Bouillon d’awara — フランス領ギアナのアワラ煮込み
Bouillon d’awaraはフランス領ギアナのクレオール食文化に属し、復活祭時期の共同の食事とも強く結び付いています。名称にbouillonとありますが、透明な軽いスープではありません。アワラヤシの果肉を数時間煮ることで濃く艶のあるベースになり、そこへ肉、塩蔵魚、えび、野菜を重ねます。長時間の火入れに耐える食材から順に加え、えびは最後に短く煮る構成です。
塩蔵タラは本鍋に入れる前に別の時間管理が必要です。4℃以下で12時間水に浸し、合計4回の3000mlの冷水を使って塩抜きします。その間に室温へ放置しません。アワラのベースでは豚肉と鶏肉を先に120分煮てから野菜とタラを入れ、最後の8分だけえびを加えます。鶏肉は74℃、魚とえびは63℃まで火を通します。
スコッチボネットは丸ごと入れ、香りだけを移しやすくします。割れると辛味が急激に広がるため、提供前に形を保ったまま取り出します。肉、魚、えびを含む濃い煮込みは冷めにくいので、保存時は浅い容器に分けて急冷し、4℃以下で冷蔵します。12時間の塩抜きも表示上の合計時間に含め、見えない下準備扱いにはしません。


