フランス料理のレシピ

Petits farcis niçois(ニース風小野菜の肉詰め)

ズッキーニ、トマト、玉ねぎ、丸い甘口ピーマンの小さな器に、牛・豚ひき肉、パン、牛乳、卵を合わせた同じ詰め物を均等に詰めて焼きます。

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Petits farcis niçois(ニース風小野菜の肉詰め):トレーに並べた一品
準備時間 45分
加熱時間 54分
合計時間 109分
出来上がり量 肉詰め野菜8個
紹介

4種の小野菜で作る Petits farcis niçois

Petits farcis niçois は、大きなピーマン1個を主役にする料理ではなく、小ぶりの夏野菜をいくつも組み合わせるニースの肉詰めです。ここではズッキーニ、トマト、玉ねぎ、丸い甘口ピーマンを2個ずつ用い、合計8個にそろえます。

詰め物は牛ひき肉250g、豚ひき肉150g、白パン、牛乳、卵に、取り置いたズッキーニと玉ねぎの中身を炒めて加える一つの配合です。野菜ごとに別の米入りフィリングへ変えず、4種類を同じ詰め物でまとめます。

安全上の基準は、見た目の焼き色ではなく全8個の中心温度71℃です。器になる野菜の厚みをそろえ、詰め物を押し込みすぎず、190℃で40分焼くことで野菜の柔らかさと肉の安全性を同時に確保します。

成功のポイント

成功のポイント

  • 4種類の野菜の器をおおむね同じ厚さにし、詰め物の深さもそろえる。
  • 生のひき肉を使うため、8個すべての中心で71℃を確認する。
材料

材料

  • 360g 小ぶりのズッキーニ(2本、購入時重量。縦半分に切り、器部分約260gと取り置く果肉70gにする)
  • 300g 小ぶりの完熟トマト(2個、購入時重量。へた側を切り、器部分約220g。水っぽい種周りは捨てる)
  • 300g 小ぶりの玉ねぎ(2個、購入時重量。皮をむき、器部分約190gと取り置く中心部80gにする)
  • 300g 小ぶりの丸い甘口ピーマン(2個、購入時重量。へた側を切り、種を除き、可食の器部分約240g)
  • 2000ml 下ゆで用の水(下ゆで後に捨てる)
  • 15ml オリーブオイル(野菜の器用)
  • 250g 牛ひき肉(生、冷蔵)
  • 150g 豚ひき肉(生、冷蔵)
  • 80g 固くなった白パン(耳を除き、ちぎる)
  • 120ml 全乳
  • 50g 全卵(大型卵1個、溶きほぐす)
  • 10g にんにく(みじん切り)
  • 20g イタリアンパセリ(みじん切り)
  • 2g タイムの葉
  • 15ml オリーブオイル(香味ベース用)
  • 6g 細塩
  • 1g 黒こしょう(挽きたて)
作り方

作り方

作り方

  1. 野菜の器を下ゆでする。2,000mlの水を沸騰させる。ズッキーニ2本を縦半分に切り、厚さ約8mmを残して中身70gを取り置く。ズッキーニの器と皮をむいた玉ねぎ2個を6分下ゆでし、温かいうちにスプーンまたはトングで扱う。ズッキーニは折れずに少し曲がり、玉ねぎは中身をくり抜ける柔らかさにする。

  2. 8個の野菜をくり抜く。下ゆでした玉ねぎから中心部80gを取り置く。トマト2個はへた側を切り、水っぽい種周りを捨て、丸い甘口ピーマン2個はへた側を切って種を除く。30×24cmの耐熱皿にオリーブオイルを薄く塗り、8個を割れないよう並べる。

  3. パンを牛乳で戻す。白パン80gを全乳120mlに5分浸し、完全に柔らかくなったら軽く絞る。パンはしっとりしているが、ボウルに牛乳がたまらない状態にする。生肉と合わせるまでは別にしておく。

  4. 取り置いた野菜を炒める。フライパンにオリーブオイル15mlを熱し、ズッキーニの果肉70g、玉ねぎ中心部80g、にんにく10g、タイム2gを中火で8分炒める。余分な水分が飛び、柔らかいが水っぽい汁が残らない状態にする。

  5. 詰め物を合わせる。炒めた野菜をボウルへ移して10分冷ます。熱が取れたら、冷えた牛ひき肉250g、豚ひき肉150g、戻したパン、全卵50g、パセリ20g、塩6g、黒こしょう1gを加え、均一になるまでだけ混ぜる。生肉を加えた後は常温に放置しない。

  6. 均等に詰める。詰め物を8個の野菜へ均等に分け、押し込みすぎず、上面を大きく盛り上げないよう詰める。露出した野菜に残りのオリーブオイル15mlを塗る。どの野菜もほぼ同じ深さの詰め物とする。

  7. 190℃で焼く。190℃に予熱したオーブンで40分焼く。必要なら途中で耐熱皿の向きを1回だけ変える。野菜が柔らかく、表面に薄く焼き色が付き、8個すべての詰め物中心が71℃に達していることを温度計で確認する。

提供・保存・作り置き

実用情報

提供

1人2個、できれば異なる野菜を組み合わせて盛る。水っぽくなければ焼き汁も少量添える。

作り置き

野菜は数時間前にくり抜いて冷蔵できる。生の肉だねは焼く直前に合わせる。

保存・温め直し

2時間以内に冷蔵し3日以内。170℃のオーブンで覆って温め、中心74℃まで再加熱する。

代用

牛ひき肉は同量の仔牛ひき肉に置き換えられる。加熱済みロースト肉を使う場合は別工程とし、中心74℃まで再加熱する。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 詰め物が硬い塊になる押し込みすぎ、または混ぜすぎが原因。均一になったら混ぜるのを止め、軽く詰める。
  • 皿に水がたまるトマトの種周りや炒めた野菜に水分が多い。種周りを捨て、取り置き野菜は8分炒めて水分を飛ばす。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量詰め物をした野菜2個(合計約420g)
  • エネルギー465kcal
  • 炭水化物30g
  • たんぱく質31g
  • 脂質25g
  • 食物繊維6g
  • ナトリウム720mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:卵、乳、小麦(グルテン)。生の牛・豚ひき肉は別管理し、接触した手や器具を洗う。全8個の中心温度を71℃まで上げる。加熱済み肉を使う派生では中心74℃。残りは2時間以内に冷蔵する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 4種類の野菜が柔らかく、肉だねは均一に火が通り、2個ずつ取り合わせて盛れる。
  • 決め手: 野菜の厚みと詰め物量をそろえ、全中心71℃を測ることが決め手。