アルジェリアの国民料理
アルジェリアのブレク・ラアジン

レシピ早見表
アルジェリアのブレク・ラアジン
構造化レシピの主要情報。
- 分量
- 12個
- 準備
- 45分
- 加熱
- 30分
- カロリー
- 約 310 kcal
アルジェリア料理 · 塩味のペイストリー · レシピ
ブレク・ラアジン 牛肉の具を手作り生地で包む 半月形の揚げパイ
薄いディウルではなく、こねた生地を円形に伸ばし、牛肉、玉ねぎ、卵、パセリの具を半月形に包んで金色に揚げる。

01 · 概要
概要
ブレク・ラアジンのレシピでは、薄いディウルを使う細長いブレクと異なり、小麦粉から作った生地で具を包む。ラアジンは生地を表す語に由来し、完成形は半月または楕円形になる。厚みのある生地は外側がさくっとし、内側には少し柔らかさが残る。
休ませた生地を薄く均一に伸ばし、具を縁から離して二重に閉じる。
生地には小麦粉、塩、植物油、卵、水を使う。強くこね過ぎると縮みやすくなるため、材料がまとまって表面が滑らかになるまで6〜8分で止め、30分休ませる。休ませた生地は直径14 cmへ伸ばしても戻りにくく、縁を細く保ちやすい。
具は牛ひき肉と玉ねぎを水分がなくなるまで炒め、固ゆで卵とパセリを混ぜる。生地がディウルより厚いため、具に十分な香りと塩味が必要だが、液体を加えてはならない。トマトは使わず、玉ねぎの甘み、黒こしょう、シナモンで輪郭を作る。
円形の生地へ冷ました具を置き、縁へ水を薄く塗って半分に折る。空気を押し出してから指で閉じ、フォークまたはひだで二重に留める。具が縁へ付くと接着が弱くなるので、周囲1.5 cmは清潔に保つ。成形後に15分冷やすと、生地が締まり、揚げ油で開きにくい。
170℃の油で片面2〜3分ずつ揚げる。薄皮のブレクより低い温度と長い時間を使い、生地の中心まで火を通す。濃い褐色になる前、全体が均一な金色で細かな気泡が出たところで網へ上げる。中心の具は74℃以上まで温める。
02 · 材料
材料
生地
- 500 g
- 中力粉 打ち粉を別に用意
- 8 g
- 塩 生地用
- 80 ml
- 無香の植物油 生地へ混ぜる
- 1個
- 卵 室温
- 210 ml
- ぬるま湯 10 mlほど調整
- 10 ml
- レモン汁 生地の伸びを整える
牛肉の具
- 500 g
- 牛ひき肉 脂肪15%以下
- 15 ml
- オリーブ油 炒め用
- 250 g
- 玉ねぎ 細かく刻む
- 10 g
- にんにく みじん切り
- 3 g
- 黒こしょう 挽きたて
- 2 g
- シナモンパウダー 少量
- 6 g
- 塩 具用
- 3個
- 固ゆで卵 粗く刻む
- 30 g
- イタリアンパセリ 刻む
成形と揚げ油
- 30 g
- 打ち粉 伸ばす作業用
- 30 ml
- 水 縁を閉じる
- 800 ml
- 揚げ油 実際の吸油量は約85 mlとして栄養計算
- 1個
- レモン くし形に切る
03 · 作り方
作り方
生地と具を作る
生地をこねる
中力粉と塩を混ぜ、植物油を指先ですり込む。卵、ぬるま湯190 ml、レモン汁を加え、6〜8分こねる。必要なら残りの水を加える。
生地を休ませる
生地を覆い、室温で30分休ませる。
肉を炒める
フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎを7分炒める。にんにく、牛肉、黒こしょう、シナモン、塩を加える。
水分を飛ばす
中火で8〜10分炒め、鍋底に汁が残らない状態にする。火を止め、卵とパセリを混ぜ、バットで完全に冷ます。
半月形に包む
生地を分ける
生地を12等分して丸め、乾かないよう覆う。作業台へ少量の打ち粉を振る。
円形に伸ばす
一個ずつ直径14 cm、厚さ約2 mmの円形へ伸ばす。縁は中央より少し薄くする。
具を置く
円の片側へ具の12分の1を置き、縁1.5 cmを空ける。具を山にせず、平たい半月状に整える。
二重に閉じる
縁へ水を薄く塗り、半分に折って空気を押し出す。指で強く閉じ、フォークまたは細かなひだで二重に留める。
冷やす
成形した生地をシートの上へ並べ、冷蔵庫で15分休ませる。
揚げる
油を170℃にする
深い鍋へ油を4〜5 cm入れ、170℃に温める。網付きバットを用意する。
両面を揚げる
2〜3個ずつ入れ、片面2〜3分、返して2分ほど揚げる。膨らんだ部分へ油をかけ、生地全体を均一に色づける。
中心を確認する
最初の一個は中心温度が74℃以上で、生地の内側に生の粉っぽさがないことを確認する。
油を切って出す
網へ上げて3分油を切り、レモンを添えて温かいうちに供する。
04 · 実用情報
実用情報
盛り付けと組み合わせ
一人1個をスープやサラダと合わせる。ショルバ、トマトときゅうりのサラダ、レモンが相性よく、ハリッサは別添えにする。
保存と再加熱
揚げたものは冷蔵で2日。180℃のオーブンで8〜10分、中心74℃以上まで温め直す。包んだ未加熱品は一層に凍らせ、袋へ移して1か月保存し、凍ったまま160℃でゆっくり揚げる。
必要な道具
大きなボウル、麺棒、フライパン、深い揚げ鍋、揚げ物用温度計、網付きバット、フォーク。直径14 cmの型や皿があると大きさをそろえやすい。
05 · 栄養情報
栄養情報
- カロリー
- 約 310 kcal
- 炭水化物
- 約 34 g
- たんぱく質
- 約 14 g
- 脂質
- 約 13 g
- 食物繊維
- 約 2 g
- ナトリウム
- 約 430 mg
分量: 1個。標準的な食品成分値から算出した概算で、銘柄、可食部、油の吸収量、切り分け方により実際の値は変わる。 主なアレルゲン: 小麦、卵。揚げ油を共有する場合は、乳、魚介、ナッツなど他の食材由来の混入にも注意する。