クロアチア料理 · 青菜と燻製肉のシチュー · ドゥブロヴニク
ドゥブロヴニク風ゼレナ・メネストラ 青菜とじゃがいもを重ねた 燻製肉の深い煮込み
ケールとサボイキャベツ、じゃがいもを、塩抜きした燻製豚肉、パンチェタ、ソーセージの煮汁でゆっくり煮る冬の一鍋料理。
- 分量
- 6人分
- 準備
- 30分
- 調理
- 2時間15分
- 塩抜き
- 2時間
- 合計
- 4時間45分
- 1食分
- ≈ 680 kcal

塩漬け肉の煮汁を青菜へ移す冬の鍋
ゼレナ・メネストラは、ドゥブロヴニク周辺、とりわけコナヴレで知られる青菜と塩漬け肉の煮込みである。名前の「緑」が示す通り、複数の葉野菜が料理の中心にあり、燻製肉は脂と塩気、煮汁の深さを与える。家庭ごとに肉と青菜の組み合わせは変わる。
燻製肉の塩気を先に測り、青菜とじゃがいもへ移すことで、鍋全体の味が決まる。
最初に必要なのは塩分の管理である。燻製豚肩肉、パンチェタ、ソーセージは製品によって塩分が大きく異なる。冷水へ二時間置き、途中で一度水を替える。塩抜き後も最初の煮汁を味見し、追加の塩は料理の終盤まで保留する。
肉は新しい水から静かに煮る。強い沸騰は脂を細かく乳化させ、煮汁を濁らせるだけでなく、肉の表面を崩す。アクを取り、ローリエと黒こしょうを加え、豚肩肉が竹串で刺せるまでゆっくり加熱する。パンチェタとソーセージは火が通りすぎないよう途中から加える。
青菜は同時に入れない。ケールは厚い葉脈を除き、先に加えて柔らかくする。サボイキャベツは葉の層が薄く、後から入れて形を残す。じゃがいもは大きめに切り、肉の煮汁を吸わせながら煮崩れの直前まで火を通す。
鍋の中で混ぜすぎないことも大切である。木べらで強く動かすとじゃがいもが崩れ、青菜が細かくなり、写真のような具の輪郭が失われる。鍋を軽く揺すり、必要なときだけ底から返す。煮汁は多すぎず、具の半分ほどが浸る量を保つ。
肉を一度取り出して食べやすく切り、最後に鍋へ戻す。火を止めて十五分休ませると、青菜の苦味、燻製香、じゃがいもの甘みが落ち着く。温め直しにも向くが、塩味は翌日に強く感じられるため、作りたてではやや控えめに整える。
材料
燻製肉と煮汁
- 500 g 燻製豚肩肉塩分の強い製品は長めに塩抜きする。
- 250 g パンチェタの塊厚い短冊に切る。
- 300 g 燻製ソーセージ太いものを使用。
- 2.5 L 水塩抜き後の煮込み用。
- 2枚 ローリエ煮汁の香りづけ。
- 8粒 黒こしょう軽くつぶす。
- 15 g にんにく包丁の腹でつぶす。
青菜とじゃがいも
- 800 g ケール太い葉脈を除き、大きくちぎる。
- 600 g サボイキャベツ芯を除き、大きく切る。
- 800 g じゃがいも皮をむき、4 cm角に切る。
- 150 g 玉ねぎくし形に切る。
- 4 g 塩最後に必要な場合だけ使う。
- 1 g 黒こしょう仕上げ用。
作り方
塩抜きと肉の煮込み
燻製肉を塩抜きする
燻製豚肩肉、パンチェタ、ソーセージを冷水へ2時間浸し、1時間後に水を替える。水気を切り、表面をすすぐ。
豚肩肉を静かに煮る
鍋に豚肩肉、水、ローリエ、黒こしょう、にんにく、玉ねぎを入れて沸かす。アクを取り、弱い沸騰で60分煮る。
ほかの肉を加える
パンチェタとソーセージを加え、さらに30分煮る。竹串が豚肩肉へ入りやすくなったら、肉をすべて取り出して覆う。
野菜と仕上げ
じゃがいもを煮る
肉の煮汁へじゃがいもを加え、弱火で10分煮る。煮汁が多すぎる場合は一部を取り分ける。
ケールを加える
ケールを加え、鍋を軽く揺すりながら15分煮る。葉脈が柔らかくなるまで加熱する。
サボイキャベツを重ねる
サボイキャベツを加え、さらに12〜15分煮る。じゃがいもの角が残り、葉が柔らかい状態にする。
肉を戻して休ませる
肉を食べやすく切り、鍋へ戻して5分温める。煮汁を味見して必要な場合だけ塩を加え、黒こしょうで整える。火を止めて15分休ませる。
盛り付け、保存、実用的な調整
盛り付けと組み合わせ
深い皿へ青菜、じゃがいも、三種類の肉を均等に盛り、煮汁を少量注ぐ。硬いパンを添え、追加の塩味が強い副菜は避ける。
保存と温め直し
2時間以内に浅い容器へ分けて冷まし、冷蔵4日。再加熱は鍋で静かに行い、全体が十分に熱くなるまで温める。冷凍は1か月可能だが、じゃがいもの食感はやや粗くなる。
四つの実用的な変化
- 燻製豚肩肉を塩漬け牛肉へ替え、塩抜き時間を製品に合わせる。
- サボイキャベツの半量をコラードグリーンへ替える。
- 燻製ソーセージを省き、パンチェタを100 g増やす。
- じゃがいもの半量を白いんげん豆の水煮へ替える。
テストキッチンの三つの要点
- 燻製肉は先に塩抜きし、追加の塩を最後まで保留する。
- ケールとキャベツは時間差で入れ、両方の形を残す。
- 鍋を混ぜすぎず、じゃがいもと葉の輪郭を守る。
必要な器具
- 大きな蓋付き鍋
- 塩抜き用の容器
- 穴あき杓子
- 竹串
- 肉と野菜用の別まな板
1食分のおおよその栄養価
- カロリー
- ≈ 680 kcal
- 炭水化物
- ≈ 39 g
- たんぱく質
- ≈ 39 g
- 脂質
- ≈ 41 g
- 食物繊維
- ≈ 9 g
- ナトリウム
- ≈ 1650 mg
1食分: 1人分(全量の1/6)。主なアレルゲン: 主要アレルゲンは基本配合に含まれない。燻製肉とソーセージは製品によって乳、小麦、大豆を含む場合があるため表示を確認する。 数値は標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、脂肪の除去、吸収量、切り分け方によって変動する。