フランスの代表料理

Migliacci(コルシカのチーズ入り発酵ガレット)

発酵生地へフレッシュ羊乳チーズを混ぜ、上面にもチーズをのせ、食品用の栗の葉の上で高温焼成する、塩味のコルシカのチーズパン/ガレットです。

フランスの代表料理
共有
Migliacci(コルシカのチーズ入り発酵ガレット):トレーに並べた一品
下準備 45分
加熱 30分
合計 575分
出来上がり量 直径約16cmのMigliacci 9個
紹介とポイント

フレッシュ羊乳チーズで作るコルシカのMigliacci

Migliacciは、コルシカの塩味の発酵チーズパンまたはガレットで、甘いチーズ菓子のfiadoneやimbrucciataとは別の料理です。生地はイーストで発酵させ、卵とフレッシュチーズで豊かにし、焼く前にさらにチーズを上へのせます。乾燥した栗の葉は伝統的な焼成の台として使い、食材として生地へ混ぜません。

チーズの地域性は重要です。コルシカのMigliacciとして示す場合、コルシカ産のフレッシュ羊乳または山羊乳チーズが基準になります。ここでは水気をよく切ったフレッシュなコルシカ産羊乳チーズ700gを使い、350gを生地へ、残り350gを上面へ分けます。

時間は長いものの、栗の葉の8時間の浸水と、生地の4時間発酵は後半4時間が重なります。9個は2回に分け、240℃で1回15分ずつ、合計30分焼きます。高温でチーズへ焼き色を付け、内部を短時間で固めます。焼成後は20分冷まし、内部を落ち着かせてから重ねたり包んだりします。

成功のコツ

成功のコツ

  • 食品用途で追跡可能な栗の葉だけを使い、路傍や装飾用の葉は使いません。
  • フレッシュチーズは十分に水切りし、生地を流動状にしません。
  • チーズが多い生地は発酵が遅いため、4時間の発酵を守ります。
  • 9個の直径と厚さをそろえ、2回の焼成を均一にします。
材料

材料

  • 500g 小麦粉
  • 8g インスタントドライイースト
  • 300ml ホエーまたは水 — ぬるめ。フレッシュチーズから得られるホエーがあれば優先
  • 700g フレッシュなコルシカ産羊乳チーズ — よく水切り。生地350g、上面350g
  • 100g 全卵 — 殻を除いた約大2個分、生地用
  • 18g 卵黄 — 約1個分、表面用
  • 20ml オリーブオイル
  • 8g 細粒塩
  • 18 枚 食品用乾燥栗の葉 — 清潔で傷みがなく、使用前に浸水。1個につき2枚
作り方

作り方

作り方

  1. 栗の葉を浸す。食品用乾燥栗の葉を飲用可能なぬるま湯へ完全に浸し、480分(8時間)置く。葉が十分柔らかくなり、折れずに曲がる状態にする。追跡可能な食品用だけを使い、路傍の葉や薬剤処理の不明な葉は使わない。

  2. チーズ入り生地を混ぜる。小麦粉、イースト、ホエーまたは水、全卵、オリーブオイル、塩を混ぜて柔らかい生地にし、水気を切った羊乳チーズ350gを、完全なペーストにせず混ぜ込む。約20分。チーズは混ぜる直前まで冷蔵する。

  3. 葉の浸水中に発酵させる。生地を覆い、暖かい室内で240分発酵させる。この4時間は栗の葉の浸水の最後の4時間と重なる。生地が明らかにふくらみ、発酵香が出て、柔らかく伸びる状態にする。温度管理できない高温面には置かない。

  4. 9個に成形してチーズをのせる。葉の水気を拭き、2枚ずつ重ねて9組作る。生地を9等分し、各組の上で直径約16cmに平たくする。残りのチーズ350gを均等にのせ、卵黄18gを表面へ塗る。約25分。9個の直径と厚さをそろえ、余った卵黄は廃棄する。

  5. 2回に分けて高温で焼く。240℃に十分予熱したオーブンで、1回15分ずつ2回に分けて焼く。合計30分。上面のチーズに所々しっかり焼き色が付き、縁が固まり、中心に生の湿った生地層が残らない状態にする。葉を露出したヒーターへ触れさせない。

  6. 冷ます。焼けたMigliacciを冷却網へ移し、20分冷ます。強い蒸気が出なくなり、内部が落ち着き、底面が湿っていない状態にする。すぐ食べない場合は、フレッシュチーズを含むため適切に冷蔵する。

提供・保存・代用

実用情報

代用とアレンジ

- コルシカ産フレッシュチーズを入手できない場合は、水気をよく切った無塩のフレッシュ羊乳チーズで水分と食感を近づけられますが、地域的な名称は同一には扱いません。 - 追跡可能な食品用栗の葉がない場合はオーブンシートを使えますが、葉の香りは付きません。

うまくいかないとき

生地が平たく流れる場合は、チーズの水分が多すぎます。より十分に水切りします。

うまくいかないとき

表面だけ焦げ、中心が粘るなら、1個が厚すぎるか、オーブンの予熱不足です。9個の厚みをそろえ、240℃まで十分予熱してから焼きます。

うまくいかないとき

成形時に葉が割れるなら、浸水不足か、元から脆すぎる葉です。十分に柔らかくなるまで浸し、破損のない葉を使います。

1個分の栄養目安

1個分の栄養目安

  • 基準量直径約16cmのガレット1個
  • カロリー430kcal
  • 炭水化物54g
  • たんぱく質18g
  • 脂質16g
  • 食物繊維3g
  • ナトリウム650mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 小麦、乳、卵。

フレッシュチーズと卵は使用直前まで冷蔵する。

食品用で追跡可能な栗の葉だけを使い、飲用可能な水で浸す。

中心の生地まで完全に焼く。

フレッシュチーズを含む残りは2時間以内に冷蔵する。

よくある質問

よくある質問

Migliacciはfiadoneと同じですか?

いいえ。Migliacciは塩味の発酵チーズガレット/パンで、fiadoneは別のコルシカのチーズ菓子です。

普通のオーブンシートで栗の葉を代用できますか?

できます。食品用の葉が入手できない場合の安全な焼成台になりますが、葉の香りや見た目は再現されません。

なぜチーズを2回に分けますか?

半量は発酵生地へ水分と風味を加え、残りは表面で焼き色の付いたチーズ層になります。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 内部にも上面にも羊乳チーズが入り、上面が香ばしく色付いた9個の発酵ガレットになる。
  • 決め手: 食品用栗の葉を十分に浸し、チーズを水切りし、4時間発酵後に240℃で短時間焼く。