白ワインでマリネした豚肉と仔牛のPâté lorrain
Pâté lorrainは、ひき肉のファルスではなく、形を残した豚肉と仔牛を使うのが特徴です。肉は同じ大きさの細長い形に切り、辛口白ワイン、エシャロット、パセリ、タイム、ローリエで12時間マリネし、その後非常によく水気を切ります。この分離が、長方形の折り込みパイ生地の底をワインで湿らせず、パリッと焼くために重要です。
生地は約36×26cmの長方形に延ばし、中央へ28cmほどの長い肉の山を作って包みます。蒸気抜きを3か所開けますが、アスピックは使いません。また、中身をミンチ状のシャルキュトリにしない点もPâté en croûteとの大きな違いです。生の具は組み立て中も冷やしておき、使い終わったマリネ液は生地へ流さず捨てます。
最初は200℃で折り込み層を立ち上げ、その後180℃へ下げて、外側が濃いきつね色になり、最も厚い肉片が少なくとも71℃に達するまで焼きます。焼き上がり後は15分だけ休ませ、肉汁を落ち着かせながら生地のパリッとした状態を保って温かく提供します。白ワインのアルコールは、焼成で必ず全量消えるとは扱いません。


