラーで60分完全に冷まして蒸気を逃がし、きめを安定させてから切ります。

成功のポイント

成功のポイント

  • 卵は室温に近づけ、泡立ちを安定させる。
  • 卵白は乾いた硬い泡ではなく、つやがあり先端が少し曲がる中程度の角にする。
  • 底から大きくすくうように混ぜ、均一になったらすぐに焼成へ進む。
材料

材料

  • 75g プレーンな小麦粉 — ふるう
  • 45g コーンスターチ — 小麦粉と一緒にふるう
  • 166g 細目のグラニュー糖 — 生地に160g、型にまぶしたうち約6gを仕上がりに含める
  • 300g 卵の可食部 — 大きめの卵6個分。5個は卵黄と卵白に分け、1個は全卵のまま使う
  • 8g 無塩バター — 柔らかくする。型用で、栄養計算では約5gを仕上がりに残す
  • 8g レモンの皮 — 約2個分を細かくすりおろす
作り方

作り方

作り方

  1. 型とオーブンを準備する。20cmのスプリングフォーム型の底にオーブンシートを敷き、側面に薄くバターを塗り、砂糖10gをまぶして余分を落とす。オーブンを180℃に予熱し、10分を見込む。型に薄い砂糖の層が付き、オーブンが180℃に達している状態にする。

  2. 粉類をふるう。75gの小麦粉と45gのコーンスターチを合わせて細かくふるう。2分ほどで、だまがなく均一に混ざっていることを確認する。粉を顔の近くで勢いよく扱わない。

  3. 卵黄側をリボン状にする。卵黄5個分と全卵1個、160gの砂糖、8gのレモンの皮を大きめのボウルに入れ、ミキサーで約4分泡立てる。色が淡くなり、持ち上げた生地が帯状に落ち、表面に一瞬跡が残る状態が目安。生の卵液は味見しない。

  4. 卵白を泡立てる。清潔で油分のないボウルで卵白5個分を約4分泡立てる。つやがあり、角を立てると先端が少し曲がる中程度の固さにする。乾燥してぼそぼそになるまで泡立てない。

  5. 粉類と卵白を交互に混ぜ込む。ふるった粉類と泡立てた卵白を数回に分けて交互に卵黄生地へ加え、ゴムべらで底から返すように約6分、粉だまりや白い筋が残らないところまでやさしく混ぜる。泡を潰さず、均一になったら止める。

  6. 焼く。180℃のオーブンで38分焼く。表面を軽く押すと戻り、中央に刺した竹串がきれいに抜けることを確認する。完全に加熱して卵の泡構造を固定する。熱い型は必ずミトンで扱う。

  7. 型から外して冷ます。焼き上がり後に短く落ち着かせてから慎重に型を外し、ケーキクーラーで60分完全に冷ます。生地が落ち着き、切る前に内部まで完全に冷えていることを確認する。熱いうちは非常にもろいため無理に動かさない。

盛り付け・保存・作り置き

実用情報

盛り付け・保存・作り置き

完全に冷まして8等分します。そのままで十分軽く、必要ならごく薄く砂糖を振る程度にし、クリームを厚く塗ったり詰め物をしたりして別の菓子に変えません。

盛り付け・保存・作り置き

作り置きは同日の早い時間に焼く方法が適しています。完全に冷めてから乾燥しないよう覆い、涼しい室温で約2日を目安に保存します。再加熱は軽いきめを損ないやすく、必要ありません。

盛り付け・保存・作り置き

コーンスターチは軽い家庭向けの仕上がりを作ります。重量を同じにしたじゃがいもでんぷんも構造上の役割を果たせますが、吸水性はわずかに異なります。粉を追加して調整するのではなく、泡を保った均一な生地状態を優先します。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量8切れのうち1切れ
  • エネルギー197kcal
  • 炭水化物33.5g
  • たんぱく質5.7g
  • 脂質4.2g
  • 食物繊維0.4g
  • ナトリウム54mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 卵、小麦(グルテン)、型に使うバター由来の乳

生の卵の泡や生地を味見しない。

中心まで完全に焼き、竹串に生の生地が付かないことを確認する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 淡い金色で弾力があり、きめ細かく、レモンが穏やかに香る軽いケーキ。
  • 決め手: 粉をよくふるい、中程度の卵白の泡を作り、交互にやさしく混ぜて卵の泡を守る。