イタリアの代表料理

バーニャカウダ(ピエモンテの温かいアンチョビソース)

レシピ早見表

バーニャカウダ(ピエモンテの温かいアンチョビソース)

構造化レシピの主要情報。

コース取り分け前菜
料理イタリア料理(ピエモンテ)
調理法弱火で煮る
難易度中級
分量
4人分
準備
20分
加熱
35分
合計
55分
エネルギー目安
約735 kcal(1人分あたり)

にんにくとアンチョビを低温で煮る濃厚な温製ソース

バーニャカウダ(ピエモンテの温かいアンチョビソース)

にんにく200 gを薄切りにし、バター40 gとオリーブ油250 gで色付けずにゆっくり柔らかくする。塩抜きしたアンチョビ200 gを加え、全体で35分ほど低温を保ち、揚げるのではなく溶け合う温かいソースに仕上げる。

ピエモンテのバーニャカウダ、アンチョビとにんにくを油でなじませた温製ソース
バーニャカウダは、にんにくとアンチョビを低い温度で溶け合わせて温かく供する。

01 · 概要

概要

日本語でもバーニャカウダの名称は広く使われ、アンチョビとにんにくをオリーブ油で温めるソースとして理解されている。この配合では、にんにくとアンチョビを各200 g使い、バター40 gとオリーブ油250 gでまとめる。

重要なのは炒め物にしないこと。にんにくは薄い色のまま崩れるほど柔らかくし、アンチョビも強くはぜさせずに溶かす。ソースは流動性を保ち、香りが立ってもにんにくやアンチョビを褐色にしない。

揚げない温度

油が激しく泡立つほど熱くしない。にんにくを色付けずに柔らかくするのが基準。

02 · 材料

材料

バーニャカウダソース

40 g
バター
250 g
穏やかなエクストラバージンオリーブ油
200 g
にんにく 皮をむき、ごく薄切り
200 g
塩漬けアンチョビ 塩抜きして骨を除き、よく乾かす

03 · 作り方

作り方

作り方

  1. アンチョビを整える

    塩漬けアンチョビを十分に塩抜きし、骨を除いて水分を丁寧に拭き取る。

    表面の水分が多いと、熱い油がはねやすい。
  2. にんにくを柔らかくする

    鍋にバター、オリーブ油、薄切りのにんにくを入れ、ごく弱火で色を付けずにゆっくり加熱する。

    にんにくは淡い色のまま柔らかくなり、崩れ始める状態にする。
  3. アンチョビを溶かす

    アンチョビを加え、全体の加熱時間が35分になるよう低温を保ちながら木べらで混ぜ、ソースに溶かし込む。

    油は揚げ物の温度にしない。激しいジュージュー音が出ない状態を保つ。
  4. 温かく保って出す

    香りがまとまり、にんにくとアンチョビがなじんだら弱い保温にする。

    ソースは流動性と香りを保ち、揚がったり焦げたりしていない状態にする。

04 · 確認ポイント

確認ポイント

火加減

表面の泡

穏やかな小さな泡にとどめ、激しい揚げ音や褐色化が始まったらすぐ火を弱める。

問題目安調整
にんにくが茶色くなる温度が高すぎると苦味が出て、ソースの性格が変わる。弱火に落とし、鍋底の熱が強い場合は一度火から外す。
アンチョビがはねる塩抜き後の水分が残っている可能性が高い。加える前に表面をよく拭き、低温の油へ少量ずつ入れる。

05 · 実用情報

実用情報

合わせる食材

季節の生野菜や加熱した野菜を添えて使えるが、野菜はこのレシピの材料・栄養計算には含めない。

保存

余りは密閉して冷蔵し3日以内に使う。再加熱は弱火で混ぜながら行い、残り物の安全基準として74 ℃を目安にする。

06 · よくある質問

よくある質問

ソースを沸騰させてもよい?

強い沸騰や揚げるような加熱は避ける。にんにくとアンチョビを低温でゆっくり崩す料理である。

野菜の栄養も表示に含まれる?

含まれない。表示値は作ったソースの1/4量だけを基準にしている。

07 · 栄養情報

栄養情報

エネルギー
735 kcal
炭水化物
17 g
たんぱく質
16 g
脂質
68 g
食物繊維
1.1 g
ナトリウム
2300 mg

作ったソースの1/4量(野菜は含まない)あたりの概算値。USDA FoodData Centralの食品成分データを用いた材料重量ベースの計算で、実測値ではない。 野菜とパンは含めず、アンチョビの塩分は塩抜き状態で変動する。

強い火力ではなく、にんにくが淡いまま崩れる温度を保つことが、この濃厚なソースを重たく焦げた味にしない要点になる。