クロアチアの料理を家庭向けに整理した実用版
ラブ島のラプスカ・トルタアーモンドと柑橘香る渦巻き菓子
薄い生地を渦巻き状に組み、アーモンド、砂糖、卵、柑橘の皮、マラスキーノの濃いフィリングをのせて焼く。外縁は軽く締まり、中心はしっとりとした粒感を保つ。

- 分量
- 12切れ
- 準備
- 1時間20分
- 加熱
- 35分
- 休ませる時間
- 2時間
- 合計
- 3時間55分
- 1人分
- 約 390 kcal
01 · 料理の背景と技術
仕上がりを決める考え方
ラプスカ・トルタはラブ島を代表するアーモンド菓子で、渦巻き形と柑橘、マラスキーノの香りで知られる。生地よりフィリングの存在感が強く、薄い縁が形を支える。
アーモンドは油が出るほど細かく挽かず、砂のような粒感を残す。卵を一度に加えると緩くなるため、少量ずつ混ぜ、絞れる硬さを保つ。
渦巻きは中心から外へ作り、生地の細い帯をフィリングの両側に立てる。形が歪んでも焼成で大きく広がらないため、成形段階で整える。
焼きすぎると香りが弱くなり、中心が乾く。縁が淡い金色になり、表面に薄い膜ができたところで止める。
02 · 材料
12切れ分の材料
主材料
- 220 g薄力粉
- 2 個卵
- 20 g砂糖
- 1 つまみ塩
- 300 gアーモンドパウダー
- 220 g砂糖
- 3 個卵
- 1 個分レモンの皮
- 1/2 個分オレンジの皮
- 30 mlマラスキーノ
- 20 g粉糖
03 · 手順
準備から仕上げまで
生地を作る
薄力粉、卵2個、砂糖20 g、塩をこね、滑らかになったら包んで30分休ませる。
フィリングを作る
アーモンド、砂糖220 g、柑橘の皮を混ぜ、卵3個を少しずつ加える。最後にマラスキーノを混ぜ、絞れる硬さにする。
薄く延ばす
生地を1〜1.5 mmに延ばし、底用の帯と、縁用の細い帯に切る。
渦巻きを成形する
オーブン紙の上に中心からフィリングを太いひも状に置き、渦巻きにする。両側に生地帯を立て、指で波形をつける。
焼く
160°Cで30〜35分焼く。縁が淡い金色で、中心が乾ききる前に取り出す。
冷ます
天板の上で完全に冷まし、粉糖を薄く振る。2時間休ませてから切る。
04 · 1食分の概算
栄養成分
- エネルギー
- 約 390 kcal
- 炭水化物
- 約 38 g
- たんぱく質
- 約 10 g
- 脂質
- 約 22 g
- 食物繊維
- 約 4 g
- ナトリウム
- 約 55 mg
1食: 1切れ。標準的な食品成分値に基づく概算で、製品、可食部、吸油量、切り分け方により変動する。