フランスの代表料理

Rougail saucisse(ルガイユ・ソシス)

生と燻製の豚ソーセージを下ゆでして焼き色を付け、トマト、玉ねぎ、しょうが、唐辛子とともに煮詰める。ソースが水っぽく残らず、ソーセージにしっかり絡むまで仕上げる。

フランスの代表料理
共有
Rougail saucisse(ルガイユ・ソシス):器に盛り付けた一品
準備時間 25分
加熱時間 43分
合計時間 68分
出来上がり量 ルガイユ約1.55kg
紹介

Rougail saucisse — レユニオンのソーセージ煮込み

Rougail saucisse は、レユニオンで食べられるソーセージとトマトの煮込みで、別の文脈で「rougail」と呼ばれる刻んだ薬味や生の付け合わせとは異なります。生の豚ソーセージと燻製ソーセージを組み合わせ、完熟トマト、玉ねぎ、しょうが、バードアイチリで煮込みます。スパイスを多数重ねなくても、2種類のソーセージがソースに厚みを与え、トマトの水分で具材をまとめます。

ポイントは、煮汁を多く残さないことです。最初にソーセージを10分下ゆでし、切ってからしっかり焼き色を付けます。下ゆでで表面の塩分や脂の一部を落とし、焼き付けによって切り口に香ばしさを戻します。その後に玉ねぎ、しょうが、唐辛子を同じ鍋で炒め、最後にトマトを加えます。仕上げの煮込みでは水を足さず、トマト自身の水分を煮詰めてソーセージに絡む濃度まで持っていきます。

この分量には生の豚ソーセージが含まれるため、焼き色だけでは安全性を判断しません。厚い生ソーセージの一片で中心71℃を確認します。鍋に残った脂とソースは料理の一部としてすべて提供するため、栄養値も実際の仕上がりを基準にしています。燻製ソーセージは製品によって亜硫酸塩、マスタード、セロリなどの表示が異なるので、使用する商品のラベルを確認します。

成功のポイント

成功のポイント

  • トマトを加えた後は水を足さず、ソーセージに絡む濃度まで煮詰める。
  • ソーセージと玉ねぎは焦がさず、香ばしく色付けする。
  • 中心温度は生ソーセージの厚い部分で測る。
材料

材料

ルガイユ

  • レユニオン風の生豚ソーセージ 400g、下ゆで前は丸ごと。市販品を使い、生ソーセージとして十分に加熱する
  • レユニオン風の燻製豚ソーセージ 400g、下ゆで前は丸ごと。市販品で、この配合では亜硫酸塩表示のある製品を前提とする
  • 完熟トマト 700g、角切り
  • 玉ねぎ 250g、薄切り
  • 生しょうが 20g、皮をむいてつぶす
  • バードアイチリ 8g、つぶす
  • ニュートラルオイル 15ml
  • 細塩 2g
  • 黒こしょう 1g、挽きたて
作り方

作り方

下ゆでと下準備

  1. ソーセージを下ゆでする。生ソーセージと燻製ソーセージを穏やかに沸騰している湯へ入れ、10分ゆでてからトングで取り出し、水気を切る。皮が張り、リンクの形が崩れていない状態にする。

  2. 材料を切りそろえる。ソーセージを厚さ2cmの輪切りにし、トマトは角切り、玉ねぎは薄切り、しょうがと唐辛子はつぶす。ソーセージの輪切りが崩れず、香味野菜の大きさがそろうようにする。

焼き付けて煮込む

  1. ソーセージに焼き色を付ける。厚手の煮込み鍋で油を熱し、ソーセージを加えて中強火で8分焼く。時々返し、複数の切り口にしっかり焼き色を付ける。皮や香味部分を黒く焦がさない。

  2. 香味野菜を炒める。玉ねぎ、つぶしたしょうが、唐辛子を加え、中火で5分加熱する。玉ねぎがやわらかくなって薄く色付き、しょうがと唐辛子が焦げずに香る状態にする。

  3. トマトソースを煮詰める。トマト、塩、こしょうを加えて混ぜ、ふたをして弱火で20分穏やかに煮る。水分が多い場合は、合計の加熱時間を延ばさず最後の5分だけふたを外す。厚い生ソーセージの一片を測り、中心71℃を確認する。ソースは濃い赤色でつやがあり、ソーセージの周囲に水っぽい汁がたまらない濃度まで煮詰める。

盛り付け

実用情報

盛り付け

熱いうちに白いご飯とともに出せる。好みで加熱した豆類を別添えにできるが、これらの付け合わせは栄養計算に含めない。

保存と温め直し

調理後2時間以内に冷蔵し、3日以内に食べ切る。残りを出す際は74℃まで再加熱する。

前日準備と代替材料

1日前に調理し、速やかに冷まして冷蔵できる。ソースは温め直しに向く。

代替材料

燻製ソーセージがない場合は、全量をレユニオン風の生豚ソーセージにできる。影響: 料理の構成は保てるが、燻製香が弱くなり、ナトリウム量も下がる可能性がある。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • ソースが水っぽいトマトから水分が多く出た、またはふたを閉めたまま煮込みすぎた可能性がある。最後の数分だけふたを外し、ソースがソーセージに絡むまで煮詰める。
  • ソーセージの皮が大きく破れる強く沸騰させすぎた、または熱いまま切った可能性がある。穏やかな沸騰を保ち、切る前に少し落ち着かせる。
1食分の栄養目安

1食分の栄養目安

  • 1食分の量ルガイユ約260g
  • エネルギー455kcal
  • 炭水化物14g
  • たんぱく質24g
  • 脂質34g
  • 食物繊維3g
  • ナトリウム1280mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 指定した燻製ソーセージ由来の亜硫酸塩。マスタードやセロリを含む場合があるため、実際の製品表示を確認する。

生ソーセージの中心を71℃まで加熱する。

唐辛子を扱った後は目に触れる前に手をよく洗う。

調理後2時間以内に冷蔵し、残りは74℃まで再加熱する。

取り扱い上の注意: 市販ソーセージはナトリウム量やアレルゲンが製品ごとに異なる。マスタード、セロリ、亜硫酸塩については商品ラベルを優先する。

よくある質問

よくある質問

ソースはさらさらでもよいですか?

適しません。トマトの水分を煮詰め、ソーセージにまとわり付く濃度にします。鍋底に残る液体は少量で、濃くまとまっている状態が目安です。

下ゆでは省けますか?

この手順では、レユニオンの調理法に沿って下ゆでを含めています。省くと塩分、脂の残り方、全体の加熱バランスが変わります。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: しょうがと唐辛子の輪郭がある濃いトマトと玉ねぎのソースに、ジューシーなソーセージが絡む。
  • 決め手: 下ゆでしてから焼き付け、水を足さずに煮詰め、生ソーセージの中心71℃を確認する。