フランス料理のレシピ

Veau aux olives

仔牛肩肉を燻製ラルドンとともに焼き付け、グリーンオリーブ、白ワイン、トマトペースト、にんにく、フェンネル、ハーブで柔らかく煮込むコルシカ風の主菜です。

フランス料理のレシピ
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Veau aux olives:器に盛り付けた一品
準備時間 25分
加熱時間 140分
合計時間 165分
出来上がり量 煮込み約2.2 kg
この料理について

Veau aux olives — コルシカ風仔牛肉とグリーンオリーブの煮込み

コルシカ風Veau aux olivesは牛肉ではなく仔牛肉を使い、完成したソースの中でグリーンオリーブの塩味と軽い苦味を生かす料理です。この作り方では、長時間の湿式加熱に向く骨なし肩肉を使い、燻製ラルドン、白ワイン、トマトペースト、フェンネルシード、ハーブを組み合わせます。

オリーブは煮込みへ加える前に短時間だけ湯通しします。オリーブらしさを消すためではなく、表面の塩分を少し穏やかにし、ソース全体の塩味を調整しやすくするためです。仔牛肉は少量ずつ焼き付け、玉ねぎとにんにくを柔らかくし、少量の小麦粉で煮汁が肉に絡む程度の厚みを作ります。

仔牛肉は煮込みの途中で安全上の最低温度へ達しますが、料理としての終点は柔らかさです。90分煮込んだ後にオリーブを加え、さらに30分煮ることで、オリーブを煮崩さずにソースへ風味を移します。塩の最終調整は、オリーブの塩分がソースへ入った後に行います。

成功のポイント

成功のポイント

  • 仔牛肉は一度に詰め込まず、数回に分けて焼き付ける。
  • 白ワインでデグラッセするときは直火から離す。
  • 塩味はオリーブを30分煮込んだ後に初めて最終調整する。
材料

材料

仔牛肉の煮込み

  • 1000 g 仔牛肩肉 — 骨なし、余分な脂や筋を除き4 cm角。下処理後の可食重量
  • 100 g 燻製ラルドン
  • 150 g グリーンオリーブ — 種抜き、水切り後重量
  • 200 g 玉ねぎ — 薄切り
  • 15 g にんにく — つぶす
  • 20 g 小麦粉
  • 200 ml 辛口白ワイン
  • 500 ml 水 — 煮込み用。全量を一度に加える
  • 30 g トマトペースト
  • 5 g フェンネルシード — 軽く砕く
  • 5 g フレッシュタイム
  • 2 g ローリエ — 2枚
  • 20 ml オリーブオイル
  • 3 g 細塩
  • 2 g 黒こしょう
作り方

作り方

肉を焼き、ソースの土台を作る

  1. オリーブと香味野菜を準備する。水切りしたオリーブを沸騰した湯で1分だけ湯通しし、もう一度水を切る。玉ねぎとにんにくを準備する。オリーブは表面まで熱くなるが、形と硬さを保つ状態にする。

  2. 仔牛肉を焼き付ける。ココットにオリーブオイルを熱し、仔牛肉を数回に分けて中強火で焼き付け、その後ラルドンを加える。10分を目安にし、肉の表面に焼き色をつけ、ラルドンから脂が出始める状態にする。熱い脂の飛散に注意する。

  3. 香味野菜を柔らかくする。玉ねぎとにんにくを加え、中火で柔らかくなるまで加熱し、小麦粉を加えてさらに短く火を通す。5分を目安にし、玉ねぎが透き通り、小麦粉の白い粉が肉に残らない状態にする。

  4. 煮込み液を作る。直火から離して白ワインを加え、鍋底の焼き付きを溶かす。500 mlの水、トマトペースト、フェンネル、タイム、ローリエ、塩、黒こしょうを加え、中火で4分ほどなじませる。焼き付いた旨味が溶け、赤みのある均一な煮込み液にする。アルコール蒸気を直火へ近づけない。

煮込み、オリーブで仕上げる

  1. 仔牛肉を煮込む。蓋をし、弱火で90分、肉が柔らかくなるまで穏やかに煮込む。厚い肉片の中心が63 °C以上に達していることを確認する。フォークが楽に入るが、肉片は形を保つ状態まで煮る。安全温度に早く達しても、柔らかさには規定の煮込み時間が必要になる。

  2. オリーブを加える。水切りしたオリーブを加え、弱火でさらに30分煮る。ソースが肉に薄く絡み、オリーブが熱く柔らかくなりながらも丸ごとの形を保つ状態にする。

  3. 塩味を整えて提供する。ローリエを取り除き、オリーブを煮終えてから初めて塩味を確認する。ソースが強く塩辛くならず、ローリエが残っていない状態で熱いうちに提供する。残りは2時間以内に冷蔵する。

保存・温め直し・作り置き

実用情報

保存・温め直し・作り置き

白ワインとオリーブのソースを受け止める、味の強すぎないでんぷん質の付け合わせとともに熱く提供します。前日に作ることもでき、速やかに冷やして冷蔵し、提供前に穏やかに温め直します。残りは2時間以内に冷蔵し、3〜4日以内に使用します。再加熱は74 °Cまで行います。グリーンオリーブとブラックオリーブを半量ずつ使う形もありますが、このレシピではグリーンオリーブを主役として保ちます。白ワインのアルコールが完全に消えるとはみなしません。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • ソースが塩辛いオリーブとラルドンから想定以上の塩分が出ています。追加の塩は控えめにし、オリーブを加えて30分煮終えるまで最終調整しない。
  • 火は通っているのに肉が硬い安全温度に達しても結合組織がまだ柔らかくなっていません。蓋をしたまま穏やかな煮込みを続け、フォークが楽に入るまで加熱する。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量6人分のうち1人分
  • エネルギー520 kcal
  • 炭水化物17 g
  • たんぱく質46 g
  • 脂質27 g
  • 食物繊維3 g
  • ナトリウム1050 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:小麦(グルテン)、亜硫酸塩。

生の仔牛肉は冷蔵を保ち、交差汚染を避けます。厚い仔牛肉は少なくとも63 °Cまで加熱し、その後も柔らかくなるまで煮込みます。残りは2時間以内に冷蔵し、温め直す場合は74 °Cまで加熱します。白ワインのアルコールが残る可能性があります。

よくある質問

よくある質問

なぜ肩肉を使うのですか?

肩肉には長い湿式加熱で柔らかくなる結合組織があり、煮込みでも肉のしっとり感を保ちやすいためです。

牛肉に替えられますか?

牛肉へ替えると料理の同一性が変わります。このレシピは仔牛肉を使うVeau aux olivesです。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: フォークでほぐれるほど柔らかな仔牛肉に、グリーンオリーブ、白ワイン、トマトの香味ある煮込みソースが絡みます。
  • 決め手: 鍋を混ませずに肉を焼き、穏やかに煮込み、塩の最終調整をオリーブの煮込み後まで待つことです。