オーストリアのザッハトルテ

投稿者 Travel S Helper
二層のチョコレート生地に杏ジャムを挟み、滑らかな糖衣で覆い、ホイップクリームを添えている。

ウィーンのチョコレート菓子 · オーストリア · レシピ

ザッハトルテ 杏ジャムを挟み薄いチョコレート糖衣で覆う ケーキ

卵白で軽さを出したチョコレート生地を二層に切り、温めた杏ジャムを挟み、温度を管理した薄いチョコレート糖衣で全面を覆う。

カテゴリー: ケーキ/ 料理: オーストリア/ 難易度: 上級/ 調理法: 焼成と糖衣/ 合計: 3時間45分(冷却2時間を含む)

分量12切れ
準備50分
加熱55分
カロリー約 540 kcal
縁取りのある白い皿にザッハトルテ一切れとホイップクリームを置き、奥にコーヒーと残りのケーキを配した写真

横長の写真では、二層のチョコレート生地、杏ジャム、平らな糖衣、白いホイップクリームが明確に見える。

I.

生地、杏、糖衣を薄い層として重ねる

ザッハトルテは、チョコレート生地、杏ジャム、艶のあるチョコレート糖衣から成るウィーンのケーキである。濃厚なガナッシュケーキとは異なり、生地は比較的乾いたきめを持ち、無糖のホイップクリームと一緒に食べることで口当たりが整う。杏ジャムは二層の間だけでなく表面にも薄く塗り、糖衣と生地を接着する。

糖衣は塗り重ねず、一度に流してケーキ全体へ薄く広げる。

生地はバター、粉糖、卵黄、溶かしたチョコレートを混ぜ、別に泡立てた卵白と砂糖で軽さを作る。卵白を硬く泡立て過ぎると混ぜる際に粒が残り、焼き上がりに大きな穴ができる。やわらかな角が立つ状態で止め、粉と交互に三回で混ぜる。

焼成後のケーキは完全に冷ましてから水平に切る。温めてこした杏ジャムを内側と外側へ薄く塗り、表面を乾かす。ジャムの粒が残ると糖衣の艶が途切れるため、細かいざるを通す。側面も覆うが、厚い層にしない。

糖衣はチョコレート、砂糖、水から作る。温度が高過ぎると薄く流れ、低過ぎると厚く波打つ。鍋で砂糖液を108°Cまで加熱し、刻んだチョコレートへ混ぜ、35〜38°Cで一気にかける。何度もへらで触らず、ケーキを傾けて側面へ流す。切る前に室温で固める。

冷却を省かない三層の工程

0:00チョコレート生地を作り、型へ流す。
0:2555分焼き、型から外して完全に冷ます。
2:15二層に切って杏ジャムを内外へ薄く塗る。
3:45糖衣を一度にかけ、固めてホイップクリームを添える。

レシピの要点。 バター、粉糖、卵黄、溶かしたダークチョコレートを混ぜ、砂糖と泡立てた卵白、薄力粉を加えて22 cm型で55分焼く。完全に冷まして二層に切り、温めてこした杏ジャムを間と表面、側面へ薄く塗る。砂糖液を108°Cまで煮てチョコレートへ混ぜ、35〜38°Cでケーキへ一度に流す。室温で固め、無糖のホイップクリームを添える。

II.

材料

チョコレート生地

  • ダークチョコレート 140 g(約60%)
  • 無塩バター 140 g(室温)
  • 粉糖 110 g
  • 卵 6個(卵黄と卵白に分ける)
  • グラニュー糖 110 g
  • 薄力粉 140 g
  • バニラエクストラクト 5 ml
  • 塩 1 g
  • 無塩バター 10 g(型用)
  • 薄力粉 10 g(型用)

杏ジャムと糖衣

  • 杏ジャム 300 g
  • ダークチョコレート 200 g(約60%)
  • グラニュー糖 200 g
  • 水 120 ml

供するために

  • 生クリーム 360 ml
  • 粉糖 10 g
代替とアレルゲン。 乳、卵、小麦を含む。チョコレートに大豆レシチンが含まれる場合は大豆も該当する。糖衣は高温の砂糖液を扱うため、深い鍋と温度計を使う。
III.

