イタリアの代表料理

アロスティチーニ

レシピ早見表

アロスティチーニ

構造化レシピの主要情報。

カテゴリー肉の主菜
料理イタリア料理
調理法炭火焼き
難易度初級
分量
20本(5本×4人分)
下ごしらえ
30分
加熱
12分
休ませ・待ち時間
3分
合計
45分
1食分
≈ 705 kcal

アブルッツォ · 羊肉 · 強い炭火

アロスティチーニ、炭火で焼くアブルッツォ風羊肉の小串

脂身を適度に混ぜた1 cm角の羊肉を短い串に詰め、炎ではなく強い熾火の上で頻繁に返し、最後にローズマリーでオイルとビネガーを薄く塗るアブルッツォの串焼き。

炭火で香ばしく焼いた羊肉のアロスティチーニを並べた皿。
16:9の写真では、小さくそろえた羊肉の焼き色と串の並びが見える。

01 · 概要

概要

アロスティチーニは小さな羊肉を均一な幅で串に詰め、短時間で香ばしく焼く料理。肉を大きく切ると中心が仕上がる前に表面が焦げ、逆に脂が少なすぎると乾きやすい。1 cm角を基準に、赤身の間へ脂身のある部分を混ぜると、火の通りとジューシーさがそろいやすい。

炭は炎が立つ段階を過ぎ、表面に薄い灰がついた強い熾火を使う。串を60〜90秒ごとに返すことで一方向だけに熱を当てず、滴る脂で炎が立った場合は一時的に位置をずらす。仕上げのオイルと白ワインビネガーはマリネではなく、最後の香りづけとしてごく薄く塗る。

中心温度が63 °Cに達したら3分休ませる。焼き上がりの肉は角にしっかり焼き色があり、内部に肉汁が残る。厚切りのパンを同じ炭で軽く焼き、オリーブオイルを含ませると、肉汁と香草の香りを受け止める素直な付け合わせになる。

肉の大きさをそろえる

1 cm角に近づけると串全体の火の入り方が整う。

炎ではなく熾火で焼く

脂で炎が上がったら場所を移し、表面を黒くしない。

02 · 材料

材料

串焼き用

800 g
羊肉または脂の入ったラム肩肉(1 cm角) 全体の約4分の1は脂身のある部分を混ぜる。
8 g
細塩
2 g
黒こしょう 挽きたて。
20
短い木串(約20 cm) 串先が直火に当たる場合のみ、その部分を水に浸す。

ローズマリーの仕上げとパン

20 ml
エクストラバージンオリーブオイル
15 ml
白ワインビネガー
3
ローズマリーの枝 しっかりした枝なら仕上げ用の刷毛代わりに使える。
200 g
素朴なイタリアパン(厚切り)
20 ml
パン用エクストラバージンオリーブオイル

03 · 作り方

作り方

串を組んで調味する

  1. 肉をすき間なく串に刺す

    1 cm角の肉を赤身と脂身が交互になるよう20本の短い串へ詰め、焼く直前に塩と黒こしょうを振る。

    肉の列は厚みがそろい、大きなすき間がない。
  2. 仕上げ用の液を作る

    オリーブオイル20 mlと白ワインビネガーを混ぜる。ローズマリーは最後の焼き上げで使えるようグリル脇に置く。

    液体はさらりとしており、漬け込み用ではなく薄く塗るためのもの。

強い熾火で焼く

  1. 熾火の上でこまめに返す

    高温の熾火の上に串を置き、60〜90秒ごとに返しながら8〜12分焼く。最後の2分だけ、ローズマリーを使ってオイルとビネガーを薄く塗る。

    肉の角に濃い焼き色がつき、最も厚い部分が63 °C以上になる。
  2. 3分休ませ、パンを焼く

    串を清潔な皿へ移して3分休ませる。同じ熾火でパンを軽く焼き、残りのオリーブオイル20 mlを薄く塗ってすぐに出す。

    肉は肉汁を残し、パンの表面は軽く乾いて香ばしい。

04 · 実用情報

実用情報

盛り付け

串をまとめて熱いうちに出し、炭火で焼いたパンを添える。

火の管理

炭が赤く熾り薄い灰をまとった状態で焼き始め、脂のフレアは避ける。

保存

調理後2時間以内に冷蔵し3〜4日以内に使用。温め直しは74 °Cまで一度だけ行う。

05 · 栄養情報

栄養情報

エネルギー
≈ 705 kcal
炭水化物
≈ 25 g
たんぱく質
≈ 46 g
脂質
≈ 45 g
食物繊維
≈ 1 g
ナトリウム
≈ 720 mg

1食分: 5本。 アレルゲン: 記載のパンを添える場合は小麦を含む。羊肉とローズマリーの仕上げ自体には、通常の主要表示アレルゲンは含まれない。 数値は標準食品成分値を用いた概算。

仕上がりの確認

表面に濃い焼き色がつき、63 °C到達後の休ませを経ても肉汁が残っていれば、アロスティチーニらしい仕上がり。

最終判断は、本文に示した温度、色、粘度、触感などの実際のサインを優先する。