ザゴリエ地方のスープ · きのこ、パプリカ、サワークリーム
ザゴリエ風スープ きのことじゃがいもに、燻製ベーコンとサワークリームを合わせる
生のきのこ、乾燥ポルチーニ、じゃがいもを燻製ベーコンの旨味で煮込み、サワークリームで濃度をつけ、最後にワインビネガーで味を整えます。

- 分量
- 4人分
- 準備
- 20分
- 調理
- 40分
- 休ませる時間
- 10分
- 合計
- 1時間10分
- 1人分
- ≈ 390 kcal
01 · 香りを一層ずつ重ねる、素朴で濃厚なスープ
きのこを焼き、パプリカを焦がさず、サワークリームを分離させない
乾燥きのこと生きのこが異なる深みをつくり、じゃがいもとサワークリームが重すぎない濃度を与えます。
ザゴリエ風スープ、クロアチア語でZagorska juhaは、フルヴァツコ・ザゴリエの食べ応えある郷土料理です。じゃがいも、きのこ、燻製ベーコン、パプリカ、サワークリームという農家の台所になじむ材料を組み合わせます。家庭によって配合は異なりますが、ここでは少しとろみがあり、具の形を残し、最後に明るい酸味を感じる仕上がりを目指します。サワークリームだけが前に出るのではなく、きのこの焼き色、ポルチーニの戻し汁、計量した燻製脂が味の芯になります。
乾燥ポルチーニは熱湯に15分浸します。指または網じゃくしで取り出して刻み、戻し汁はキッチンペーパーか非常に細かな網で濾します。砂が底に沈むことが多いため、最後まで注ぎ切ってはいけません。香りのある戻し汁は、きのこ本体と同じほど重要です。少量の乾燥きのこでも肉のブイヨンへ深みを加えられます。異臭やカビがある場合は、きのこも戻し汁もすべて使わず処分します。
燻製ベーコンは冷たい鍋から加熱します。中火で脂をゆっくり出せば焦げず、玉ねぎ、にんじん、セロリを炒める土台になります。黄金色になった角切りの半量を取り出し、盛り付けまで食感を残します。野菜を約7分炒め、玉ねぎが透き通り、鍋底に薄い褐色の跡が見えたら、にんにくときのこを加えます。鍋が狭い場合は、生きのこを2回に分けます。詰め込むと水が出て、色づかず灰色に蒸されます。
甘口パプリカとトマトペーストを熱い鍋底へ入れる時間は短くします。香りを出すには20秒で十分で、それ以上はパプリカが苦くなるおそれがあります。白ワインをすぐに注ぎ、加熱を止めると同時に鍋底の旨味を溶かします。2分煮詰めてから、じゃがいも、ローリエ、濾した戻し汁、温かい肉のブイヨンを加えます。2cm角のじゃがいもは均一に火が通り、柔らかくなった一部を鍋肌でつぶせば、でんぷんで自然なとろみがつきます。
冷たいサワークリームを沸騰中のスープへ直接入れてはいけません。温かいスープを玉じゃくし2杯、少しずつ加えて混ぜ、弱火の鍋へ細く戻します。ここからは2分静かに温めるだけで、再沸騰させません。強い熱は脂肪とたんぱく質を分け、汁を粒状にします。温度を合わせたクリームはパプリカを丸くし、じゃがいものとろみをまとめながら、ほかの味を隠しません。濃すぎる場合は、酢を入れる前に温かいブイヨンで調整します。
ワインビネガー、黒こしょう、パセリは最後に入れます。小さじ1なら酸っぱいスープにはならず、きのこの香りを持ち上げ、ベーコンとクリームの重さを軽くします。塩はベーコンとブイヨンがそろってから決めます。どちらにも塩分があるためです。蓋をして10分休ませると香りがなじみ、とろみも安定します。その後もう一度味見してください。温度と休ませ時間で塩味と酸味の感じ方が変わるため、追加の酢や塩は最後に判断します。
翌日は味がさらにまとまりますが、速やかに冷まして冷蔵することが条件です。温め直しは弱火で行い、沸騰させません。じゃがいもが汁を吸って濃くなったら、ブイヨンを少量足します。野生きのこは信頼できる供給元のもの、または専門家が同定したものだけを使います。写真や判定アプリだけでは食用の確認になりません。栽培きのこと包装された乾燥ポルチーニでも、深く再現性のある味になります。
生きのこは傘が締まり、表面が乾き、ぬめりや鋭い異臭のないものを選びます。早くから洗ったり切って放置したりすると、水を吸って変色します。炒める直前に掃除し、水気を拭き取ります。広い鍋なら蒸気が逃げ、縁に焼き色がつきやすくなります。この工程が、香りの深いきのこスープと色の薄い煮汁を分けます。液体を急いで注がず、きのこの水分が飛ぶまで待ちます。
戻し汁を濾す
深い香りを残し、砂の沈殿は鍋へ入れません。
きのこを焼く
鍋が狭ければ2回に分け、水分を蒸発させます。
クリームの温度を合わせる
温かいスープ2杯で温度差を減らし、汁を滑らかに保ちます。
02 · 2種類のきのこ、じゃがいも、燻製の土台
4人分の材料
塩分の低いブイヨンを使います。ベーコン、戻し汁、煮詰める工程で味が濃くなるためです。
きのこの土台
- 15g乾燥ポルチーニ
- 300ml戻すための熱湯
- 大さじ1ひまわり油
- 100g燻製ベーコン(角切り)
- 150g玉ねぎ(みじん切り)
