フランス料理のレシピ

Dombrés aux crevettes

小麦粉と水で作る小さなdombrésを香味豊かなトマトソースで直接煮込み、中心まで粉っぽさがなくなってから、殻と背わたを除いたえびを最後の数分だけ加える。団子をしっかり火入れしながら、えびを硬くしない順序が要点です。

フランス料理のレシピ
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Dombrés aux crevettes:皿に盛り付けた一品
準備時間 35分
加熱時間 30分
合計時間 85分
出来上がり量 主菜4人分
料理の概要

Dombrés aux crevettes:クレオール風トマトソースで煮る、グアドループのえびと小麦粉団子

Dombrés aux crevettesは、グアドループで作られるdombwé系の料理です。dombrésはえびの横に添える別ゆでの団子ではなく、小麦粉の小さく締まった生地をソースの中で直接煮ることが料理の構造そのものです。煮る間にトマト、オールスパイス、タイム、青ねぎ、にんにく、唐辛子の風味を吸い、同時に少量のでんぷんが出てソースに自然なとろみがつきます。

決定的なのは火入れの順序です。1個8〜10g、直径約2cmのdombrésは、切った中心に乾いた粉や生の粉芯がなく、弾力が出るまでしっかり煮る必要があります。一方、えびは数分で火が通るため、最初から一緒に煮ると団子が仕上がる前に硬くなります。ここでは団子を先に煮切り、えびは最後に加え、最も厚い部分が63℃に達することを安全上の基準とします。真珠色で不透明になることは、温度測定を補う品質の目安です。

この分量では、購入時から殻と背わたを除いた生えび600gを使うため、購入時重量と可食部重量は同じです。殻で別にだしを取る工程は含みません。計量したソースは全量を食べる前提です。ハバネロは刻まず、丸ごと1か所だけ刺して香りと辛味を移します。辛さが十分に出たら、盛り付け前に取り除けます。

成功のポイント

成功のポイント

  • 最初の数個は8〜10gを量り、以後の大きさの基準にする。大きすぎるdombrésは中心が粉っぽく残りやすい。
  • パセリ15gのうち仕上げ用5gは、生えびを扱う場所や器具から完全に分けておく。
  • 団子をソースに入れた後は、くっつかない程度にやさしく混ぜる。激しく混ぜると表面が崩れ、ソースが糊状になりやすい。
材料

材料

Dombré生地

  • 400g 無漂白の小麦粉
  • 220ml 水、室温
  • 4g 細塩

えびとクレオール風ソース

  • 600g 生えび、殻と背わたを除いたもの。購入時重量=可食部重量。加熱直前まで4℃以下に保つ
  • 30g クセのない加熱用油
  • 150g 黄玉ねぎ、みじん切り
  • 40g 青ねぎ、薄切り
  • 10g にんにく、みじん切り
  • 400g 食塩無添加の缶詰カットトマト
  • 30g トマトペースト
  • 600ml 水、ソース用
  • 15g イタリアンパセリ、刻む。5gは清潔な仕上げ用に取り分ける
  • 2g ドライタイム
  • 1g オールスパイスパウダー
  • 10g ハバネロ、丸ごと。1か所だけ穴を開ける
  • 30ml ライム果汁
  • 3g 細塩
  • 1g 粗びき黒こしょう
作り方

作り方

生地

  1. Dombré生地をこねる。ボウルに小麦粉400g、塩4g、室温の水220mlを入れ、約10分、硬めでなめらかな生地になるまでこねる。乾いた粉が残らず、形を保てる状態にする。清潔な手と作業台を使う。

  2. 生地を休ませる。生地を覆い、室温で20分休ませる。休ませた生地は少ししなやかになり、端がひび割れずに丸められる。生えびと、その器具から離して置く。

  3. 同じ大きさに丸める。生地を1個8〜10g、直径約2cmに丸め、清潔なトレーに重ならないよう並べる。作業時間は約10分。大きさをそろえることで中心まで同じ時間で火が通る。

