クロアチアの国民料理

クロアチア風ゆで野菜のオリーブ油和え

レシピ早見表

クロアチア風ゆで野菜のオリーブ油和え

構造化レシピの主要情報。

分類野菜の付け合わせ
料理クロアチア料理
難易度やさしい
合計時間40分
分量
4人分
下準備
15分
加熱
25分
カロリー
約 300 kcal

クロアチア料理 · 郷土料理 · レシピ

クロアチア風ゆで野菜 じゃがいも、にんじん、ブロッコリーを オリーブ油とにんにくで和える

火の通りが違う三種の野菜を同じ鍋で順番にゆで、形と色を残す。湯を切った直後にオリーブ油、刻みにんにく、パセリを絡めると、余計なソースなしで輪郭が整う。

白い楕円皿に広げたじゃがいも、にんじん、ブロッコリーのオリーブ油和え
横長の盛り付けでは、野菜の形、色、刻みにんにくとパセリ、薄い油の艶が見える。

01 · 概要

概要

クロアチア風ゆで野菜は、沿岸部で「na lešo」と呼ばれる穏やかな調理法を家庭向けにまとめた一皿である。魚や野菜をゆで、オリーブ油、にんにく、香草で簡潔に仕上げる考え方が土台になる。使う野菜は季節と家庭で変わり、葉野菜とじゃがいも、いんげん、カリフラワーなど多くの組み合わせがある。この版では写真に合わせ、じゃがいも、にんじん、ブロッコリーを選ぶ。

冷やして色を守るより、熱いまま油と香りを受け止めさせる。

三種を同時に鍋へ入れると、ブロッコリーが崩れる頃にもじゃがいもの中心が硬い。そこで大きさをそろえ、じゃがいも、にんじん、ブロッコリーの順に時間差で加える。湯は激しく沸かさず、表面が静かに動く程度に保つ。強い沸騰はじゃがいもの角を崩し、ブロッコリーのつぼみを落とす。

塩はゆで湯へ入れ、野菜の内部へ薄く味を入れる。仕上げの塩だけに頼ると、外側だけが強くなる。ゆで上がった野菜は十分に湯を切るが、冷水には取らない。熱いうちにオリーブ油と刻みにんにくを絡めると、表面の水分と油が薄い膜になり、香りが均一に広がる。

にんにくは生のまま細かく刻むため、量を抑える。辛味が強い場合は、オリーブ油の一部と共に弱火で30秒だけ温め、色を付けずに使う。パセリは最後に加え、余熱で香りを開かせる。こしょうは細かく挽くと見た目が散らかりやすいため、少量を粗く挽く。

仕上がりは、じゃがいもが粉を吹かず形を保ち、にんじんは歯が入る柔らかさ、ブロッコリーは濃い緑を残す状態がよい。温かいままでも、室温へ少し下がっても食べられる。焼き魚、煮魚、鶏肉のローストなどに添えれば、主菜の汁や脂を受け止める静かな付け合わせになる。

02 · 材料

材料

野菜

じゃがいも、600 g 皮をむき4 cm角
にんじん、300 g 2.5 cmの乱切り
ブロッコリー、400 g 大きめの房
ゆで湯、2.5 L
ゆで湯用塩、15 g

仕上げ

エクストラバージンオリーブ油、60 ml
にんにく、15 g 細かく刻む
パセリ、15 g 刻む
黒こしょう、1 g 粗挽き
仕上げ用塩、1 g 必要な場合だけ

03 · 作り方

作り方

切ってゆでる

  1. 大きさをそろえる

    じゃがいもを4 cm角、にんじんを2.5 cmの乱切り、ブロッコリーを大きめの房に切る。茎の柔らかい部分も皮をむいて使う。

  2. じゃがいもを先に入れる

    2.5 Lの湯へ塩15 gを溶かし、じゃがいもを加える。弱めの沸騰で8分ゆでる。

  3. にんじんを加える

    にんじんを加えてさらに9分ゆでる。 状態になる。

    じゃがいもの角が残り、竹串が半分ほど入る
  4. ブロッコリーを加える

    ブロッコリーを加え、5〜6分ゆでる。茎へ竹串が入るが、房が崩れないところで止める。

熱いうちに和える

  1. 湯を切る

    ざるへ上げて30秒しっかり湯を切り、まだ熱い鍋へ戻す。冷水には取らない。

  2. 香味を絡める

    オリーブ油、にんにく、パセリ、黒こしょうを加え、鍋を大きく返して絡める。 まで混ぜる。

    じゃがいもの表面に薄い艶が出る
  3. 休ませて整える

    ふたをせず2分休ませ、味をみて必要なら塩1 gを加える。温かいうちに盛る。

04 · 実用情報

実用情報

盛り付け

白い浅皿へ野菜を高く積み過ぎず広げ、底に残ったオリーブ油とにんにくを上から回す。焼き魚、白身魚の煮物、鶏肉、豆料理の付け合わせに向く。

保存と温め直し

2時間以内に浅い容器へ移し、冷蔵で3日保存する。温め直しはふた付きのフライパンへ水15 mlを加え、弱火で4〜5分。電子レンジでは短く区切り、ブロッコリーを過加熱しない。

応用と代替

ブロッコリーをカリフラワーへ、にんじんをいんげんへ、パセリをセロリ葉へ替える。酸味が必要な場合は盛り付け直前に白ワイン酢10 mlを加えられる。

料理人の要点

野菜の大きさをそろえる。投入時間を分ける。湯切り後は冷やさず、熱いうちに油を絡める。この三点で水っぽさと崩れを防ぐ。

必要な道具

5 Lの鍋、大きなざる、竹串、広いボウルまたは元の鍋があれば足りる。鍋が小さいと投入時に湯温が下がり、野菜が水を吸いやすい。

05 · 栄養情報

栄養情報

カロリー
約 300 kcal
炭水化物
約 43 g
たんぱく質
約 7 g
脂質
約 14 g
食物繊維
約 8 g
ナトリウム
約 590 mg

主なアレルゲン: 主要な特定原材料なし。数値は標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、下処理、吸油量、切り分け方により変動する。

三つの野菜を同じ柔らかさにせず、それぞれの止めどきを守る。

ゆで野菜のオリーブ油和えは、調味料を増やすより、切り方、投入順、湯切りの速さをそろえる料理である。熱い野菜が油とにんにくを受け止めると、じゃがいもの甘み、にんじんの香り、ブロッコリーの青さが別々に残る。