フランス料理のレシピ

Azinat

サボイキャベツ、にんじん、じゃがいも、豚すね、豚皮入りソーセージ、鴨コンフィを長く煮込み、別に焼いた豚肉のrouzoleを鍋で仕上げ、ブイヨン、パン、チーズのgratinéeを添えるアリエージュの一皿です。

フランス料理のレシピ
共有
Azinat:深鍋のオレンジ色がかった赤いソースに入った大きな煮込み肉
準備時間 55分
加熱時間 225分
合計時間 285分
出来上がり量 たっぷり8人分+gratinée用ブイヨン
はじめに

Azinat|アリエージュのキャベツと豚肉の煮込み、rouzoleとgratinée

Azinatは、アリエージュのキャベツと豚肉を中心にした長時間煮込みです。この構成はサボイキャベツ、にんじん、じゃがいも、骨付き豚すね、豚皮入りソーセージ、鴨コンフィを使う濃厚なタイプで、豚肉のrouzoleと、ブイヨンを吸わせたパンにチーズをのせて焼くgratinéeも一緒に作ります。

時間は長いですが、工程を分けると整理できます。キャベツを5分下ゆでし、玉ねぎとにんじんを鴨脂で10分やわらかくします。豚すねとソーセージを水3500mlで45分煮てからキャベツを加え、さらに90分。別にrouzoleを作り、両面を各10分、合計20分焼きます。

最後にじゃがいも、鴨コンフィ、焼いたrouzoleを鍋へ加え、さらに45分静かに煮ます。rouzoleの中心は少なくとも71℃まで上げます。ブイヨンの一部は、田舎パン240gとチーズ120gを使うgratinéeにし、220℃で10分焼きます。残り物は浅い容器に分け、2時間以内に冷蔵します。

成功のポイント

成功のポイント

  • キャベツは5分下ゆでしてから長時間煮込みへ入れる。
  • rouzoleはフライパンで両面をしっかり固めてから鍋で中心まで仕上げる。
  • 長時間煮込み中は激しく沸かさず、汁が減りすぎたらふたの開き方と火力を先に調整する。
材料

材料

Azinatの鍋

  • 1500g サボイキャベツ。大1個を4分割し、厚い芯を整える
  • 600g にんじん。皮をむき大きく切る
  • 800g 粘質系じゃがいも。皮をむき、小さければ丸ごと、大きければ半分
  • 900g 骨付き豚すね肉
  • 400g 豚皮入りソーセージ。2本
  • 800g 鴨コンフィの脚。4本、表面の余分な脂を除く
  • 300g 黄玉ねぎ。薄切り
  • 30g 鴨脂。コンフィから取るか別に計量
  • 2 枚 ローリエ
  • 3500ml 水。鍋用に計量
  • 2g 黒こしょう

Rouzole

  • 350g 豚ソーセージミート
  • 150g カントリーハム。細かい角切り
  • 3 個 大きな卵
  • 150g 固くなったパンのクラム
  • 180ml 全乳。パンを浸す
  • 15g イタリアンパセリ。細かく刻む
  • 10g にんにく。細かく刻む
  • 15ml 中性油。rouzoleを焼く

Gratinée

  • 240g 田舎パン。薄切りで固くなったもの、または軽くトースト
  • 120g グリュイエール系チーズ。すりおろす
作り方

作り方

鍋を始める

  1. キャベツを下ゆでする。4分割したサボイキャベツを約100℃の沸騰湯へ入れ、5分ゆでて水気を切る。外葉は色が鮮やかになり少しやわらかくなるが、持ち上げられる程度の形を保つ。

  2. 玉ねぎとにんじんをやわらかくする。非常に大きな鍋に鴨脂30gを溶かし、玉ねぎ300gとにんじん600gを中弱火で10分加熱する。濃い焼き色を付けず、玉ねぎは透明感が出るまでやわらかくする。

  3. 豚肉の土台を煮る。豚すね900g、豚皮入りソーセージ400g、ローリエ2枚、黒こしょう2g、水3500mlを加える。沸騰させてアクを取り、ごく静かな煮立ちへ下げて45分煮る。生の豚肉に触れた器具と手は洗う。

