クロアチア料理 · 澄んだ魚介スープ · レシピ
ダルマチア風澄まし魚スープ 白身魚と米を静かに煮る 透明なだしを保つ沿岸の一杯
骨付き白身魚から取った澄んだだしに、少量の米、にんじん、セロリ、ほぐした魚を戻して仕上げる軽やかな魚スープ。
- 分量
- 6人分
- 準備
- 25分
- 加熱
- 45分
- 合計
- 1時間10分
- 1食分
- 約 300 kcal

背景、味わい、調理の要点
ダルマチア風澄まし魚スープは、ダルマチアの魚スープは、濃厚なブロデットとは反対の方向から魚の味を引き出す。トマトや強い香辛料を重ねず、骨、皮、身からゆっくり出るだしを澄んだ状態で保つ。米は主食になるほど多く入れず、だしにわずかな厚みを与え、スプーンですくったときに魚の身と一緒に口へ入る量にとどめる。
透明なだしは材料の少なさではなく、沸かさない火加減から生まれる。
魚は骨付きで煮るが、激しく沸かさない。高い温度で泡立て続けると、たんぱく質と脂が細かく分散し、味は同じでも見た目と口当たりが重くなる。鍋の表面が時折ゆれる程度の火加減を守り、浮いた灰汁だけを静かにすくう。
香味野菜は大きく切ってだしに使う分と、仕上げに小さく切って残す分を分ける方法もある。この版では手順を簡潔にし、にんじんとセロリを小さな角切りにして最初から煮る。野菜が柔らかくなっても形を保ち、透明なスープの中に色が点在する。
魚が火を通ったら一度取り出し、骨と皮を丁寧に外す。この作業を鍋の中で行うと小骨が残りやすい。身は大きめにほぐし、食べる直前に戻すことで乾燥を防ぐ。だしは細かい網でこし、鍋底の沈殿物を押し出さない。
米は洗って表面のでんぷんを落とし、こしただしの中で別に煮る。米を魚と同時に入れると、魚を取り出す頃に崩れやすく、だしも濁りやすい。粒の中心にわずかな芯がなくなる直前で魚の身を戻し、余熱で仕上げる。
レモン果汁とオリーブ油は最後に少量加える。酸味は魚の香りを明るくし、油は表面に薄い輪を作って口当たりを整える。沸騰させ直す必要はなく、味を確認したらすぐ器へ注ぐ。パンを添えても、スープ自体は軽いまま保たれる。
材料
魚だし
- 1.2 kg 骨付き白身魚タイ、スズキ、ハタなど。うろこと内臓を除く。
- 2 L 水魚が十分浸かる量。
- 200 g 玉ねぎ、四つ割りだしの甘味。
- 150 g にんじん、8 mm角具として残す。
- 100 g セロリ、8 mm角葉があれば少量加える。
- 3片 にんにく、軽くつぶす香りを移す。
- 2枚 ローリエ煮出し過ぎない。
- 8 g 塩魚とだし用。
- 2 g 黒こしょう粒軽くつぶす。
仕上げ
- 120 g 短粒米洗って水気を切る。
- 30 ml エクストラバージンオリーブ油仕上げの口当たり。
- 15 g 生パセリ、みじん切り器へ注ぐ直前に加える。
- 30 ml レモン果汁酸味を見て調整する。
手順
だしを取る
魚と野菜を鍋に入れる
大鍋に魚、水、玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにく、ローリエ、塩、黒こしょうを入れる。中火でゆっくり温める。
静かに煮る
沸騰直前で弱火にし、表面の灰汁を除きながら20〜25分煮る。魚の厚い部分が不透明になったら取り出す。
だしをこす
ローリエと玉ねぎを除き、だしを細かい網で別鍋へこす。にんじんとセロリは具として戻し、鍋底の沈殿物は押し出さない。
米と魚を仕上げる
魚の身をほぐす
魚が扱える温度になったら、皮と骨を丁寧に外す。身は2〜3 cmの大きさにほぐし、小骨がないか指で確認する。
米を煮る
こしただしを再び弱く沸かし、米を加えて14〜16分煮る。粒が柔らかくなり、スープがわずかにとろむ状態にする。
魚を戻して調味する
魚の身を加えて2〜3分だけ温める。パセリ、オリーブ油、レモン果汁を加え、必要なら塩を補って火を止める。
盛り付け、保存、実用的な調整
盛り付けと組み合わせ
温めた深皿へ魚の大きな身が均等に入るよう注ぐ。薄く焼いたパンを別皿に添え、スープへ浸し過ぎず食感を残す。軽い白ワインや常温の水が合う。
保存と再加熱
魚と米を含むため、2時間以内に浅い容器へ移して冷蔵し、1日以内に食べる。再加熱は全体を75 °Cまで一度だけ温める。米が水分を吸うので、必要に応じて無塩だしを足す。
四つの実用的なバリエーション
- 米を小粒のパスタに替え、表示時間より1分短く煮る。
- 魚の一部を殻付きえびに替え、最後の5分で加える。
- セロリをフェンネルに替え、より甘い香りにする。
- レモンを使わず、白ワインビネガーを小さじ1だけ加える。
テストキッチンの三つの要点
- 魚だしは沸騰させず、表面が静かに動く温度を守る。
- こすときに魚や野菜を押すと濁るため、自然に落ちる液体だけを使う。
- ほぐした魚は米が煮えてから戻し、再加熱時間を最小限にする。
必要な器具
- 4 L以上の鍋
- 細かい網のこし器
- 魚の骨を確認するピンセット
- 深いスープ皿
1食分の栄養価
- カロリー
- 約 300 kcal
- 炭水化物
- 約 24 g
- たんぱく質
- 約 31 g
- 脂質
- 約 9 g
- 食物繊維
- 約 2 g
- ナトリウム
- 約 720 mg
1食分: 温めた深皿へ魚の大きな身が均等に入るよう注ぐ。薄く焼いたパンを別皿に添え、スープへ浸し過ぎず食感を残す。軽い白ワインや常温の水が合う。。主なアレルゲン: 魚、セロリ。数値は標準的な食品成分値から算出した概算であり、製品、可食部、脂肪の除去、吸収量、分割の差で変動する。