Chou farci auvergnat — 豚肉と青菜を包む丸ごと再構成キャベツ
Chou farciにはフランス各地の形がありますが、ここではオーヴェルニュの特徴を、個別の小包ではなく「一つのキャベツに組み直す」形で明確にします。下ゆでしたサボイキャベツの葉を深い鍋に重ね、豚肉ベースのフィリングを包み込み、最後に葉を上へ折り返します。焼き上がった後は形を保ったまま切り分けられる構造です。
フィリングには豚ひき肉と燻製豚バラ、スイスチャード、玉ねぎ、にんにく、パセリを使います。牛乳で湿らせた古い田舎パン、溶き卵、少量の小麦粉がつなぎになります。加熱した野菜は、生の豚肉へ混ぜる前に十分冷まします。肉だねは均一になるまで軽く混ぜ、練りすぎません。強く詰めると中心が硬くなり、熱も通りにくくなります。
160℃のオーブンでふたをして長く蒸し煮にすると、重ねたキャベツの葉が柔らかくなり、フィリングの水分も保たれます。安全性は葉の柔らかさでは判断せず、豚ひき肉の中心を71℃まで加熱します。焼き上がり後は20分休ませることで形が締まり、切り分けやすくなります。残りは小さく分けて速やかに冷やし、再加熱時は中心74℃まで上げます。