キャベツを煮てrouzoleを作る

  1. キャベツを長く煮る。下ゆでしたキャベツを鍋へ入れ、ふたを少しずらして90分静かに煮る。キャベツは非常にやわらかくなり、豚すねは骨から身が離れ始める状態にする。

  2. rouzole用のパンを湿らせる。パンのクラム150gに全乳180mlを注ぎ、5分置く。軽く絞った後は均一にやわらかく湿っているが、余分な牛乳がたまらない状態にする。

  3. rouzoleを混ぜる。湿らせたパン、豚ソーセージミート350g、ハム150g、卵3個、パセリ15g、にんにく10gを7分で混ぜる。厚さ3〜4cmの大きなガレットにまとめられる、まとまりのある濃い生地にする。生豚肉と卵を混ぜた後は速やかに加熱する。

  4. rouzoleを焼き固める。直径28〜30cmのフライパンに中性油15mlを熱し、厚いガレット1枚に成形する。中弱火で片面約10分ずつ、合計20分焼く。両面をしっかり焼き色にし、1枚のまま返せる硬さにする。中心はまだ完全に火が通っていなくてもよく、後で鍋で仕上げる。

仕上げてgratinéeを作る

  1. じゃがいも、コンフィ、rouzoleを加える。じゃがいも800g、鴨コンフィ800gを鍋へ加え、焼いたrouzoleを上にのせる。ふたをして45分静かに煮る。じゃがいもは中心までやわらかくし、鴨を十分に温め、rouzoleの中心は少なくとも71℃にする。豚ひき肉と卵を含むため、中心71℃以上を温度計で確認する。

  2. ブイヨンのgratinéeを作る。オーブンを220℃にする。耐熱スープ皿に田舎パン240gを並べ、十分に浸る量の熱いブイヨンをかけ、すりおろしたチーズ120gをのせて10分焼く。チーズが泡立ち、ところどころ焼き色が付き、下のパンはブイヨンを完全に吸った状態にする。

  3. Azinatを盛る。肉、キャベツ、にんじん、じゃがいも、rouzoleを大きな皿へ取り出す。rouzoleを切り分け、gratinéeの後または一緒に提供する。5分で盛り付け、豚すねは骨から簡単に外れ、キャベツはスプーンで切れるほどやわらかく、rouzoleは中まで火の通ったしっとりしたくさび形に切れる状態にする。提供後の残りは2時間以内に冷蔵する。

盛り付け・保存・作り置き

実用情報

盛り付け・保存・作り置き

ブイヨンから作ったgratinéeを先に、または肉・キャベツ・にんじん・じゃがいも・rouzoleの盛り合わせと一緒に出します。長時間煮込みの段階まで前日に作れますが、浅い容器へ分けて早く冷やし、冷蔵します。提供日に再び煮立つところまで温め、最終食材を加えます。gratinéeは食べる直前に作る方が食感を保てます。残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵し、3日以内に使います。ブイヨン、肉、野菜は74℃まで再加熱し、gratinéeも別に中心74℃まで温めます。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 長時間煮込みで汁が減りすぎる火が強すぎるか、ふたが開きすぎている。早い段階で未計量の水を足さず、まず火を弱め、ふたをより閉じる。
  • rouzoleが返すとき割れる最初の面が十分に固まる前に返している。最初の面をもう少し固め、幅広の皿やフライ返しで支えて返す。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分肉、野菜、rouzoleの8分の1+gratinée
  • カロリー980kcal
  • 炭水化物58g
  • たんぱく質61g
  • 脂質56g
  • 食物繊維9g
  • ナトリウム2350mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 乳、卵、小麦。

豚肉と卵でまとめたrouzoleは中心71℃以上まで十分に加熱する。

残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵する。

温め直す場合は74℃まで加熱する。

加工豚肉とハムのためナトリウムが高く、仕上がりのブイヨンを味見する前に追加の塩を入れない。

仕上がり

仕上がり

  • 結果: やわらかなキャベツ、豚肉、鴨、じゃがいもにrouzoleが加わり、濃いブイヨンを吸ったチーズのgratinéeまで一体となる長時間煮込み。
  • 決め手: 各長時間工程を急がず、rouzoleを別に焼き固めてから鍋で中心71℃まで仕上げること。