ザッハトルテ レシピの手順

生地を焼く

  1. 型とチョコレートを準備する

    22 cmの底取れ型へバターを塗り、薄力粉を振る。オーブンを170°Cに予熱し、チョコレート140 gを湯せんで溶かして35°Cまで冷ます。

  2. バター生地を作る

    バター140 gと粉糖をなめらかにし、卵黄を一個ずつ混ぜる。溶かしたチョコレート、バニラ、塩を加える。

  3. 卵白を混ぜる

    卵白を泡立て、グラニュー糖110 gを三回に分けて加え、やわらかな角が立つ状態にする。バター生地へ卵白と薄力粉を交互に三回で混ぜる。

  4. 55分焼く

    型へ流し、170°Cで50〜55分焼く。中心へ串を刺し、湿った生地が付かないことを確認する。型で15分、網で2時間冷ます。

杏ジャムを塗る

  1. 水平に切る

    完全に冷えたケーキの上面を必要なら薄く整え、水平に二層へ切る。

  2. ジャムをこす

    杏ジャムを鍋で温め、細かいざるでこす。半量を切り口へ広げて重ね、残りを上面と側面へ薄く塗る。20分乾かす。

糖衣をかける

  1. 砂糖液を煮る

    砂糖200 gと水120 mlを深い鍋に入れ、混ぜずに108°Cまで加熱する。

  2. チョコレートへ混ぜる

    刻んだチョコレート200 gへ砂糖液を少しずつ加え、中心から混ぜる。35〜38°Cまで冷ます。

  3. 一度に流す

    ケーキを網へ置き、糖衣を中央から一度に流す。へらは一回だけ使い、側面まで覆う。室温で45分固める。

  4. クリームを添える

    生クリームと粉糖10 gをやわらかく泡立てる。温めたナイフで12切れにし、クリームを別に添える。

IV.

盛り付け、保存、変更案

供し方

一切れを室温で出し、甘味を抑えたホイップクリームを同じ皿へ置く。コーヒーまたは紅茶と合わせる。クリームは糖衣の上へ載せず、切り口の横へ置くと表面の艶が保たれる。

保存

ケーキは乾燥を防いで涼しい室温で2日、冷蔵で4日保存する。冷蔵した場合は食べる45分前に室温へ戻す。ホイップクリームは別容器で冷蔵し、24時間以内に使う。切り分けて冷凍する場合は1か月。

四つの変更案

杏ジャムはなめらかなアプリコットプリザーブへ替えられる。糖衣を厚くしたくない場合はケーキを小さな網へ置き、一気に流す。チョコレートは55〜65%の範囲で調整できる。生クリームへ砂糖を加えず完全に無糖で出してもよい。

道具と温度管理

22 cm型、電動ミキサー、長い波刃包丁、砂糖用温度計、冷却網が必要になる。卵白のボウルに脂を付けない。焼いた生地を温かいまま切らない。糖衣の温度を測り、何度も塗り直さない。

V.

1食分の栄養価

カロリー
約 540 kcal
炭水化物
約 64 g
たんぱく質
約 7 g
脂質
約 30 g
食物繊維
約 3 g
ナトリウム
約 90 mg

1食の基準: 1切れ(全体の1/12)。アレルゲン: 乳、卵、小麦を含む。チョコレートに大豆レシチンが含まれる場合は大豆も該当する。糖衣は高温の砂糖液を扱うため、深い鍋と温度計を使う。 数値は標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、脂の除去、油の吸収、盛り分けにより変わる。

チョコレートの苦味、杏の酸味、無糖クリームの冷たさが一切れでそろう。

ザッハトルテは、チョコレートを増やすほど良くなるケーキではない。軽い生地、薄い杏ジャム、流れる厚さの糖衣を分けて作り、十分に冷ますと、各層の役割が明確になる。

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