アルジェリアのブレク

投稿者 Travel S Helper
牛肉、じゃがいも、卵、香草の具を薄い皮で巻いた金色のブレク。

アルジェリア料理 · 前菜 · レシピ

アルジェリアのブレク 牛肉とじゃがいもを薄皮で巻く 揚げたての前菜

牛ひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、卵、パセリの具を薄いディウルで細長く包み、表面が薄い金色になるまで揚げる。

カテゴリー: 前菜/料理: アルジェリア/難易度: 中級/合計: 1時間

分量12本
準備35分
加熱25分
カロリー約 300 kcal
金色の細長いブレクを積み、切り口の牛肉とじゃがいもの具、レモンを見せた横長写真

横長の写真では、薄く揚がった皮、肉とじゃがいもの断面、レモン、背景のスープが見える。

I.

アルジェリア風ブレクの作り方と薄皮の巻き方

アルジェリア風ブレクの作り方では、薄いディウルの皮へ具を包み、食べる直前に揚げる前菜を家庭の鍋で再現する。ブリックの名でも知られ、ラマダンの食卓ではショルバの隣に置かれることが多い。外側の軽い歯ざわりと、温かな肉やじゃがいもの具が対照になる。

具を完全に冷まし、薄皮の内側へ余分な蒸気を持ち込まない。

ディウルは非常に薄く、乾燥すると割れ、水分が多い具では破れる。袋から出した皮は湿らせた布の下へ置き、一枚ずつ扱う。市販の春巻きの皮でも代用できるが、厚いものは揚げ時間が長くなり、アルジェリアの薄皮に近い軽さが出にくい。

具には牛ひき肉、玉ねぎ、ゆでたじゃがいも、固ゆで卵、パセリを使う。肉の水分が残ったまま包むと皮がしんなりするため、汁気がなくなるまで炒め、完全に冷ます。じゃがいもは滑らかなペーストにせず、5 mmほどの小さな粒を残すと、断面に食感が生まれる。

巻き方は、皮の手前に細長く具を置き、左右を内側へ折り、空気を押し出しながら巻く。端は小麦粉と水の糊で止める。強く締め過ぎると、具の蒸気で揚げている間に裂けるため、形を保つ程度の余裕を残す。

油温は175℃を基準にし、一本ずつ入れ過ぎない。低温では油を吸い、高温では皮だけが濃くなって内部が十分に温まらない。2〜3分で薄い金色になれば網へ上げ、重ねずに油を切る。レモンは食べる直前に絞り、皮の軽さを保つ。

薄皮を軽く揚げる流れ

0:00肉、玉ねぎ、香辛料を炒め、じゃがいもと卵を準備する。
0:25具を冷まし、ディウルへ細長く置いて巻く。
0:45油を175℃に整え、少量ずつ揚げる。
1:00網で油を切り、レモンとともにすぐ供する。

レシピ概要。 牛ひき肉と玉ねぎを汁気がなくなるまで炒め、角切りのゆでじゃがいも、固ゆで卵、パセリを混ぜて冷ます。薄いディウルへ具を細長く置き、左右を折って巻き、小麦粉の糊で止める。175℃の油で2〜3分、薄い金色になるまで揚げ、網で油を切って熱いうちに出す。

II.

材料

  • 牛ひき肉 450 g脂肪15%以下
  • オリーブ油 15 ml炒め用
  • 玉ねぎ 220 g細かく刻む
  • にんにく 10 gみじん切り
  • クミンパウダー 3 g肉用
  • シナモンパウダー 2 g少量
  • 黒こしょう 3 g挽きたて
  • 塩 6 g具用
  • じゃがいも 300 gゆでて5 mm角
  • 固ゆで卵 3個粗く刻む
  • イタリアンパセリ 25 g刻む
  • マイルドなチーズ 80 g細くおろす

包みと揚げ油

  • ディウルの皮 12枚直径約30 cm
  • 薄力粉 20 g糊用
  • 水 30 ml糊用
  • 揚げ油 700 ml実際の吸油量は約90 mlとして栄養計算
  • レモン 1個くし形に切る
アレルゲン。 小麦、卵、乳。ディウルとチーズの表示を確認する。揚げ油を共有する場合は、他の食材由来のアレルゲン混入にも注意する。
III.