ソースと加熱

  1. 香味野菜を炒める。4Lの広口鍋で油30gを中火にかけ、玉ねぎ150gと青ねぎ40gを柔らかくする。約6分のうち最後の1分でにんにく10g、タイム2g、オールスパイス1gを加え、にんにくを焦がさない。玉ねぎが透き通って柔らかくなり、にんにくが香る状態にする。生えびは引き続き4℃以下で保つ。

  2. トマトソースを煮る。カットトマト400g、トマトペースト30g、水600ml、パセリ10g、丸ごとのハバネロ、塩3g、黒こしょう1g、ライム果汁30mlを加える。中火で温め、沸いたら中弱火にして5分、激しく沸騰させず安定した弱い沸騰を保つ。

  3. Dombrésを中心まで煮る。団子を1個ずつ入れ、くっつかないようやさしく混ぜる。ふたをせず中弱火で15分煮る。1個を清潔な包丁で切り、中心まで弾力があり、乾いた粉や生の粉芯が残っていないことを確認する。ソースは軽く団子に絡む程度に濃くなる。

  4. えびを最後に火入れする。冷えたえび600gを加え、中弱火で約4分加熱する。食品用温度計で最も厚いえびが63℃に達したら火を止め、取り分けておいたパセリ5gを混ぜる。えびは真珠色で不透明になり、硬くなりすぎず弾力が残る状態が目安。生えびに触れた皿や器具は、洗浄するまで仕上げ用パセリや加熱済み食品に触れさせない。

実用ガイド

実用情報

盛り付け

温めた4つの器に分け、各皿にえび、dombrés、濃いトマトソースが均等に入るようにする。この料理だけで主菜として十分な量です。米やパンを添える場合は別添えとし、4人分という基準をそれで増やさない。

保存・温め直し・前日準備

トマトと香味野菜のベースは前日に作り、すばやく冷まして冷蔵できる。生地を丸めることと、えびの火入れは食べる日に行う。残りはdombrésが水分を吸ってさらに濃くなるため、必要なら少量の水だけで調整し、激しく沸騰させず74℃まで温め直す。加熱済みの残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵する。

代用

- 殻付きえび: 同一の配合のままでは代用できない。殻付きで購入する場合は、購入時重量と可食率、栄養値を再計算する必要がある。殻でこして使うだしを取ることはできるが、この作り方には含まれない。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • Dombrésの中心が粉っぽい。団子が大きすぎるか、中心まで煮る前に次の工程へ進んでいる。1個8〜10g、直径約2cmにそろえ、えびを入れる前に1個を切って確認する。
  • えびが硬い。えびを早く入れすぎたか、63℃に達した後も加熱を続けている。団子が完全に煮えてから加え、最も厚い部分が63℃になったら速やかに火を止める。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量全量の1/4。ソースも全量の1/4を含む
  • エネルギー621kcal
  • 炭水化物91g
  • たんぱく質43g
  • 脂質10g
  • 食物繊維6g
  • ナトリウム887mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 甲殻類、小麦

生えびは鍋に入れるまで4℃以下に保ち、仕上げ用パセリや加熱済み食品用の器具と交差汚染させない。

最も厚いえびを63℃まで加熱する。真珠色で不透明になることは品質の目安であり、温度測定の代わりにはならない。

加熱済みの残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵し、温め直す場合は74℃まで加熱する。

よくある質問

よくある質問

殻付きえびでも作れますか?

作れますが、購入時重量、可食率、栄養値を再計算する必要があります。殻からこしただしを取る場合は、この殻なし配合とは異なる計量工程になります。

なぜ団子をえびより先に煮るのですか?

団子の中心まで火を通すには、えびよりかなり長い時間が必要だからです。終点を分けることで、中心まで煮えたdombrésと弾力のあるえびを同じ鍋で仕上げられます。

仕上がり

仕上がり

  • 濃いクレオール風トマトソースに、中心まで火の通ったdombrésと真珠色のやわらかいえびが入った仕上がり。
  • 決め手は団子を小さく均一にし、中心の粉っぽさが消えてから、えびを最後に63℃まで加熱すること。