フランスの代表料理

Ttoro

別に取ったフュメ、じゃがいも、トマト、辛くない青唐辛子、エスプレット唐辛子を土台に、魚の切り身、いか、ムール貝、ラングスティーヌを加熱時間の違いに合わせて順番に煮る、濃度のあるバスクの魚介煮込みです。

フランスの代表料理
共有
Ttoro:鍋に入った一品
準備時間 40分
加熱時間 95分
合計時間 135分
出来上がり量 煮込み約3.6 kg
この料理について

Ttoro — サン=ジャン=ド=リュズとシブールのバスク魚介煮込み

Ttoroはシブールとサン=ジャン=ド=リュズの漁業文化と結び付く魚介煮込みで、使う魚は漁獲に応じて変わり得ます。ただし料理の骨格は保たれます。濃度のあるバスク風の土台を作り、魚をピュレ状にせず切り身の形を残し、それぞれの魚介の火の通り方に合わせて順番に加えます。

この作り方では、適法に入手した魚の頭と中骨から別にフュメを取り、固形物は細かいこし器で完全に除きます。提供する魚介は購入重量と可食重量を分けて扱い、骨、殻、フュメ専用の切れ端を食べる重量として数えません。アナゴ、アンコウ、メルルーサに、いか、ムール貝、ラングスティーヌを組み合わせます。

玉ねぎ、じゃがいも、トマト、辛くない青唐辛子を白ワインとともに煮詰めた土台へ、フュメとエスプレット唐辛子を加えます。最初にアナゴ、次にアンコウといか、最後にメルルーサ、ムール貝、ラングスティーヌを加えます。すべての魚介が63 °Cに達したところで止め、魚を煮崩さないことが重要です。

成功のポイント

成功のポイント

  • フュメは細かくこし、魚の骨を煮込みへ残さない。
  • 魚介は一度に加えず、火の通りに応じて段階的に入れる。
  • 最後まで穏やかな微沸騰を保ち、メルルーサを煮崩さない。
材料

材料

魚のフュメ

  • 800 g 魚の頭と中骨 — 適法に入手したメルルーサ/アナゴの切れ端。フュメ専用の購入重量。提供する可食身は0 gで、こした後に廃棄
  • 250 ml 辛口白ワイン
  • 1500 ml 冷水
  • 5 g ブーケガルニ
  • 4 g 細塩

煮込み

  • 500 g アナゴの輪切り — 骨付き購入重量。提供する可食身約400 g
  • 500 g アンコウの尾 — 下処理済み購入重量。提供する可食身約450 g
  • 500 g メルルーサの輪切り — 骨付き購入重量。提供する可食身約400 g
  • 300 g 下処理済みいか — 300 gすべて可食
  • 500 g ムール貝 — 殻を洗った殻付き購入重量。提供する可食身約150 g
  • 300 g ラングスティーヌ — 殻付き購入重量。可食の尾身約120 g。希望がなければ殻付きで提供
  • 300 g 玉ねぎ — 薄切り
  • 500 g じゃがいも — 皮をむき2 cm角
  • 200 g トマト — 皮をむいて刻む
  • 300 g 辛くない青唐辛子 — 細切り
  • 20 g にんにく — 細かく刻む
  • 250 ml 辛口白ワイン
  • 100 ml オリーブオイル
  • 5 g ブーケガルニ
  • 4 g エスプレット唐辛子
  • 4 g 細塩
  • 10 g イタリアンパセリ — 細かく刻む
作り方

作り方

フュメを取る

  1. 魚介とフュメ用の骨を準備する。魚介は冷蔵したまま、魚の切り身に外せる骨や殻片がないか確認する。購入した頭と中骨はフュメ専用に分ける。20分を目安にし、提供用の魚は食べやすい大きさで冷たく保ち、手で除ける骨や殻片を取り除く。各工程まで魚介を冷蔵しておく。

  2. フュメを煮出す。魚の頭と中骨、250 mlの白ワイン、1500 mlの冷水、ブーケガルニ、塩を鍋に入れる。穏やかな微沸騰まで上げ、強く沸騰させず45分煮る。海の香りが清潔で、液体は激しく乳化せず軽く濁る程度にする。

