クロアチアの国民料理

牛肉グラーシュとポテトニョッキ

レシピ早見表

牛肉グラーシュとポテトニョッキ

構造化レシピの主要情報。

分類グーラッシュ
料理クロアチア料理
調理法煮込み・ゆで調理
難易度上級
分量
6人分
準備
50分
加熱
2時間30分
休ませ・待ち時間
じゃがいも冷却30分
合計
3時間50分
1人分・1個
約 820 kcal

牛肉グラーシュとポテトニョッキ 玉ねぎとパプリカで煮込む

牛肩肉を玉ねぎ、甘口パプリカ、赤ワインとゆっくり煮込み、崩れた玉ねぎで自然な濃度を作る。じゃがいもは熱いうちにつぶし、冷めてから最小限の粉を合わせて、柔らかなポテトニョッキに仕上げる。

湯気の立つ牛肉グラーシュとポテトニョッキを低い角度から写した横長写真
16:9の写真では、肉の繊維、濃いソースの粘度、ニョッキの丸い形がはっきり見える。

01 · 概要

概要

牛肉は5 cm角に切り、水気をよく拭く。鍋へ一度に入れると蒸し煮になりやすいため、数回に分けて表面を焼く。焼き色は香りを加えるが、鍋底を焦がす必要はない。肉を取り出した後、同じ鍋で玉ねぎを20〜25分炒める。

パプリカ粉は高温で焦げやすい。玉ねぎが柔らかくなったら火を弱め、トマトペーストと一緒に短く炒め、すぐ赤ワインを加える。煮込み中は小さな泡を保ち、肉がほぐれる前に水分だけを急激に減らさない。

ニョッキ用のじゃがいもは皮付きでゆで、熱いうちにつぶす。蒸気を逃がしてから粉と卵を混ぜると、必要な粉が少なくなる。生地を長くこねると粘りが強くなるため、切って成形できる状態になった時点で止める。

ゆで上がったニョッキは浮いてから30〜45秒で引き上げ、ソースと同じ皿へ盛る。全部を鍋で強く混ぜると崩れやすいので、一部のソースだけで軽く和え、残りを肉とともにかける。

玉ねぎを十分に崩す

粉を使わずソースの濃度を作る。

パプリカを焦がさない

火を弱め、液体をすぐ加える。

ニョッキをこね過ぎない

じゃがいもの水分を飛ばし、粉を最小限にする。

02 · 材料

材料

牛肉グラーシュ

1.2 kg
牛肩肉 5 cm角。
800 g
玉ねぎ 薄切り。
20 g
にんにく みじん切り。
60 ml
植物油 焼き付けと炒め用。
40 g
トマトペースト 玉ねぎと炒める。
18 g
甘口パプリカ粉 焦がさない。
200 ml
辛口赤ワイン 煮込み用。
800 ml
牛肉ブイヨン 無塩または低塩。
2枚
ローリエ 仕上げに除く。
2 g
キャラウェイシード 軽くつぶす。
2 g
乾燥マジョラム 終盤に加える。
12 g
ブイヨンに応じて調整。
2 g
黒こしょう 粗びき。

ポテトニョッキ

1 kg
じゃがいも 粉質の品種。
220 g
薄力粉 打ち粉を含む。
1個
卵(約50 g) 溶きほぐす。
8 g
生地とゆで湯用を除く。

03 · 作り方

作り方

グラーシュを煮る

約2時間30分
  1. 牛肉を分けて焼く

    牛肉の水気を拭き、油の半量で数回に分けて焼く。表面に色が付いたら取り出す。

  2. 玉ねぎを柔らかくする

    残りの油と玉ねぎを鍋へ入れ、弱めの中火で20〜25分炒める。にんにくとトマトペーストを加えて2分炒める。

  3. パプリカとワインを加える

    火を弱めてパプリカ粉とキャラウェイを混ぜ、すぐ赤ワインを注ぐ。半量まで煮詰める。

  4. 肉を柔らかく煮る

    牛肉、ブイヨン、ローリエ、塩の半量を戻し、弱火で1時間45分〜2時間煮る。肉がほぐれ、玉ねぎがソースへ溶けたらマジョラムとこしょうを加える。

ニョッキを作る

約50分+冷却30分
  1. じゃがいもをゆでてつぶす

    皮付きじゃがいもを柔らかくゆで、熱いうちに皮をむいてつぶす。広げて30分冷まし、蒸気を逃がす。

  2. 生地をまとめる

    じゃがいもへ卵、塩、薄力粉の八割を加え、切るように混ぜる。必要な分だけ残りの粉を足す。

  3. 成形する

    生地を直径2 cmの棒状にし、2.5 cm幅に切る。フォークの背で軽く溝を付け、打ち粉をしたトレーへ並べる。

ゆでて盛る

約5分
  1. ニョッキをゆでる

    塩湯で数回に分けてゆで、浮いてから30〜45秒で取り出す。

  2. ソースと合わせる

    ニョッキを少量のグラーシュソースで軽く和え、皿へ盛る。牛肉と残りのソースを横へ添える。

04 · 確認ポイント

確認ポイント

煮込み温度

煮込み温度 強沸騰で肉を締めない。

牛肉の終点

牛肉の終点 中心温度だけでなく結合組織の軟化を確認。

ニョッキ生地

ニョッキ生地 粉を増やし過ぎない。

05 · 実用情報

実用情報

盛り付け

グラーシュとニョッキを半分ずつ皿へ盛り、ソースをニョッキの溝へかける。酸味のあるキャベツサラダやきゅうりのサラダを添える。

保存と再加熱

グラーシュは冷蔵で3日、冷凍で2か月。ニョッキはゆでる前なら冷凍できる。再加熱はグラーシュを74℃まで温め、ニョッキは熱湯で短く温め直す。

必要な道具

厚手の煮込み鍋、大鍋、ポテトライサー、フォーク、温度計、穴あきレードル。

アレルゲンと注意

小麦、卵を含む。市販ブイヨンにはセロリ、乳、小麦が含まれる場合がある。

06 · 栄養情報

栄養情報

カロリー
約 820 kcal
炭水化物
約 68 g
たんぱく質
約 52 g
脂質
約 34 g
食物繊維
約 6 g
ナトリウム
約 900 mg

1食: 1人分(全量の1/6)。 アレルゲン: 小麦、卵を含む。市販ブイヨンにはセロリ、乳、小麦が含まれる場合がある。 数値は概算で、検査値ではない。

仕上がり

柔らかな牛肉と濃いパプリカソースを、軽いポテトニョッキが余さず受け止める。

煮込みは時間を、ニョッキは短い操作を守る。二つの異なるリズムを合わせたときに皿が整う。