フランス料理のレシピ

ジャンボン・ブール(Jambon-beurre)

新鮮で皮のぱりっとしたバゲットに、約18℃で塗りやすくしたドゥミ・セルバターと冷たい加熱済みハムだけを挟む、材料3つのフランス式サンドイッチです。

フランス料理のレシピ
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ジャンボン・ブール(Jambon-beurre):接写した一品
準備時間 10分
加熱時間 0分
合計時間 10分
出来上がり量 半分サイズのバゲットサンド2個
はじめに

バゲット、ドゥミ・セルバター、加熱済みハムで作るジャンボン・ブール

ジャンボン・ブールは、材料を増やさないこと自体が技法になるサンドイッチです。新鮮なバゲット、加熱済みハム、バターの三つが完成形であり、チーズ、葉野菜、マヨネーズ、マスタードを加える前提の土台ではありません。そのため、それぞれの重量比が、皮の歯切れ、ハムの塩味、冷たいバターの厚みを直接左右します。

ここではドゥミ・セルバターを80g使います。バターだけを約18℃まで短く戻し、パンの内側へ端まで均一に塗れるやわらかさにします。溶けて油っぽくなるほど温めません。一方、加熱済みハムは組み立て直前まで4℃以下で冷蔵し、扱いやすさのために安全な低温管理を崩さないようにします。

250g、長さ約55〜60cmの新鮮なバゲットを2等分し、1個につき約125gのパン、40gのバター、100gのハムという比率にします。バゲットは背側を少し残すように縦へ切って蝶番のように開きます。波刃包丁を使うと硬い皮を押しつぶしにくく、内部の気泡を保てます。

組み立てたらすぐ食べるのが最も適しています。持ち運ぶ場合は常温に置くより、しっかり包んで保冷剤とともに冷たく運びます。コルニッションや飲み物を添えることはできますが、それらはサンドイッチの基本構成にも栄養計算にも含めません。

成功のポイント

成功のポイント

  • 皮がまだぱりっとした、本当に新鮮なバゲットを使う。皮が革のようにしなびたパンでは食感の対比が失われる。
  • ドゥミ・セルバターは約18℃で塗れるやわらかさにし、溶かさない。
  • 加熱済みハムは最後まで冷たく保ち、チーズやサラダなど別の具材を過剰に足さない。
材料

材料

サンドイッチ

  • 250g 新鮮で皮のぱりっとしたバゲット、長さ約55〜60cm。可食重量
  • 80g ドゥミ・セルバター、約18℃までやわらかくするが油っぽく溶かさない
  • 200g 加熱済みハム、薄切り4枚。組み立てまで冷蔵する
作り方

作り方

作り方

  1. バターだけをやわらかくする。80gのドゥミ・セルバターを短時間だけ約18℃まで戻す。ハムは4℃以下で冷蔵したままにする。バターが溶けたり油がにじんだりせず、滑らかに塗れる状態にする。

  2. バゲットをつぶさず切る。波刃包丁でバゲットを縦に切り、背側に細い蝶番部分を残す。その後、同じ大きさの2個に分ける。各半分が蝶番のように開き、皮が割れず形を保つ状態にする。

  3. 三つの材料を組み立てる。半分のバゲット1個につき、切り口の両面へ40gのバターを端まで塗り、100gのハムを挟む。1個当たり約125gのバゲット、40gのバター、100gのハムという比率を保つ。

提供のしかた

実用情報

提供のしかた

組み立てたら、バゲットの皮がぱりっとし、バターが冷たさを残しながらしなやかなうちにすぐ食べます。コルニッションや飲み物は別に添えられますが、基本のジャンボン・ブールにも栄養計算にも含めません。

保存と温め直し

最も適しているのは作りたてです。持ち運ぶ場合はしっかり包み、できれば保冷剤を使って4℃以下に近い低温を保ち、その日のうちに食べます。加熱済みハムを常温に置く時間は合計2時間を超えないようにします。冷凍や再加熱はパンとバターの食感を損なうためおすすめしません。

作り置きと代替

材料は先に計量しておけますが、組み立ては食べる直前に行います。無塩バターへ替えると塩味の軸と指定した比率の印象が変わります。マスタード、チーズ、サラダを加えると、ここで扱う三要素のジャンボン・ブールではなく、意図的な別バリエーションになります。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1食分半分サイズのバゲットサンド1個
  • エネルギー770kcal
  • 炭水化物73g
  • たんぱく質29g
  • 脂質40g
  • 食物繊維4g
  • ナトリウム1,850mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

バゲットに由来するグルテンと、バターに由来する乳を含みます。加熱済みハムはそのまま食べられる製品ですが傷みやすいため、組み立てまで4℃以下で保ち、常温に置く時間をできるだけ短くします。すぐ食べない場合は冷たい状態で運びます。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 新鮮なバゲット、ドゥミ・セルバター、加熱済みハムだけで、皮の歯切れ、塩味、冷たいバターの厚みがはっきり分かるサンドイッチになります。
  • 決め手: バゲットの鮮度を最優先し、バターだけを約18℃まで戻してハムは冷たいまま組み立てることです。