オーストリアの国民料理
オーストリアのゼンメルクネーデル

レシピ早見表
オーストリアのゼンメルクネーデル
構造化レシピの主要情報。
- 分量
- 4人分(8個)
- 準備
- 25分
- 加熱
- 20分
- カロリー
- 約 420 kcal
オーストリアの付け合わせ · オーストリア · レシピ
ゼンメルクネーデル 乾いたパンを牛乳と卵でまとめる 丸い付け合わせ
一日置いたロールパンに温かい牛乳を吸わせ、卵、バターで炒めた玉ねぎ、パセリを混ぜ、空気を残して丸くまとめ、弱い湯でゆでる。

01 · 概要
概要
ゼンメルクネーデルは、乾いたロールパンを牛乳、卵、玉ねぎ、パセリでまとめてゆでる丸い団子である。肉のロースト、グレイビー、きのこソース、煮込み料理の付け合わせとして使われ、ソースを吸う役割を持つ。切り口にはパンの小片が見え、完全なペーストにはならない。
パンを潰さず、弱い湯で静かにゆでると、切り口に小さな空気が残る。
パンは一日以上置いて乾いたものを1 cm角に切る。温かい牛乳を少しずつ注ぎ、すべてを同じ柔らかさにする。牛乳の量はパンの乾き方で変わるため、最初から全量を入れない。手で握ったときに形を保ち、指の間から液体が出ない状態が目安になる。
玉ねぎはバターで透明になるまで炒め、焦げ色を付けない。卵とパセリを加えた後は、生地を強く練らず、下から返してまとめる。15分休ませると水分が均一になる。崩れが心配な場合は、試しに小さな団子を一個ゆで、必要なら薄力粉を10 gずつ加える。
ゆで湯は沸騰させず、鍋底から小さな泡が上がる程度に保つ。強い対流は団子を割り、表面を粗くする。ゆで上がりは浮くことだけで判断せず、20分を守り、一個を切って中心に生の卵液がないことを確認する。
02 · 材料
材料
パン団子
- 乾いたロールパン 350 g(1 cm角)
- 牛乳 300 ml(温める)
- 3個
- 卵
- 玉ねぎ 120 g(みじん切り)
- 50 g
- 無塩バター
- 40 g
- 薄力粉
- パセリ 25 g(みじん切り)
- 1 g
- ナツメグ
- 6 g
- 塩
- 1 g
- 黒こしょう
03 · 作り方
作り方
生地を作る
パンへ牛乳を吸わせる
パンを大きなボウルに入れ、温かい牛乳240 mlを三回に分けて注ぐ。下から返し、10分置く。
玉ねぎを炒める
フライパンでバターを溶かし、玉ねぎを中火で6分、透明でやわらかくなるまで炒める。
卵と香味を混ぜる
パンへ玉ねぎとバター、卵、パセリ、ナツメグ、塩、こしょうを加え、潰さないよう混ぜる。乾いていれば残りの牛乳を少しずつ加える。
15分休ませる
生地を15分置き、パンの中心まで水分を吸わせる。握って形を保たない場合だけ薄力粉を加える。
成形してゆでる
試し団子をゆでる
塩水を85〜90°Cに温める。小さな生地を一個ゆで、崩れる場合は薄力粉を10 g加える。
8個に丸める
濡らした手で生地を8等分し、強く圧縮せず直径6 cmの球にする。
20分静かにゆでる
団子を湯へ入れ、弱い火で20分ゆでる。湯を沸騰させず、途中で一度だけ静かに返す。
水気を切る
穴あきお玉で上げ、網で1分水気を切る。一個を切り、中心まで固まっていることを確認して供する。
04 · 実用情報
実用情報
合わせる料理
シュヴァインスブラーテン、牛肉の煮込み、きのこクリームソース、ザワークラウトと相性がよい。団子を皿のソースへ半分だけ置くと、表面と内部の両方でソースを受け止める。
保存と再加熱
ゆでた団子は急冷して冷蔵3日。薄切りにしてバターで両面を焼くか、蒸し器で8分、中心温度74°Cまで温める。丸ごとの冷凍は1か月。解凍後は蒸すと崩れにくい。
四つの変更案
パセリの半量をチャイブへ替えられる。ロールパンの一部をプレッツェルへ替えると塩分が増すため、加える塩を減らす。角切りベーコン80 gを玉ねぎと炒める版も作れる。きのこ100 gを細かく焼いて混ぜれば香りが増す。
道具と硬さの判断
大きなボウル、穴あきお玉、5 L鍋があれば足りる。パンをフードプロセッサーで細かくしない。牛乳は三回に分ける。試しゆでを省かず、崩れる場合だけ粉を加える。団子を丸める手に力を入れ過ぎない。
05 · 栄養情報
栄養情報
- カロリー
- 約 420 kcal
- 炭水化物
- 約 55 g
- たんぱく質
- 約 15 g
- 脂質
- 約 15 g
- 食物繊維
- 約 3 g
- ナトリウム
- 約 650 mg
1食の基準: 2個。 アレルゲン: 乳、卵、小麦を含む。パンの乾燥度で牛乳量が変わるため、最初は240 mlを加え、残りは硬さを見ながら使う。ゆでた団子を再加熱する場合は中心温度74°Cにする。 数値は標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、脂の除去、油の吸収、盛り分けにより変わる。