長期熟成を要する保存肉
スラヴォニア風クーレン赤パプリカを利かせた発酵・燻製ソーセージ
上質な豚赤身と硬い背脂を粗く挽き、赤パプリカ、にんにく、塩で調味して発酵・燻製・乾燥させるスラヴォニアの熟成ソーセージ。

- 分量
- 約2.4 kg
- 準備
- 2時間
- 加熱
- 0分
- 休ませ
- 120日
- 合計
- 120日2時間
- 1食
- 約 410 kcal
01 · 料理の背景と技術
スラヴォニア風クーレンの特徴と成功の要点
クーレンはスラヴォニアを代表する太い乾燥ソーセージで、豚肉、脂、赤パプリカ、にんにくの輪郭が明確である。家庭での製造には、衛生管理、正確な塩分、管理された発酵温度と湿度が必要であり、一般的な室温放置では安全な結果にならない。ここでは温湿度を管理できる熟成庫と適切なスターターカルチャーの使用を前提とする。
肉と脂は0〜2°Cに保ち、器具も冷やす。脂が練り込まれると断面がぼやけ、乾燥も不均一になる。発酵後は冷燻を短時間ずつ重ね、煙を強く当てすぎない。熟成終了は日数だけでなく、重量減少35〜40%と中心部の締まりで判断する。
02 · 材料
約2.4 kgの材料
ソーセージ生地
- 2.4 kg豚肩肉、よく冷やす
- 600 g豚背脂、よく冷やす
- 78 g食塩
- 45 g甘口パプリカ
- 12 g辛口パプリカ
- 12 gにんにく、すりおろす
- 規定量発酵ソーセージ用スターターカルチャー
- 適量太い天然ケーシング
03 · 調理手順
温度と状態を見ながら進める作り方
混合と充填
肉と脂を挽く
肉を8 mm、脂を6 mmで挽き、作業中は4°C以下を保つ。
調味して練る
塩、パプリカ、にんにく、スターターを加え、粘りが出るまで短時間混ぜる。
ケーシングへ詰める
空気が入らないよう固く詰め、針で気泡を抜いて結ぶ。
発酵・燻製・熟成
管理下で発酵させる
スターター製造元の指定温度・湿度で発酵させ、pHが安全域へ下がったことを確認する。
冷燻する
20〜25°Cを超えない冷燻を数回に分けて行い、各回の間に換気する。
乾燥熟成する
12〜15°C、相対湿度75〜80%を目安に熟成し、重量が35〜40%減ったら状態を確認する。
04 · 1食当たりの概算
栄養成分
- エネルギー
- 約 410 kcal
- 炭水化物
- 約 3 g
- たんぱく質
- 約 24 g
- 脂質
- 約 34 g
- 食物繊維
- 約 1 g
- ナトリウム
- 約 1210 mg
標準的な食品成分値から算出した概算。製品、脂の除去量、吸収量、切り分けで変動する。