クロアチア料理 · 小型ケーキ · レシピ
チュパヴツィ スポンジをチョコレートで包む ココナッツをまとった角切りケーキ
軽いスポンジに薄いチョコレート層を挟み、角切りにして温かなココアグレーズへくぐらせ、乾燥ココナッツを全面にまとわせる。
- 分量
- 20個
- 準備
- 40分
- 加熱
- 25分
- 冷却と安定
- 1時間30分
- 合計
- 2時間35分
- 1食分
- 約 390 kcal

背景、味わい、調理の要点
チュパヴツィは、やわらかなスポンジの角切りをチョコレート液へくぐらせ、細かなココナッツで覆う菓子である。表面の毛羽立った見た目が名前の印象と結び付き、家庭の大きな皿へ規則正しく並べられる。材料は身近だが、スポンジの乾き具合とグレーズの温度で仕上がりが大きく変わる。
スポンジを冷まし、グレーズを温め過ぎないことが、角のある形を守る。
スポンジはふわふわにし過ぎず、液体へ浸しても形が保てる弾力を持たせる。卵と砂糖を十分に泡立て、小麦粉は気泡をつぶさないよう折り混ぜる。牛乳と溶かしバターを加えると口当たりがしっとりし、翌日も乾きにくい。
焼き上がった生地は完全に冷ます。温かいまま切ると断面がつぶれ、グレーズが深く入り過ぎる。この版では生地を水平に二枚へ分け、少量のチョコレートグレーズを薄く挟む。写真で見える中央の濃い線を作りながら、外側のコーティングと味をつなげる。
グレーズはチョコレート、バター、牛乳、砂糖、ココアを弱火で溶かす。沸騰させると脂が分離し、冷めると厚く固まり過ぎる。角切りをくぐらせる温度は35〜40 °Cが扱いやすく、表面を覆いながらスポンジへ過度に吸収されない。
ココナッツは広い皿にたっぷり広げる。グレーズを切ったケーキを一個ずつ転がし、面を押し付けず、スプーンで上からかける。強く押すと角が丸くなり、チョコレートがココナッツの中へ固まりとして残る。作業中にグレーズが冷えて重くなったら、ごく弱く温め直す。
仕上げた後は、網ではなくオーブン用紙の上で30分以上休ませる。表面が落ち着き、手で持ってもココナッツが大量に落ちない状態が食べ頃である。密閉容器では層の間に紙を挟み、冷蔵庫から出した場合は20分ほど室温へ戻すと、チョコレートとスポンジの柔らかさが戻る。
材料
スポンジ
- 6個 卵室温に戻す。
- 180 g グラニュー糖卵の泡立て用。
- 180 g 薄力粉ふるう。
- 8 g ベーキングパウダー薄力粉と合わせる。
- 120 ml 牛乳室温。
- 80 g 無塩バター、溶かす熱過ぎない状態にする。
- 5 ml バニラエクストラクト香り付け。
- 2 g 塩甘味を整える。
チョコレートとココナッツ
- 250 g ダークチョコレート、刻むカカオ分50〜60%。
- 180 g 無塩バターグレーズ用。
- 180 ml 牛乳グレーズの濃度調整。
- 80 g グラニュー糖グレーズ用。
- 20 g 無糖ココアパウダーだまをなくす。
- 250 g 乾燥ココナッツファイン広い皿へ広げる。
手順
スポンジを焼く
型とオーブンを準備する
23 × 33 cmの角型へオーブン用紙を敷き、オーブンを175 °Cに予熱する。薄力粉、ベーキングパウダー、塩を合わせてふるう。
卵を十分に泡立てる
卵と180 gの砂糖を高速で6〜8分泡立てる。生地を落とすと線が数秒残る、淡く厚い状態にする。
粉と液体を折り混ぜる
粉類を3回に分けてゴムべらで折り混ぜる。牛乳、溶かしバター、バニラを合わせ、生地の一部と混ぜてから全体へ戻す。
焼いて完全に冷ます
型へ流し、175 °Cで22〜25分焼く。中央へ竹串を刺して生地が付かなければ取り出し、型で10分、網で50分以上冷ます。
挟んで切る
グレーズを作る
鍋にチョコレート、180 gのバター、牛乳、80 gの砂糖、ココアを入れ、弱火で滑らかになるまで混ぜる。沸騰させず、35〜40 °Cに保つ。
薄いチョコレート層を挟む
スポンジを水平に二枚へ切る。グレーズ約120 gを下の生地へ薄く塗り、上の生地を重ねて15分冷やす。
20個に切り分ける
端を薄く整え、約5 cm角の20個に切る。包丁を一切れごとに拭き、中央の層を引きずらない。
コーティング
チョコレートをまとわせる
角切りを一個ずつフォークで支え、残りのグレーズへ各面を短くくぐらせる。余分を鍋の上で5秒落とす。
ココナッツを付ける
すぐ乾燥ココナッツの皿へ移し、スプーンで全面にかける。角を押しつぶさず、オーブン用紙の上へ置く。
表面を安定させる
室温で30分以上休ませる。表面が手に付きにくくなったら、層の間に紙を挟んで容器へ移す。
盛り付け、保存、実用的な調整
盛り付けと組み合わせ
室温で一人一個を目安に供し、無糖のコーヒーまたは紅茶を添える。冷蔵した場合は20分前に出し、チョコレート層を柔らかく戻す。
保存と再加熱
密閉容器で涼しい室温2日、冷蔵5日まで。層の間にオーブン用紙を挟む。冷凍は1か月可能で、冷蔵庫で一晩解凍後、室温へ戻す。
四つの実用的なバリエーション
- 中央のチョコレート層を省き、一枚のスポンジをそのまま角切りにする。
- グレーズへオレンジの皮を2 g加え、柑橘の香りを付ける。
- 乾燥ココナッツの一部を細かく刻んだヘーゼルナッツに替える。
- 牛乳を無糖の植物性飲料、バターを同量の製菓用植物油脂に替える。
テストキッチンの三つの要点
- スポンジは完全に冷ましてから水平に切り、断面をつぶさない。
- グレーズは35〜40 °Cに保ち、冷えて厚くなったら弱く温め直す。
- ココナッツへ押し付けず、スプーンで上からかけて角を保つ。
必要な器具
- 23 × 33 cmの角型
- 電動ミキサー
- ゴムべら
- 小鍋
- 長い波刃包丁
- コーティング用のフォーク2本
1食分の栄養価
- カロリー
- 約 390 kcal
- 炭水化物
- 約 43 g
- たんぱく質
- 約 6 g
- 脂質
- 約 22 g
- 食物繊維
- 約 3 g
- ナトリウム
- 約 160 mg
1食分: 室温で一人一個を目安に供し、無糖のコーヒーまたは紅茶を添える。冷蔵した場合は20分前に出し、チョコレート層を柔らかく戻す。。主なアレルゲン: 小麦、卵、乳、ココナッツ。使用するチョコレートに大豆を含む場合がある。数値は標準的な食品成分値から算出した概算であり、製品、可食部、脂肪の除去、吸収量、分割の差で変動する。