アルジェリアの国民料理

アルジェリアのグリビア

レシピ早見表

アルジェリアのグリビア

構造化レシピの主要情報。

カテゴリーデザート
料理アルジェリア
難易度初級
合計43分
分量
24個
準備
25分
加熱
18分
カロリー
約 150 kcal

アルジェリア料理 · デザート · レシピ

グリビア 油でほろりと崩れる 淡い焼き色のクッキー

小麦粉と粉糖を植物油でまとめ、丸く成形してシナモンを載せる。表面は淡く、底だけが薄く色づくまで焼く、ほどける食感の菓子。

淡い半球形のグリビアを白い皿に盛り、割れた一個と茶を添えた横長写真
横長の写真では、淡い焼き色のグリビアと、ほろほろした断面、背景の茶器が見える。

01 · 概要

概要

グリビアの作り方では、小麦粉、粉糖、油という少ない材料から、口の中で細かくほどける食感を作る。フランス語圏ではモンテカオの名でも知られ、北アフリカの家庭や菓子店で、茶やコーヒーに添える小さな焼き菓子として作られる。表面を濃く焼かず、淡い色を保つ点が外観の特徴になる。

表面を濃く焼かず、底の縁の色を焼き止めの合図にする。

バターを泡立てるクッキーとは異なり、植物油を粉へ少しずつ混ぜて生地をまとめる。油が多過ぎると焼成中に広がり、少な過ぎると握っても割れる。生地を手で軽く押したときに一つにまとまり、縁へ細かな亀裂が出る程度が適切である。

小麦粉は一度に全部入れず、最後の50 gを生地の状態に合わせる。室温や粉の吸水率で必要量が変わるためだ。混ぜ過ぎるとグルテンが発達し、ほろほろではなく硬い食感になる。木べらで粉気を合わせた後は、手のひらで押してまとめるだけにする。

成形は、30 gほどを丸め、少し高い半球形にする。焼く前に上面へシナモンをひとつまみ載せると、淡い生地の中心に褐色の印ができる。割れやすい生地なので、丸める際に表面を磨くように強く押さえず、亀裂をわずかに残す。

170℃のオーブンで、表面が白っぽく、底の縁だけが薄いきつね色になった時点で取り出す。焼きたては非常に崩れやすいため、天板の上で15分冷ましてから網へ移す。完全に冷えると油脂が落ち着き、指で持てる強さと、口でほどける柔らかさが両立する。

02 · 材料

材料

生地

500 g
薄力粉 50 gは調整用に残す
180 g
粉糖 ふるう
220 ml
無香の植物油 ひまわり油など
5 ml
バニラエキス 香り付け
2 g
甘みを整える
3 g
シナモンパウダー 上面用

03 · 作り方

作り方

生地を作る

  1. オーブンを温める

    オーブンを170℃に予熱し、天板2枚へオーブンシートを敷く。

  2. 粉糖と油を混ぜる

    ボウルへ粉糖、植物油、バニラ、塩を入れ、泡立て器で1分混ぜる。空気を多く含ませる必要はない。

  3. 小麦粉を加える

    薄力粉450 gをふるい入れ、木べらで混ぜる。残りは20 gずつ加え、手で押すとまとまる硬さにする。

  4. 練らずにまとめる

    粉気が消えたら、手のひらで数回押して一つにする。こね続けない。

成形して焼く

  1. 24個に分ける

    生地を約37 gずつ24個に分ける。軽く丸め、底を平らにした高さ2.5 cmほどの半球形へ整える。

  2. シナモンを載せる

    各生地の中央へシナモンを少量載せる。天板へ5 cm間隔で並べる。

  3. 淡く焼く

    170℃で16〜18分焼く。途中で天板の前後を入れ替え、表面は淡いまま、底の縁だけが薄く色づいたら取り出す。

  4. 天板で冷ます

    焼きたてには触れず、天板上で15分冷ます。その後、薄いへらで網へ移し、完全に冷ます。

04 · 実用情報

実用情報

盛り付けと組み合わせ

ミントティー、濃いコーヒー、無糖の紅茶と合わせる。粉糖を追加すると表面の印が隠れるため、この配合では仕上げに振らない。

保存と再加熱

完全に冷ましてから、紙を挟んで密閉容器へ入れ、室温で10日。冷凍は1か月で、室温の容器内で解凍する。湿気を吸うため冷蔵保存は避ける。

必要な道具

大きなボウル、泡立て器、木べら、キッチンスケール、天板2枚、オーブンシート、薄いフライ返し。スケールで一個量をそろえると焼き時間が均一になる。

05 · 栄養情報

栄養情報

カロリー
約 150 kcal
炭水化物
約 20 g
たんぱく質
約 2 g
脂質
約 7 g
食物繊維
約 1 g
ナトリウム
約 40 mg

分量: 1個。標準的な食品成分値から算出した概算で、銘柄、可食部、油の吸収量、切り分け方により実際の値は変わる。 主なアレルゲン: 小麦。使用するバニラ製品や製造ラインによっては、乳、卵、ナッツの混入表示があるため確認する。

淡い焼き色の中に、粉と油が作る細かなほどけ方がある。

グリビアは、材料の少なさが扱いの差を隠さない。小麦粉を調整し、練らず、焼き過ぎず、天板で冷ます。この四点を守ると、形を保ちながら口で崩れる。