オーストリアのマリレンクネーデル

投稿者 Travel S Helper
丸ごとの杏をクワルク生地で包み、バター炒りパン粉をまとわせ、二個を切って断面を見せている。

オーストリアの果物料理 · オーストリア · レシピ

マリレンクネーデル 丸ごとの杏をクワルク生地で包む 果物団子

熟した小ぶりの杏をクワルク、卵、小麦粉、セモリナの生地で包み、静かにゆで、バターで香ばしくしたパン粉を全体へまとう。

カテゴリー: 甘いダンプリング/ 料理: オーストリア/ 難易度: 中級/ 調理法: 弱火でゆでる/ 合計: 1時間

分量8個
準備40分
加熱20分
カロリー約 330 kcal
白い皿に四つの杏団子を置き、手前の二つを切って橙色の果実を見せたマリレンクネーデル

横長の写真では、丸い団子二個と切った団子二個、杏の中心、パン粉、木のテーブルが見える。

I.

果実の大きさに合わせて生地を薄く包む

マリレンクネーデルは、杏を生地で包んでゆで、バターで炒ったパン粉をまとう甘い団子である。オーストリアでは杏をMarilleと呼び、杏の産地では季節の主菜またはデザートとして食卓に上がる。切ると中心に橙色の果実が現れ、生地、果汁、香ばしいパン粉が一口に重なる。

粉を足して扱いやすくするより、濡れた手で薄く包む方が団子は軽くなる。

この版はじゃがいも生地ではなくクワルク生地を使う。水切りしたクワルクにバター、卵、薄力粉、セモリナを混ぜ、短く休ませる。生地は少し粘るが、粉を増やし過ぎるとゆで上がりが硬くなる。手を軽く濡らし、果実を包む厚さを5〜7 mmに保つ。

杏は直径4〜5 cmの小ぶりで、熟しているが崩れていないものが扱いやすい。種を抜いた穴へ角砂糖を入れる方法があるが、このレシピではグラニュー糖を小さじ1ずつ入れる。果実の酸味が強い場合に甘さを補い、加熱中に果汁と溶けて中心に薄いシロップを作る。

ゆで湯は強く沸かさず、団子が表面へ上がった後も5分ほど静かに火を通す。パン粉は別のフライパンでバターと炒め、濃い金色になる直前に砂糖を混ぜる。ゆでた団子は水気を切った直後にパン粉へ入れ、表面全体へ付ける。

杏を中心に保つ成形とゆで方

0:00クワルク生地を混ぜ、15分休ませる。
0:20杏の種を抜き、砂糖を入れて生地で包む。
0:40弱く沸く湯で団子をゆで、浮いてから5分待つ。
1:00バター炒りパン粉をまとわせ、粉糖を振る。

レシピの要点。 水切りしたクワルクにやわらかなバター、卵、薄力粉、セモリナ、塩を混ぜて15分休ませる。杏の種を抜き、中心へ砂糖を入れる。生地を8等分し、果実を5〜7 mmの厚さで包む。塩を加えた湯を弱く沸かし、団子が浮いてから5分ゆでる。バターで金色にしたパン粉と砂糖を全体へまとわせ、粉糖を振って温かいうちに供する。

II.

材料

団子

  • クワルクチーズ 250 g(水切りする)
  • 無塩バター 50 g(室温)
  • 卵 1個
  • 薄力粉 160 g
  • セモリナ 40 g
  • 塩 1 g
  • 小ぶりの杏 8個(合計約400 g)
  • グラニュー糖 40 g(果実の中へ)

パン粉の仕上げ

  • 無塩バター 50 g
  • パン粉 180 g
  • グラニュー糖 40 g
  • シナモン 2 g
  • 粉糖 20 g
代替とアレルゲン。 乳、卵、小麦を含む。杏の種はすべて除く。冷凍杏は水分が出やすいため、完全解凍せず半凍結で包み、ゆで時間を2〜3分延ばす。
III.

マリレンクネーデル レシピの手順

生地と杏

  1. クワルク生地を混ぜる

    クワルク、室温のバター50 g、卵、薄力粉、セモリナ、塩をゴムべらで混ぜる。粉気が消えたら冷蔵庫で15分休ませる。

  2. 杏を準備する

    杏を洗って水分を拭く。切り離さないよう片側だけ開き、種を抜いて砂糖5 gずつを入れ、元の形へ戻す。

包んでゆでる

  1. 8個に包む

    生地を8等分し、濡らした手で円盤にする。杏を中央に置き、継ぎ目を閉じて表面を滑らかにする。

  2. 静かにゆでる

    大きな鍋の湯へ塩少量を加え、弱い沸騰にする。団子を入れ、底に付かないよう一度だけ動かす。表面へ浮いてから5分、合計12〜15分ゆでる。

パン粉をまとう

  1. パン粉を色付ける

    フライパンでバター50 gを溶かし、パン粉を中火で6〜8分、均一な金色まで炒める。砂糖40 gとシナモンを混ぜる。

  2. 仕上げる

    団子を穴あきお玉で取り、水気を30秒切る。温かいパン粉の中で転がし、粉糖を振ってすぐ供する。

IV.

盛り付け、保存、変更案

供し方

一人一個を温かい皿へ置き、余ったパン粉を周囲へ散らす。無糖のヨーグルト、軽いバニラソース、酸味のある杏コンポートを少量添えられる。コーヒーや紅茶に合う。

保存と再加熱

ゆでた団子は冷蔵で2日。パン粉と分けて保存し、蒸し器で8分または弱く沸く湯で5分温め、中心温度74°Cにする。パン粉はフライパンで温め直す。生地で包んだ生の団子は冷凍1か月。

四つの変更案

杏は小ぶりのプラムへ替えられる。クワルク生地をじゃがいも生地にすると密度が増す。パン粉の3分の1を挽いたヘーゼルナッツへ替えられる。果実が十分甘い場合は中心の砂糖を省ける。

道具と成形の注意

細かいざる、大きな鍋、穴あきお玉、広いフライパンが必要になる。生地へ余分な粉を練り込まない。継ぎ目に果汁や粉が付くと開きやすいため、指で清潔にしてから閉じる。試しに一個ゆでて硬さを確認する。

V.

1食分の栄養価

カロリー
約 330 kcal
炭水化物
約 44 g
たんぱく質
約 9 g
脂質
約 13 g
食物繊維
約 3 g
ナトリウム
約 170 mg

1食の基準: 1個。アレルゲン: 乳、卵、小麦を含む。杏の種はすべて除く。冷凍杏は水分が出やすいため、完全解凍せず半凍結で包み、ゆで時間を2〜3分延ばす。 数値は標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、脂の除去、油の吸収、盛り分けにより変わる。

切り口の杏が温かい果汁を放ち、生地とパン粉へ広がる。

マリレンクネーデルは、果実を隠すほど厚い生地ではなく、杏を支える薄い層が適している。クワルクの水分を整え、粉を増やさず、弱い沸騰を守ると、果実の形を残した軽い団子になる。

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