- 100gにんじん(小さい角切り)
- 60gセロリ(小さい角切り)
- 300g生きのこ(薄切り)
- 2片にんにく(みじん切り)
- 小さじ2甘口パプリカ
- 大さじ1トマトペースト
- 100ml辛口白ワイン
仕上げ
- 400gじゃがいも(2cm角)
- 1枚ローリエ
- 700ml温かい低塩の肉ブイヨン
- 150gサワークリーム
- 小さじ1ワインビネガー
- 8g塩(味見して調整)
- 小さじ½黒こしょう
- 大さじ2刻んだパセリ
03 · 一つの鍋で連続する8工程
きのこの焼き付けからサワークリームまで
前の材料が十分に香りを出してから次を加え、サワークリームで弱火のまま終えます。
-
ポルチーニを戻して濾す
熱湯300mlに15分浸します。取り出して刻み、底の沈殿を入れずに戻し汁を濾します。
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ベーコンの脂を出す
冷たい鍋へベーコンと油を入れ、中火で4〜5分焼きます。色づいた半量を取り出します。
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野菜を柔らかくする
玉ねぎ、にんじん、セロリを加え、鍋底をこそげながら7分炒めます。
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きのこを焼く
にんにく、刻んだポルチーニ、生きのこを加えます。必要なら2回に分け、水分が飛び縁が色づくまで焼きます。
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短く炒めてワインを注ぐ
パプリカとトマトペーストを20秒混ぜ、すぐワインを注ぎ、鍋底をこそげて2分煮詰めます。
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じゃがいもを煮る
じゃがいも、ローリエ、戻し汁、ブイヨンを加え、静かに沸かして18〜22分煮ます。
ナイフの先がじゃがいもへ抵抗なく入ります。 -
クリームの温度を合わせる
じゃがいもを少しつぶします。サワークリームへ熱い汁を2杯混ぜ、鍋へゆっくり戻し、沸かさず2分温めます。
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味を整えて休ませる
ベーコンを戻し、ローリエを除き、酢、こしょう、パセリを加えます。塩を決め、蓋をして10分置きます。
滑らかな汁がスプーンに絡み、具の形が残ります。
04 · 測定できる基準と見た目のサイン
焼き色、とろみ、クリーム後の温度
深い味は液体を加える前につくり、滑らかさは穏やかな仕上げで守ります。
パプリカ
20秒短く熱し、すぐワインで止めます。
じゃがいも
18〜22分2cm角が柔らかく、完全には崩れない状態です。
クリーム後
沸騰させない弱火で2分あればまとまります。
| 問題 | 考えられる原因 | 解決法 |
|---|---|---|
| サワークリームが分離する | 冷たいまま加えた、または再沸騰しています。 | 熱い汁2杯で温度を合わせ、その後は最弱火にします。 |
| きのこが煮たようになる | 鍋が混み、水分が蒸発していません。 | 生きのこを2回に分け、パプリカ前に合わせます。 |
| スープが濃すぎる | 休ませる間にじゃがいもが汁を吸っています。 | 温かいブイヨンを少しずつ加え、塩と酢を再調整します。 |
05 · 盛り付け、保存、実用的な調整
休ませ方、保存、きのこの安全
10分で味がまとまり、弱火の温め直しなら翌日もクリームを守れます。
盛り付け
温めた器に盛り、パセリと取り分けたベーコンを添えます。しっかりした田舎パンがよく合います。
保存
すぐ冷まして冷蔵で3日保存できます。沸かさず弱火で温め、必要ならブイヨンを足します。
作り置き
前日に作れます。酢とパセリは温め直しで最終調整します。野生きのこは専門家が確認したものだけを使います。
06 · 的確に調理するための短い回答
きのことサワークリームについて
乾燥ポルチーニを省けますか?
省けます。生きのこを約150g増やし、戻し汁をブイヨンに替えます。ただし香りの奥行きは弱くなります。
なぜ酢は最後に入れますか?
酸味が明確に残り、クリームを軽く感じさせ、塩気と燻製香を見てから正確に調整できるためです。
07 · 1人分の目安
栄養情報
低塩の肉ブイヨン、燻製ベーコン、全量で150gのサワークリームを使った場合の目安です。
- カロリー
- ≈ 390 kcal
- 炭水化物
- ≈ 34 g
- たんぱく質
- ≈ 13 g
- 脂質
- ≈ 22 g
- 食物繊維
- ≈ 5 g
- ナトリウム
- ≈ 900 mg
1人分: 全量の1/4. 主なアレルゲン: 乳製品、セロリ、亜硫酸塩. 標準値に基づく目安です。商品、下処理、吸収量、取り分け方によって変わります。