クロアチアの国民料理

ドゥブロヴニクのロジャータ

レシピ早見表

ドゥブロヴニクのロジャータ

構造化レシピの主要情報。

分類クリーム系デザート
料理クロアチア料理
調理法湯煎焼き・冷却
難易度中級
分量
8人分
準備
25分
加熱
65分
休ませ・待ち時間
冷却6時間
合計
7時間30分
1人分・1個
約 330 kcal

ドゥブロヴニクのロジャータ ローズリキュールが香る

牛乳、卵、砂糖の生地をローズリキュールとレモンの表皮で香らせ、カラメルを流した型で静かに湯煎焼きする。中心が80〜82℃で揺れる状態に止め、一晩近く冷やしてから皿へ返す。

白い皿のロジャータとローズリキュールのグラス、スプーンを横長に配置した写真
16:9の写真では、丸いロジャータの形、均一なカラメル、淡い色のリキュールが一つの食卓に収まる。

01 · 概要

概要

カラメルは水を加えずに作る方法もあるが、この配合では少量の水を使い、鍋底全体を均一に濡らす。混ぜ続けると結晶化しやすいため、鍋を静かに回すだけにする。濃い琥珀色になったらすぐ型へ流し、傾けて底を覆う。

卵は泡立てず、卵白の筋が切れるまで静かに混ぜる。温めた牛乳を少しずつ加え、こしてから型へ注ぐ。表面の泡はスプーンで取り除く。泡が残ると焼き上がりの表面と断面に大きな穴ができる。

150℃のオーブンで湯煎焼きにし、中心温度80〜82℃を目安にする。型を揺らすと中心5 cmほどが一体でゆっくり震える状態で止める。完全に固くなるまで焼くと、余熱で温度が上がり、粗い食感になる。

室温で30分冷ました後、冷蔵庫で最低6時間冷やす。型外しは縁を薄いナイフで一周し、型底をぬるま湯へ数秒当ててから皿へ返す。カラメルが全体へ流れ、切り口がなめらかなら適切な火入れである。

卵を泡立てない

大きな気泡と「す」を防ぐ。

中心80〜82℃

余熱を見込み、固め過ぎない。

6時間以上冷却

組織を安定させ、型外しを整える。

02 · 材料

材料

カラメル

150 g
グラニュー糖 濃い琥珀色まで加熱。
30 ml
砂糖を均一に湿らせる。

プリン生地

1 L
牛乳 沸騰させない。
8個
卵(約400 g) 泡立てずに混ぜる。
180 g
グラニュー糖 生地用。
1本
バニラビーンズ さやと種を使う。
1個
分 レモンの表皮 白いワタを避ける。
30 ml
ローズリキュール ロズリンまたは同系のもの。

03 · 作り方

作り方

カラメルと牛乳

約15分
  1. カラメルを作る

    鍋に砂糖と水を入れ、中火で濃い琥珀色になるまで加熱する。混ぜずに鍋を回し、直径20 cmの型へ流して底を覆う。

  2. 牛乳を香らせる

    牛乳、バニラビーンズ、レモンの表皮を鍋で70℃まで温め、火を止めて10分置く。

生地を作る

約10分
  1. 卵と砂糖を静かに混ぜる

    卵と砂糖を泡立て器で静かに混ぜ、泡を作らずに均一にする。

  2. 牛乳と香りを加える

    温かい牛乳を少しずつ卵へ混ぜ、ローズリキュールを加える。細かいこし器を通して型へ注ぎ、表面の泡を除く。

湯煎焼きと冷却

65分+6時間
  1. 150℃で湯煎焼きする

    型を深い天板へ置き、型の高さの半分まで熱湯を注ぐ。150℃で55〜65分焼く。

  2. 中心温度を確認する

    中心が80〜82℃で、揺らすと中央だけがゆっくり震える状態で取り出す。室温で30分冷ます。

  3. 十分に冷やして型から外す

    冷蔵庫で最低6時間冷やす。縁へ薄いナイフを入れ、型底をぬるま湯へ数秒当て、皿をかぶせて返す。

04 · 確認ポイント

確認ポイント

牛乳

牛乳 沸騰させず香りを抽出。

中心温度

中心温度 余熱で固まる余地を残す。

冷却

冷却 切り口と型外しを安定させる。

05 · 実用情報

実用情報

盛り付け

冷たいロジャータを8等分し、皿へ流れたカラメルを各切れにかける。追加のクリームは不要で、無糖のコーヒーを添えると甘みが明確になる。

保存と再加熱

型外し前または密閉容器で冷蔵し、3日以内に食べる。卵と乳を含むため室温に2時間以上置かない。冷凍は組織が粗くなるので避ける。

必要な道具

直径20 cmの耐熱型、深い天板、細かいこし器、温度計、薄いナイフ。

アレルゲンと注意

卵、乳を含む。ローズリキュールを使用するため、アルコールを避ける場合はローズウォーターへ置き換える。

06 · 栄養情報

栄養情報

カロリー
約 330 kcal
炭水化物
約 49 g
たんぱく質
約 11 g
脂質
約 10 g
食物繊維
約 0 g
ナトリウム
約 130 mg

1食: 1切れ(全量の1/8)。 アレルゲン: 卵、乳を含む。ローズリキュールを使用するため、アルコールを避ける場合はローズウォーターへ置き換える。 数値は概算で、検査値ではない。

仕上がり

琥珀色のカラメルの下に、細かな穴のない淡い卵生地と控えめなバラの香りが続く。

低温の湯煎、中心温度、長い冷却。三つを守れば、材料の少ないデザートほど差が明確になる。