クロアチア料理 · 米料理 · レシピ
クロアチア風野菜ジュベチ 米と色とりどりの野菜を重ねる 土鍋で焼き上げる一皿料理
米、パプリカ、にんじん、さやいんげん、グリーンピース、トマトを土鍋でじっくり焼き、野菜の水分を米へ吸わせるジュベチ。
- 分量
- 6人分
- 準備
- 25分
- 加熱
- 50分
- 合計
- 1時間15分
- 1食分
- 約 410 kcal

背景、味わい、調理の要点
クロアチア風野菜ジュベチは、ジュベチは、野菜の煮込みと米料理の境界にある。鍋や深い焼き皿へ米と季節の野菜を重ね、トマトを含む煮汁で焼くため、米は別に炊いた付け合わせではなく、野菜から出る水分と香りを受け取る中心材料になる。肉を加える版もあるが、このレシピは野菜だけで一皿が成立する構成にする。
ジュベチの味は、だしの強さより野菜の水分を米へ移す順序で決まる。
米は洗った後、完全に透明になるまで水を替える必要はない。表面のでんぷんを軽く落とし、水気を切って油と玉ねぎに触れさせる。先に数分炒めることで粒の外側が油で覆われ、オーブンの中で煮汁を吸っても崩れにくい。
野菜は火の通り方に差がある。にんじんとさやいんげんは先に炒め、パプリカとグリーンピースは後から加える。トマトは生の角切りとつぶした果肉を合わせ、米へ均一に水分を届ける。野菜を小さく切り過ぎると焼成中に形が消えるため、1.5〜2 cmを目安にそろえる。
煮汁の量は米の種類と焼き皿の広さで変わる。この版では短粒米400 gに対し、トマトの水分を含めて約1.2倍強の追加液体を使う。焼き始めはふたまたは紙で覆い、米が水分を吸った後に外して表面を乾かす。
焼き上がりを混ぜ過ぎないことも重要である。オーブンから出した直後は米が柔らかく、底の水分もまだ動いている。10分休ませると粒が締まり、野菜と米を大きくすくっても形が保たれる。表面に焦げた部分が少しあっても、香ばしさとして皿全体の味を支える。
温かい主菜としても、室温の副菜としても扱える。翌日は米がさらに煮汁を吸うため、冷たいままでは硬く感じやすい。少量の水を加えてふたをし、低温で温めると元のしっとりした状態へ戻る。レモンやチーズを強く加えず、野菜とトマトの甘味を前に出す。
材料
米と野菜
- 400 g 短粒米洗って20分水気を切る。
- 200 g 玉ねぎ、みじん切り甘味の土台。
- 250 g にんじん、1.5 cm角先に炒める。
- 250 g さやいんげん、4 cm長さ筋を除く。
- 300 g 赤パプリカ、2 cm角色と甘味。
- 200 g 緑パプリカ、2 cm角軽い苦味。
- 200 g グリーンピース生または冷凍。
- 400 g 完熟トマト、粗く刻む果汁も使う。
- 4片 にんにく、みじん切り玉ねぎの後に加える。
煮汁と調味料
- 60 ml エクストラバージンオリーブ油炒めと焼き上がりの口当たり。
- 800 ml 無塩の野菜だし米の種類で50 mlほど調整する。
- 8 g 甘口パプリカ粉焦がさない。
- 2 g 乾燥マジョラム指でつぶして加える。
- 8 g 塩全体用。
- 2 g 黒こしょう仕上げ用。
- 15 g 生パセリ、みじん切り焼き上がりに混ぜる。
手順
鍋で下ごしらえ
硬い野菜を炒める
オーブンを190 °Cに予熱する。広い鍋にオリーブ油を熱し、玉ねぎを5分、にんじんとさやいんげんをさらに5分炒める。
米と香辛料を加える
にんにく、米、パプリカ粉、マジョラムを加え、米の縁が半透明になるまで2分混ぜる。パプリカ粉を鍋底で焦がさない。
残りの野菜と液体を合わせる
赤と緑のパプリカ、グリーンピース、トマト、野菜だし、塩を加え、全体を一度だけ均一に混ぜる。
オーブンで焼く
覆って米を柔らかくする
土鍋または深い焼き皿へ移し、ふたまたはオーブン用紙で覆う。190 °Cで30分焼く。
表面を乾かす
覆いを外し、さらに15〜20分焼く。米が柔らかく、表面に液体が残らないことを確認する。乾き過ぎる場合は熱いだしを少量加える。
休ませて仕上げる
オーブンから出し、10分休ませる。黒こしょうとパセリを加え、底から大きく返して盛る。
盛り付け、保存、実用的な調整
盛り付けと組み合わせ
主菜なら一人約430 gを盛り、酸味のあるきゅうりサラダやヨーグルトを別添えにする。副菜として使う場合は8〜10人分に分けられる。
保存と再加熱
2時間以内に浅い容器へ移し、冷蔵3日まで。再加熱は一食分に水大さじ1を加え、ふたをして75 °Cまで温める。冷凍は1か月可能だが、パプリカの食感は柔らかくなる。
四つの実用的なバリエーション
- なす200 gを加え、にんじんと同じ段階で炒める。
- 短粒米を中粒米に替え、だしを50〜100 ml増やす。
- 辛口パプリカ粉を1 g加え、穏やかな辛味を付ける。
- 焼き上がりに白いんげん豆240 gを加え、たんぱく質を補う。
テストキッチンの三つの要点
- 米は洗った後に水気を切り、鍋で油をまとわせてから液体を加える。
- パプリカ粉は高温の鍋底に放置せず、米と混ぜてすぐ液体を入れる。
- 焼き上がり直後にかき混ぜず、10分休ませて粒を落ち着かせる。
必要な器具
- ふた付きの土鍋または深い焼き皿
- 野菜を炒める広い鍋
- 木べら
- 米を洗う細かいざる
1食分の栄養価
- カロリー
- 約 410 kcal
- 炭水化物
- 約 75 g
- たんぱく質
- 約 11 g
- 脂質
- 約 9 g
- 食物繊維
- 約 9 g
- ナトリウム
- 約 620 mg
1食分: 主菜なら一人約430 gを盛り、酸味のあるきゅうりサラダやヨーグルトを別添えにする。副菜として使う場合は8〜10人分に分けられる。。主なアレルゲン: セロリ(野菜だしに含む場合)。数値は標準的な食品成分値から算出した概算であり、製品、可食部、脂肪の除去、吸収量、分割の差で変動する。