フランス料理のレシピ

ピサラディエール(ニース風オニオンタルト)

オリーブオイル入りの発酵生地に、じっくり煮た玉ねぎ、アンチョビ、黒オリーブを重ねて焼くニースのピサラディエールです。

フランス料理のレシピ
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ピサラディエール(ニース風オニオンタルト):焼き上がりを丸ごと見せた一品
準備時間 30分
加熱時間 65分
合計時間 200分
出来上がり量 長方形12切れ
紹介

玉ねぎ・アンチョビ・黒オリーブのピサラディエール

ピサラディエールは、日本語でも「ニース風オニオンタルト」として紹介される、玉ねぎ、アンチョビ、黒オリーブをのせた発酵生地の料理です。トマト、チーズ、卵液はこの配合に入りません。

生地は小麦粉400gに水240ml、すなわち加水率60%で作り、生イースト12gとオリーブオイル20mlを加えて8分こねます。約90分、ほぼ2倍まで発酵させる間に、玉ねぎ1.5kgを別鍋でゆっくり煮ます。

玉ねぎは油の中で柔らかくしてからふたを外し、自由水分を飛ばします。30×40cmの天板に生地を均一に広げ、水っぽくない玉ねぎ、冷えたアンチョビ、種なし黒オリーブをのせ、200℃で20分焼きます。

成功のポイント

成功のポイント

  • 玉ねぎは色を付けず、ふたあり25分+ふたなし20分で余分な水分を除く。
  • 発酵生地は約2倍まで膨らませ、200℃で底まで完全に焼く。
材料

材料

  • 400g 小麦粉
  • 240ml 水(ぬるま湯。加水率60%)
  • 12g 生イースト
  • 8g 細塩
  • 20ml オリーブオイル
  • 1500g 黄玉ねぎ(皮をむき、薄切り)
  • 75ml オリーブオイル
  • 10g にんにく(2片、丸ごと軽くつぶす)
  • 2g タイム
  • 1g ローリエ
  • 1g ローズマリー
  • 60g アンチョビフィレ(汁気を切り、使うまで冷蔵)
  • 80g 黒オリーブ(種なし)
  • 1g 黒こしょう
作り方

作り方

作り方

  1. 生地をこねる。ぬるま湯240mlに生イースト12gを溶かす。小麦粉400g、塩8g、オリーブオイル20mlと合わせ、8分こねる。工程全体で12分を見込み、なめらかで弾力があり、少し粘るがボウルからきれいにはがれる生地にする。

  2. 90分発酵させる。生地を覆い、暖かい室温で90分休ませ、開始時のおよそ2倍まで膨らませる。指で軽く押した跡がゆっくり戻る状態を目安とする。暖房器具へ直接置かない。

  3. 玉ねぎをふた付きで煮る。発酵中に、広口32cmソテーパンへオリーブオイル75ml、薄切り玉ねぎ1,500g、丸ごと軽くつぶしたにんにく2片、タイム5g、ローリエ1枚、ローズマリー3gを入れる。弱火でふたをし25分、数回混ぜ、焦げた縁を作らず大きくかさが減るまで煮る。

  4. 玉ねぎの水分を飛ばす。ふたを外し、弱火でさらに20分煮て自由な水分を飛ばす。にんにくとハーブを取り除き、玉ねぎを広い皿に広げて強い蒸気を逃がす。玉ねぎは淡い色のまま柔らかく、鍋に水分がたまらない状態にする。

  5. 天板に広げてトッピングする。発酵した生地を油を塗った30×40cm天板へ均一に押し広げる。玉ねぎを端まで広げ、冷蔵しておいたアンチョビ60gと種なし黒オリーブ80gを均等に並べる。生地の厚みをそろえ、玉ねぎの液体をためない。

  6. 200℃で焼く。200℃に予熱したオーブンで20分焼く。縁がきつね色で、底まで生焼けではなく、玉ねぎはカリカリにせず柔らかい状態に仕上げる。大きな熱い天板は両手と乾いたオーブンミトンで支える。

  7. 15分冷まして12等分する。天板の上で15分冷ます。土台が切れる程度に締まり、トッピングが各片に付いた状態になったら黒こしょう1gを振り、12等分する。オリーブは種なし指定だが、種が残っていないか提供前に確認する。

提供・保存・作り置き

実用情報

提供

温かい状態または室温で12等分し、前菜、軽食、軽い食事として出す。トマト、チーズ、卵液は加えない。

作り置き

玉ねぎは1日前に調理して冷蔵できる。生地は焼く当日にこねて発酵させる。

保存・温め直し

2時間以内に冷蔵し3日以内。180℃のオーブンで6〜8分温めると底が戻りやすい。電子レンジでは生地が柔らかくなる。

代用

入手できる場合は一部のアンチョビを pissalat に置き換えられる。トマトソースやチーズを代用品として加えない。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 中央がべたつく玉ねぎの水分が多いか、生地が厚すぎる。玉ねぎをふたなしで十分に煮詰め、生地を均一に広げる。
  • 玉ねぎが柔らかくなる前に色付く火が強すぎる。砂糖は加えず、火を弱める。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量12切れのうち1切れ(約160g)
  • エネルギー255kcal
  • 炭水化物39g
  • たんぱく質8g
  • 脂質8g
  • 食物繊維4g
  • ナトリウム610mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:魚、小麦(グルテン)。アンチョビは使う直前まで冷蔵する。発酵生地は中心まで完全に焼き、熱い大型天板はオーブンミトンで扱う。種なしオリーブを使い、残りは2時間以内に冷蔵する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 底まで焼けた発酵生地に、淡い色の甘い玉ねぎ、アンチョビ、黒オリーブが一体になる。
  • 決め手: 玉ねぎを焦がさず十分に煮詰め、余分な水分を生地へ持ち込まないことが決め手。