  3. フュメをこす。細かいこし器でフュメをこし、頭、中骨、ブーケガルニを廃棄する。5分を目安にし、見える骨や魚の固形物が残らない状態にする。こし器とフュメの両方を確認し、骨片がないことを確かめる。

野菜の土台を作り、魚介を火入れする

  1. 野菜の土台を作る。オリーブオイル60 mlを温め、玉ねぎ、じゃがいも、トマト、青唐辛子、2つ目のブーケガルニを中火で加熱する。残り250 mlの白ワインを加え、15分かけて液体がほとんど残らず、野菜の表面に光沢のある層が残るまで煮詰める。ワインは直火から離して扱い、アルコールが完成品に残る可能性を考慮する。

  2. アナゴから煮始める。こしたフュメ1200 mlとエスプレット唐辛子を加え、穏やかな微沸騰にする。アナゴを加え、10分煮る。身が締まり始めるが、まだほぐれて崩れない状態にする。

  3. アンコウといかを加える。アンコウといかを加え、穏やかな微沸騰でさらに10分煮る。アンコウの縁が不透明になり、いかは硬く締まりすぎず柔らかい状態にする。

  4. 残りの魚介を仕上げる。メルルーサ、ムール貝、ラングスティーヌを加え、蓋をして10分を目安に煮る。すべての魚介が63 °Cに達し、ムール貝が開いたところで止める。メルルーサは不透明で軽くほぐれ、ラングスティーヌの尾身も不透明になる。開かなかったムール貝は廃棄する。

  5. オイルと香味を加えて提供する。火を止め、残り40 mlのオリーブオイル、にんにく、パセリを混ぜてすぐに提供する。ソースにつやがあり、魚の切り身が崩れず、にんにくとパセリの香りが新鮮に立つ状態にする。残りは2時間以内に冷蔵する。

保存・温め直し・作り置き

実用情報

保存・温め直し・作り置き

深めの器に盛り、各人にソース、魚、貝類、じゃがいもが均等に入るようにします。フュメと野菜の土台は先に作り、速やかに冷やして冷蔵し、魚介を加える前に再び微沸騰まで温められます。残りは2時間以内に冷蔵し、2日以内に使用します。温め直す場合は魚がさらに締まることを見込み、穏やかに74 °Cまで加熱します。しっかりした白身魚の一部は季節の地元産白身魚に置き換えられますが、段階的な加熱の考え方は維持します。白ワイン由来のアルコールが完全に消えるとはみなしません。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 魚が崩れる煮込みが強く沸騰したか、繊細な魚を早く入れすぎています。穏やかな微沸騰を保ち、メルルーサは終盤に加える。
  • 器に殻片が残る貝類またはフュメの確認とこし方が不十分です。ムール貝とラングスティーヌを確認し、フュメは細かいこし器を通す。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量たっぷり6杯のうち1杯
  • エネルギー560 kcal
  • 炭水化物35 g
  • たんぱく質55 g
  • 脂質18 g
  • 食物繊維5 g
  • ナトリウム1100 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:魚、甲殻類、軟体類、亜硫酸塩。

適法に入手した魚介を使い、調理直前まで冷蔵します。魚の骨や貝殻の破片を確認します。魚、甲殻類、軟体類は63 °Cまで加熱し、加熱後も開かないムール貝は廃棄します。残りは2時間以内に冷蔵し、温め直す場合は74 °Cまで加熱します。白ワインのアルコールが残る可能性があります。

よくある質問

よくある質問

Ttoroはバスク版ブイヤベースですか?

いいえ。どちらも広い意味では魚介の煮込みですが、Ttoroにはサン=ジャン=ド=リュズ周辺のバスク料理として独自の材料構成、加熱順序、ソースの作り方があります。

すべての魚を同じ時間煮てもよいですか?

いいえ。しっかりした魚を先に入れ、メルルーサと貝類は最後に短く加熱することで形を保ちます。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 魚の切り身が形を保ち、トマト、青唐辛子、白ワインの濃度あるバスク風ソースに魚介の旨味が重なります。
  • 決め手: 先にフュメを作って丁寧にこし、魚介を段階的に加えて、すべてを63 °Cまで火入れしつつ煮すぎないことです。