クロアチア料理 · 魚介サラダ · 冷製
アドリア海のクモガニサラダ ほぐし身を甲羅に戻す冷たい前菜オリーブ油とレモンの軽い味付け
ゆでたクモガニの身を丁寧に取り出し、オリーブ油、レモン、パセリで軽く和えて甲羅へ戻す。
- 分量
- 4人分
- 準備
- 35分
- 加熱
- 20分
- 休ませる時間
- 30分
- 合計
- 1時間25分
- 1食分
- 約300 kcal

背景、味わい、調理の考え方
アドリア海沿岸では、カニの身を甲羅へ戻して冷たい前菜にする盛り付けが見られる。クモガニの繊細な身は濃いソースより、オリーブ油と柑橘の簡潔な味付けに向く。甲羅は器として使うため、ゆで上げ後に内側をよく洗う。
生きたカニを扱う場合は地域の漁獲規則と販売状況を確認し、信頼できる販売店から入手する。調理済みのカニを使う場合は、身の重量に合わせて調味料を減らす。
身を取り出す作業では、殻の小片が混ざらないよう明るい場所で少量ずつ確認する。ほぐしすぎると繊維が失われ、ペースト状になる。脚肉は大きめに残し、胴肉と軽く合わせる。
和えた後は30分冷やすと味がなじむ。長時間置くとレモンで身が締まりすぎるため、当日中に供する。薄く焼いたパンを添えると、カニの甘味を邪魔せず食感が加わる。
素材の形を残しながら、火加減と休ませる時間で味をまとめる。
材料
主な材料
- 調理前のクモガニ 1.8 kg(可食部約500 g)
- 水 3 L
- 塩 45 g
- エクストラバージンオリーブ油 45 ml
- レモン汁 30 ml
- にんにく 3 g
- 刻みパセリ 12 g
- 黒こしょう 1 g
- パン 200 g
作り方
準備から仕上げまで
カニをゆでる
大鍋の水に塩を加えて沸かし、クモガニを入れる。再沸騰後15〜18分ゆでる。
冷ます
カニを取り出し、扱える温度まで20分冷ます。甲羅を外し、食べられないえらと内臓を除く。
身を取り出す
脚と胴から身を取り出し、殻片がないか指先で確認する。大きな脚肉は形を残す。
調味する
オリーブ油、レモン汁、すりおろしにんにく、パセリ、黒こしょうを混ぜ、カニ身を静かに和える。
冷やす
清潔にした甲羅へ戻し、冷蔵庫で30分冷やす。
供する
薄く焼いたパンを添え、調理当日中に供する。
盛り付け、保存、実用的な調整
盛り付け
料理の温度と食感が最も整った時点で盛り、記事内で示した付け合わせと一緒に供する。ソースや煮汁は主材料を隠さない量にする。
保存と再加熱
粗熱を素早く取り、密閉容器で冷蔵する。魚介は原則1日、加熱済み肉と煮込みは2〜3日を目安とし、再加熱時は中心まで十分熱くする。
四つの調整案
- 塩分の強い加工品は追加の塩を減らす。
- 白ワインは同量の無塩だしと少量のレモン汁で代用できる。
- 香草はパセリを基本に、穏やかな葉物へ替えられる。
- 分量を半分にする時も鍋やフライパンの広さを合わせる。
テストキッチンの三点
- 材料の表面水分を取ると焼き色と乳化が安定する。
- 高温で急がず、指定した見た目と中心温度を優先する。
- 休ませる工程がある料理は省かない。
必要な道具
厚手の鍋または広いフライパン、温度計、包丁、まな板、計量器具。チーズ作りでは消毒済みの型と布が必要になる。
1食分の栄養価
- カロリー
- 約300 kcal
- 炭水化物
- 約17 g
- たんぱく質
- 約31 g
- 脂質
- 約12 g
- 食物繊維
- 約1 g
- ナトリウム
- 約760 mg
1食分: 1人分。標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、塩抜き、油の吸収、可食部、取り分け方により変動する。