フランスの代表料理

Matelote d’anguille à la tourangelle

商業処理済みのうなぎを4cmに切り、Bourgueilの赤ワイン、トマト、玉ねぎ、エシャロット、にんにく、魚のフュメで穏やかに煮るトゥーレーヌ地方のマトロートです。

フランスの代表料理
共有
Matelote d’anguille à la tourangelle:大皿に盛り付けた一品
下準備 25分
加熱 50分
合計 75分
出来上がり量 主菜4人分、ソース約600ml
紹介とポイント

Bourgueilで煮るトゥーレーヌ風うなぎのマトロート

このTourangelleのマトロートは、ロワール川沿いのChouzé-sur-LoireやBourgueil周辺の特徴を持ちます。赤のBourgueil、玉ねぎ、エシャロット、トマト、にんにく、小麦粉、魚のフュメ、束ねたブーケガルニで作る、塩味のワイン主体のソースです。プルーンや蒸留酒を使うAngevinの形とは明確に異なります。

うなぎは、合法かつ追跡可能な流通から、すでに商業的に処理、皮むき、内臓処理されたものだけを使います。生きたうなぎを捕る、殺す、皮をむくといった家庭処理は扱いません。約4cmの輪切りにし、小麦粉を薄くまぶしてバターで軽く焼き、同じ鍋で香味野菜と煮汁を作ります。

最終の火入れは弱火で穏やかに行います。厚い各切り身が63℃に達し、中央骨から身がやさしく外れる一方、輪切り自体は崩れない状態が目標です。うなぎには細い骨が多数残るため、盛り付け時と食べるときの注意が必要です。ソース約600mlはすべて提供し、栄養計算にも含めています。

成功のコツ

成功のコツ

  • 合法で追跡可能な供給元の、商業処理済みうなぎだけを使います。
  • 切り身を約4cmにそろえ、火の入りを合わせます。
  • うなぎを最後に煮る前に、Bourgueilとフュメの煮汁を十分に煮詰めます。
  • ブーケガルニをしっかり縛り、提供前に必ず取り除きます。
材料

材料

  • 900g 商業処理済み・皮なしうなぎ — 骨付き、4cm輪切り。家庭で生体や丸ごとのうなぎを処理しない
  • 100g 玉ねぎ — 薄切り
  • 40g エシャロット — みじん切り
  • 300g トマト — 刻む
  • 10g にんにく — みじん切り
  • 30g 小麦粉
  • 750ml Bourgueil赤ワイン — 亜硫酸塩を含む
  • 250ml 魚のフュメ
  • 20g 無塩バター
  • 1 束 ブーケガルニ — タイム、ローリエ、パセリの茎をしっかり縛る
  • 6g 細粒塩
  • 1g 黒こしょう — 粉末
作り方

作り方

作り方

  1. うなぎを準備する。商業処理済みのうなぎを冷たいまま保ち、4cmの輪切りであることを確認し、切断面の外れた骨片を取り除く。玉ねぎ、エシャロット、トマト、にんにくも準備する。約20分。生きたうなぎや丸ごとのうなぎを家庭で処理しない。

  2. 煮汁の材料を計る。小麦粉、Bourgueil、魚のフュメ、バター、塩、こしょうを計量し、ブーケガルニをしっかり縛る。約5分。うなぎはフライパンを使う直前まで冷蔵する。

  3. うなぎを軽く焼く。キャセロールでバターを溶かし、うなぎへ小麦粉を薄くまぶす。中強火で約8分、重ならないよう表面を軽く焼き、清潔な皿へ取り出す。薄い焼き色が付き、粉が焦げていない状態にする。

  4. 香味野菜を炒める。同じ鍋へ玉ねぎとエシャロットを入れ、中火で約7分柔らかくする。トマト、にんにくを加える。玉ねぎ類が透き通り、トマトが崩れ始め、にんにくが焦げていない状態にする。

  5. Bourgueilとフュメを煮詰める。Bourgueil、魚のフュメ、ブーケガルニ、塩、こしょうを加え、中火で約15分、穏やかに沸かして煮詰める。液量が明らかに減り、生のワイン香が弱まり、スプーンへ薄く付く状態にする。アルコール蒸気を裸火へ近づけない。

  6. 弱火で煮る。うなぎを戻し、弱火で約20分穏やかに煮る。複数の厚い切り身を測り、すべて63℃に達したことを確認する。中央骨から身がやさしく外れるが、輪切りが崩れない状態にする。細い骨が多いため、温度計を刺すときも慎重に扱う。

提供・保存・代用

実用情報

代用とアレンジ

- Bourgueilの代わりに辛口赤のChinonを使えますが、Chouzé-sur-Loire周辺のBourgueilらしさは変わります。

うまくいかないとき

うなぎが崩れるなら、煮立ちが強すぎるか、加熱時間が長すぎます。弱火の穏やかな煮立ちへ下げ、63℃到達後は煮すぎません。

うまくいかないとき

ソースに粉っぽさがあるなら、小麦粉の付きすぎか、うなぎを戻す前の煮込み不足です。薄く粉をまぶし、ワインとフュメを十分に煮ます。

うまくいかないとき

ソースが薄いなら、戻す前のBourgueilとフュメの煮詰めが不足しています。加熱済みのうなぎを強く煮ず、魚を戻す前に液体を十分に煮詰めます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 基準量可食うなぎ約160gとソース150ml
  • カロリー525kcal
  • 炭水化物25g
  • たんぱく質33g
  • 脂質24g
  • 食物繊維3g
  • ナトリウム850mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 魚、小麦、乳(バター)、亜硫酸塩(ワイン)。

合法で追跡可能な流通の、商業処理・皮むき・内臓処理済みうなぎだけを使う。

厚い切り身の中心を63℃まで加熱する。

中央骨と多数の細い骨に注意し、盛り付け時にも確認する。

Bourgueilのアルコールは加熱後も残る可能性がある。

残りは2時間以内に冷蔵する。

よくある質問

よくある質問

なぜBourgueilを使いますか?

このTouraine/ロワールの形は赤のBourgueilと結び付き、プルーンと蒸留酒を使うAngevinの形とは異なるためです。

丸ごとのうなぎを買って家庭で処理できますか?

このレシピでは行いません。すでに商業的に処理、皮むき、内臓処理された合法流通品を使います。

火が通ったかどう判断しますか?

複数の厚い切り身を測り、63℃に達したことを確認します。骨から外れやすいことは食感の目安で、安全温度の代わりではありません。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: うなぎの輪切りが形を保ち、赤ワインとトマト、フュメの軽くとろみのあるソースでまとまる。
  • 決め手: うなぎを戻す前にワインとフュメを煮詰め、最後は弱火で63℃まで穏やかに煮る。