クロアチア風バカラル・ナ・ビイェロ

投稿者 Travel S Helper
塩鱈の繊維を残した白いペーストを鉢に盛り、パンへ塗って食べる形で供した。

クロアチア料理 · スプレッド · 塩鱈

バカラル・ナ・ビイェロ 塩鱈とじゃがいもの白いペーストオリーブ油でなめらかにまとめる

戻した塩鱈とじゃがいもを熱いうちにほぐし、オリーブ油を少しずつ加えて白いペーストにする。

  • 分類: 前菜
  • 料理: クロアチア
  • 調理法: 戻す、ゆでる、乳化させる
  • 難易度: 中級
分量
8人分
準備
40分
加熱
55分
休ませる時間
2880分
合計
49時間35分
1食分
約330 kcal
広い石色の台に塩鱈の白いペースト、パンの薄切り、スプーンをゆったり配置した食卓
塩鱈の繊維を残した白いペーストを鉢に盛り、パンへ塗って食べる形で供した。

背景、味わい、調理の考え方

バカラル・ナ・ビイェロは、クロアチア沿岸部で祝祭期や断食日の食卓に登場する塩鱈料理である。白い仕上がりはクリームによるものではなく、塩鱈、じゃがいも、オリーブ油を熱いうちに混ぜて乳化させることで生まれる。

乾燥塩鱈は冷水に浸し、冷蔵庫で戻す。水は8〜12時間ごとに替え、厚い部分を指で押して柔らかさを確認する。塩分が強ければ戻し時間を延ばす。

ゆで上がった魚は温かいうちに皮と骨を除く。冷めると繊維が締まり、油となじみにくい。じゃがいもは粉質のものを使い、余分な水分を飛ばしてから加える。

オリーブ油は一度に注がず、少量ずつ混ぜる。フードプロセッサーで完全なペーストにすると粘りが出やすいため、木べらや丈夫な泡立て器で繊維を残してまとめる。

素材の形を残しながら、火加減と休ませる時間で味をまとめる。

材料

主な材料

  • 乾燥塩鱈 600 g
  • じゃがいも 900 g
  • エクストラバージンオリーブ油 180 ml
  • にんにく 15 g
  • 刻みパセリ 15 g
  • 黒こしょう 2 g
  • ゆで汁 100〜180 ml
  • パン 400 g

作り方

準備から仕上げまで

  1. 塩鱈を戻す

    塩鱈を冷水に48時間浸し、冷蔵庫で保つ。水を8〜12時間ごとに替える。

  2. ゆでる

    塩鱈を新しい水で35〜45分ゆで、身がほぐれる状態にする。取り出して皮と骨を除く。

  3. じゃがいもを煮る

    皮をむいたじゃがいもを魚のゆで汁で18〜22分煮る。水気を切り、鍋で1分乾かす。

  4. ほぐす

    温かい塩鱈とじゃがいもを大きなボウルへ入れ、木べらで細かくほぐす。

  5. 乳化させる

    オリーブ油を少しずつ加え、必要に応じてゆで汁を足しながら白くまとまるまで混ぜる。

  6. 味を整える

    にんにく、パセリ、黒こしょうを混ぜる。塩は味を見て必要な場合だけ加え、パンと供する。

盛り付け、保存、実用的な調整

盛り付け

料理の温度と食感が最も整った時点で盛り、記事内で示した付け合わせと一緒に供する。ソースや煮汁は主材料を隠さない量にする。

保存と再加熱

粗熱を素早く取り、密閉容器で冷蔵する。魚介は原則1日、加熱済み肉と煮込みは2〜3日を目安とし、再加熱時は中心まで十分熱くする。

四つの調整案

  • 塩分の強い加工品は追加の塩を減らす。
  • 白ワインは同量の無塩だしと少量のレモン汁で代用できる。
  • 香草はパセリを基本に、穏やかな葉物へ替えられる。
  • 分量を半分にする時も鍋やフライパンの広さを合わせる。

テストキッチンの三点

  1. 材料の表面水分を取ると焼き色と乳化が安定する。
  2. 高温で急がず、指定した見た目と中心温度を優先する。
  3. 休ませる工程がある料理は省かない。

必要な道具

厚手の鍋または広いフライパン、温度計、包丁、まな板、計量器具。チーズ作りでは消毒済みの型と布が必要になる。

1食分の栄養価

カロリー
約330 kcal
炭水化物
約31 g
たんぱく質
約22 g
脂質
約13 g
食物繊維
約3 g
ナトリウム
約690 mg

1食分: 約150 g。標準的な食品成分値から算出した概算で、製品、塩抜き、油の吸収、可食部、取り分け方により変動する。

仕上がりの要点

オリーブ油でなめらかにまとめる。

材料の状態を見ながら火加減を保ち、切る、混ぜる、盛る前の休ませる時間を守ると、料理の形と味が安定する。

この記事を共有
コメントはまだありません