クロアチア料理 · 魚介の主菜 · 蒸し煮
アサリのブザラ にんにくと白ワインの蒸し煮パンで味わう香り高い煮汁
アサリをにんにくと白ワインで蒸し、パン粉を少量加えて殻から出た煮汁を軽くまとめる。
- 分量
- 4人分
- 準備
- 20分
- 加熱
- 15分
- 休ませる時間
- 0分
- 合計
- 0時間35分
- 1食分
- 約360 kcal

背景、味わい、調理の考え方
アドリア海沿岸のブザラは、貝そのものの汁を中心にした素早い鍋料理である。白いブザラではトマトを使わず、オリーブ油、にんにく、白ワイン、パセリ、少量のパン粉で味をまとめる。皿に残る煮汁はパンで受け取る。
調理前に割れた殻や、触れても閉じない貝を除く。砂抜き済みの貝でも殻の表面をこすり洗いし、長く水に浸けたままにしない。
鍋は広く、貝が重なりすぎない大きさがよい。白ワインを入れたら蓋をし、強めの火で一気に蒸す。多くの殻が開いた時点で火を弱め、開いた貝から順に取り出せば身が縮みにくい。
パン粉は最後に散らし、鍋をゆすって煮汁となじませる。塩は原則として後から判断する。貝の塩分だけで十分な場合が多く、追加しすぎると修正しにくい。
素材の形を残しながら、火加減と休ませる時間で味をまとめる。
材料
主な材料
- 殻付きアサリ 1.8 kg
- エクストラバージンオリーブ油 50 ml
- にんにく 20 g
- 辛口白ワイン 180 ml
- 細目パン粉 35 g
- 刻みパセリ 20 g
- 黒こしょう 1 g
- レモン汁 15 ml
- パン 240 g
作り方
準備から仕上げまで
貝を選別する
割れた殻や、軽くたたいても閉じない貝を捨てる。殻を流水でこすり洗いする。
香りを出す
広い鍋にオリーブ油と薄切りにんにくを入れ、弱火で1分温める。色を付けない。
蒸す
アサリと白ワインを加え、蓋をして強めの火で4〜6分蒸す。途中で鍋を一度ゆする。
開いた貝を確認する
殻が開いた貝を取り出し、最後まで開かないものは捨てる。
煮汁をまとめる
鍋へパン粉、パセリ、黒こしょうを加え、1〜2分ゆすりながら煮る。レモン汁を加える。
すぐに供する
貝を鍋へ戻して30秒温め、煮汁ごと盛る。パンを添える。
盛り付け、保存、実用的な調整
盛り付け
料理の温度と食感が最も整った時点で盛り、記事内で示した付け合わせと一緒に供する。ソースや煮汁は主材料を隠さない量にする。
保存と再加熱
粗熱を素早く取り、密閉容器で冷蔵する。魚介は原則1日、加熱済み肉と煮込みは2〜3日を目安とし、再加熱時は中心まで十分熱くする。
四つの調整案
- 塩分の強い加工品は追加の塩を減らす。
- 白ワインは同量の無塩だしと少量のレモン汁で代用できる。
- 香草はパセリを基本に、穏やかな葉物へ替えられる。
- 分量を半分にする時も鍋やフライパンの広さを合わせる。
テストキッチンの三点
- 材料の表面水分を取ると焼き色と乳化が安定する。
- 高温で急がず、指定した見た目と中心温度を優先する。
- 休ませる工程がある料理は省かない。
必要な道具
厚手の鍋または広いフライパン、温度計、包丁、まな板、計量器具。チーズ作りでは消毒済みの型と布が必要になる。
1食分の栄養価
- カロリー
- 約360 kcal
- 炭水化物
- 約28 g
- たんぱく質
- 約31 g
- 脂質
- 約12 g
- 食物繊維
- 約2 g
- ナトリウム
- 約980 mg
1食分: 1人分。標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、塩抜き、油の吸収、可食部、取り分け方により変動する。