調理手順

具を作る

  1. じゃがいもと卵を準備する

    じゃがいもを柔らかくゆでて水気を飛ばし、5 mm角に切る。卵は固ゆでにして粗く刻む。

  2. 肉を炒める

    フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎを6分炒める。にんにく、牛ひき肉、クミン、シナモン、黒こしょう、塩を加える。

  3. 汁気を飛ばす

    中火で8〜10分、肉をほぐしながら炒める。鍋底に液体が残らない状態まで水分を飛ばす。

  4. 具を冷ます

    火を止め、じゃがいも、卵、パセリ、チーズを混ぜる。バットへ広げて室温まで完全に冷ます。

包む

  1. 糊を作る

    薄力粉と水を滑らかに混ぜ、端を止める糊を作る。ディウルは湿らせた布の下へ置く。

  2. 具を置く

    皮一枚を広げ、手前へ具の12分の1を長さ14 cmほどの棒状に置く。端から3 cm空ける。

  3. 巻いて止める

    左右を具の上へ折り、手前から空気を押し出しながら巻く。終端へ糊を薄く塗って止める。

揚げる

  1. 油を温める

    深い鍋へ油を4 cmほど入れ、175℃に温める。網を載せたバットを用意する。

  2. 少量ずつ揚げる

    ブレクを巻き終わりを下にして2〜3本ずつ入れ、返しながら2〜3分揚げる。

  3. 油を切る

    網へ上げ、重ねずに2分油を切る。必要なら油温が175℃へ戻ってから次を揚げる。

  4. すぐに出す

    皿へ盛り、レモンを添える。レモン汁は食べる直前に絞る。

IV.

盛り付け、保存、応用

盛り付けと組み合わせ

ショルバ・フリックやショルバ・ベイダの前菜として一人1〜2本を出す。レモン、刻んだパセリ、辛味の弱いハリッサを別添えにする。

保存と再加熱

揚げたブレクは当日が最良。冷蔵は2日までで、180℃のオーブンまたはエアフライヤーで6〜8分、中心74℃以上まで再加熱する。未加熱の包みは一層ずつ冷凍し、1か月保存できる。

変更できる四つの方法

  • 牛肉を羊ひき肉へ替え、脂が多い場合は炒めた後に余分な脂を除く。
  • チーズを省き、じゃがいもを80 g増やすと乳不使用になる。
  • ツナ水煮300 gを使う場合は肉を省き、玉ねぎと香辛料だけを炒めて合わせる。
  • 揚げずに表面へ油を薄く塗り、200℃のオーブンで12〜15分焼く。

テストキッチンの三つの要点

  • 温かい具を包まない。蒸気が皮を弱くし、揚げ油で裂けやすくなる。
  • 巻き終わりを最初に下へ入れると、糊が熱で固まり形が安定する。
  • 揚げ上がりを紙の上へ重ねず、網で空気を通して皮を保つ。

必要な道具

広いフライパン、深さのある揚げ鍋、揚げ物用温度計、網付きバット、刷毛。油温計は薄皮が急に色づくのを防ぐ。

V.

1食分の栄養価

カロリー
約 300 kcal
炭水化物
約 25 g
たんぱく質
約 15 g
脂質
約 16 g
食物繊維
約 2 g
ナトリウム
約 480 mg

分量: 1本。標準的な食品成分値から算出した概算で、銘柄、可食部、油の吸収量、切り分け方により実際の値は変わる。主なアレルゲン: 小麦、卵、乳。ディウルとチーズの表示を確認する。揚げ油を共有する場合は、他の食材由来のアレルゲン混入にも注意する。

薄い皮が割れた瞬間に、肉、じゃがいも、香草の温かな具が現れる。

アルジェリアのブレクは、具の水分と油温を整えれば、家庭の揚げ鍋でも軽く仕上がる。冷ました具を余裕を残して巻き、少量ずつ揚げることが、破れと油っぽさを防ぐ。

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