フランス料理のレシピ

Poulet de Bresse à la crème

本物のVolaille de Bresse AOPをバターで焼き、マッシュルーム、玉ねぎ、白ワイン、生クリームで穏やかに煮込み、鶏肉を74℃で取り出してからソースをなめらかに煮詰める。

フランス料理のレシピ
共有
Poulet de Bresse à la crème:フライパンに入った一品
準備時間 25分
加熱時間 70分
合計時間 95分
出来上がり量 濃厚な主菜6人分
料理について

ブレス鶏のクリーム煮|マッシュルームと白ワイン

Poulet de Bresse à la crèmeでは、名前そのものが材料の条件になります。Volaille de Bresseは保護された鶏の名称なので、この料理名を使うなら本物のVolaille de Bresse AOPが前提です。質のよい放し飼い鶏でもおいしいクリーム煮は作れますが、同じ名称の料理として扱うのではなく、別の鶏を使ったアレンジとして示します。

味の構成は明快です。バターで鶏肉を焼き、マッシュルームと玉ねぎを加え、辛口白ワインを煮詰めてから、脂肪分約30%の液体生クリームを加えます。ワインの酸味を先に煮詰め、生クリームを強く沸騰させないことが、分離を防ぐうえで重要です。

各ピースが74℃に達したら鶏肉を取り出し、ソースだけを約8分煮詰めます。これにより、胸肉や脚肉を必要以上に加熱せず、ソースだけをスプーンの背にまとわり付く濃度へ持っていけます。出来上がったソースは全量を提供します。

成功のポイント

成功のポイント

  • Poulet de Bresseの名称を保つ場合はVolaille de Bresse AOPを使う。
  • 生クリームを加える前に白ワインを十分に煮詰める。
  • 鶏肉は74℃で取り出し、ソースだけを最後に煮詰める。
材料

材料

ブレス鶏

  • 2000g Volaille de Bresse AOP — 骨付き・皮付き8ピースに分ける。保護された鶏の名称が料理の条件
  • 80g 無塩バター — 焼き付け用
  • 8g 細塩 — 分けて使う
  • 2g 黒こしょう — 挽きたて

クリームソース

  • 250g マッシュルーム — 4等分
  • 150g 黄玉ねぎ — 4等分して層をほぐす
  • 15g にんにく — 軽くつぶす
  • 30g 小麦粉
  • 200ml 辛口白ワイン — 亜硫酸塩を含む
  • 800ml 液体生クリーム — 乳脂肪分約30%
作り方

作り方

クリームで煮込む

  1. ブレス鶏を焼く。広いパンにバターを溶かし、鶏肉を皮側から数回に分けて焼く。皮に濃い金色の焼き色が付き、バターの固形成分が黒く焦げていない状態にする。清潔な皿へ移す。

  2. マッシュルームと玉ねぎを炒める。玉ねぎ、マッシュルーム、にんにくを加え、鍋底を軽くこそげながら6分加熱する。玉ねぎがやわらかくなり、マッシュルームはつやが出ても崩れていない状態にする。

  3. 白ワインを煮詰める。小麦粉を振り入れて1分混ぜ、白ワインを加えて煮詰める。粉がなじみ、ワインが野菜の周りを薄く覆う程度のグレーズ状になればよい。

  4. 生クリームで穏やかに煮る。生クリームを注ぎ、鶏肉を戻して弱い沸騰まで上げる。約32分、途中で1回返して煮る。各ピースの骨から離れた最も厚い部分を測り74℃になったら、温かい清潔な皿へ取り出す。

  5. クリームソースを仕上げる。鶏肉を出した後、ふたをせずソースを約8分煮る。分離せず、なめらかな膜がスプーンの背を覆う濃度にする。鶏肉を戻してソースをまとわせ、すぐに出す。

サービスと段取り

実用情報

サービスと段取り

各皿に十分なソースを添えてすぐに出す。淡い味の主食を別添えにできるが、基本レシピには含めない。

作り置き

マッシュルームと玉ねぎは当日の早い時間に準備できる。食感を保つため、鶏肉の焼き付けとクリーム煮は提供に近い時間に行う。

保存と温め直し

残りは2時間以内に冷蔵し、3〜4日保存する。温め直しは鶏肉が74℃になるまで弱い火で行い、生クリームが分離するような激しい沸騰を避ける。

代用について

別の上質な放し飼い鶏でも同じ技法は使えるが、Volaille de Bresse AOPではないためPoulet de Bresse à la crèmeとは呼ばない。低脂肪のクリームは濃度と安定性が変わる。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量加熱後のブレス鶏の肉と皮約180g+クリームソース約180g
  • エネルギー890kcal
  • 炭水化物16g
  • たんぱく質50g
  • 脂質69g
  • 食物繊維1.5g
  • ナトリウム780mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

バターと生クリーム由来の乳を含む。

小麦粉由来の小麦・グルテンを含む。

白ワイン由来の亜硫酸塩を含む。

生の鶏肉による交差汚染を防ぐ。

各ピースは骨から離れた最も厚い部分を74℃にする。

白ワインは加熱後もアルコールが残る可能性があり、亜硫酸塩も残る。

残りは2時間以内に冷蔵し、温め直しは74℃まで行う。

骨と熱いバターに注意する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 本物のブレス鶏に、マッシュルームと白ワインを含む濃厚でなめらかなクリームソースが絡む。
  • 決め手: クリームを穏やかな火で保ち、鶏肉が74℃に達してからソースだけを煮詰める。