クロアチア料理 · 野菜の主菜 · レシピ
クロアチア風サタラシュパプリカとトマトを煮詰める夏野菜料理
玉ねぎ、色鮮やかなパプリカ、完熟トマトを順に炒め、野菜の水分だけで柔らかくまとめる夏の一皿。
- 分量
- 4人分
- 準備
- 20分
- 加熱
- 35分
- 休ませる
- 5分
- 合計
- 1時間
- 1人分
- 約 190 kcal

背景、味、調理の考え方
サタラシュは、パプリカ、トマト、玉ねぎを主体とする夏の野菜料理で、クロアチアを含む周辺地域で広く作られる。肉料理の付け合わせにも、卵を加えた軽い主菜にもなるが、このレシピは野菜そのものの甘みを生かす基本形にする。
玉ねぎを最初に十分柔らかくすることで、砂糖を多く加えなくても全体に甘みが出る。パプリカは細さを揃え、トマトより先に炒める。トマトを早く入れると酸と水分で加熱温度が下がり、パプリカが硬いまま残りやすい。
蓋を外して煮ることで余分な水分を飛ばし、スープではなく、野菜に汁が絡む程度へ仕上げる。鍋が狭いと蒸されやすいため、底面の広い鍋が適している。
温かい状態では柔らかく、室温では酸味と甘みの輪郭が明瞭になる。冷蔵で3日保存でき、再加熱は弱火で短く行う。卵、米、ポレンタ、パンなどと合わせやすい。
この配合は家庭の台所で再現しやすい量に整理し、材料の役割、火加減、仕上がりの目安を明確にしている。香りを強くし過ぎず、主材料の食感が残るように工程を組み立てる。
下ごしらえでは水分と塩分を確認し、加熱中は鍋や型の状態を観察する。肉を含む料理では中心温度を、パンや菓子では色と内部の状態を合わせて判断する。
材料
4人分分
- 玉ねぎ 300 g、薄切り
- 赤パプリカ 400 g、細切り
- 黄パプリカ 400 g、細切り
- 完熟トマト 700 g、粗く刻む
- にんにく 2片
- オリーブ油 大さじ3
- 甘口パプリカパウダー 小さじ1
- 塩 8 g
- 黒こしょう 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1、必要な場合
作り方
準備から仕上げまで
玉ねぎを甘くする
広い鍋にオリーブ油を熱し、玉ねぎと塩の半量を中火弱で10分炒める。色づけず、透明で柔らかくする。
パプリカを加える
赤と黄のパプリカを加え、中火で12分炒める。縁が柔らかくなり、まだ形が残る程度にする。
トマトで煮る
にんにく、パプリカパウダー、トマトを加え、蓋をせず15分ほど煮る。水分が減り、野菜に薄く絡む状態にする。
味を整える
残りの塩と黒こしょうで整える。トマトの酸味が強い場合だけ砂糖を加える。
休ませて供する
火を止めて5分置き、温かく、または室温で供する。
盛り付け、保存、調整
盛り付け
料理の温度と食感を保ち、パン、じゃがいも、季節の野菜など本文の内容に合う付け合わせと供する。
保存と再加熱
粗熱を速やかに取り、密閉して冷蔵で3日以内を目安にする。再加熱する料理は中心まで十分に温める。
実用的な変更
- 塩分は加工肉や発酵食品の強さに合わせて最後に調整する。
- 香辛料は甘口を基本にし、辛味は別に加える。
- 野菜の大きさを揃えて加熱を均一にする。
- 保存分はやや水分を残して仕上げる。
調理の要点
- 強い沸騰を避ける。
- 時間だけでなく見た目と温度で確認する。
- 仕上げの休ませ時間を省かない。
必要な器具
キッチンスケール、よく切れる包丁、まな板、厚手鍋または適切な焼き型、温度計。
1食分の栄養価
- エネルギー
- 約 190 kcal
- 炭水化物
- 約 22 g
- たんぱく質
- 約 5 g
- 脂質
- 約 10 g
- 食物繊維
- 約 7 g
- ナトリウム
- 約 480 mg
1食: 約350 g。標準的な食品成分値に基づく概算で、製品、脂肪の除去、吸油、分量によって変動する。