Quenelles de brochet sauce Nantua — カワカマスのクネルとザリガニ風味のナンチュアソース
Quenelles de brochet sauce Nantuaは、リヨン周辺のカワカマスのクネルと、ナンチュアに結び付くザリガニのソースを一皿にした料理です。クネルは単なる小麦粉団子ではありません。骨を除いた冷たいカワカマスに、牛乳・バター・小麦粉で作ったパナード、卵、バターを合わせ、冷やしてから楕円形に整えることで、軽さと弾力を作ります。
温度管理は二重に重要です。魚のすり身は冷たい状態を保ち、パナードは十分に火を入れて水分を飛ばした後、魚に加える前に完全に冷まします。生の魚のすり身を味見せず、小さな試し分を約3分ポシェして中心63℃まで加熱し、その食感と塩味を確認します。本番のクネルも激しい沸騰ではなく、ごく穏やかな微沸騰で火を通します。
ナンチュアソースは、軽いルーと牛乳のベースに生クリーム、60gの市販ザリガニバターを加え、最後に120gの加熱済みザリガニ尾肉を入れます。尾肉には殻片が残っていないか確認します。63℃に達したクネルにソースを全量かけ、190℃で15分だけ焼きます。最後の焼成は加熱不足を補う工程ではなく、全体を熱くし、クネルをふくらませ、ソースとなじませるための工程です。


