アルジェリアのクスクス

投稿者 Travel S Helper
三度蒸したクスクスに羊肉、ひよこ豆、色の異なる野菜を盛ったアルジェリア式の大皿。

アルジェリア料理 · 主菜 · レシピ

アルジェリアのクスクス 羊肉と七種の野菜を添える 三度蒸し仕立て

細粒クスクスを少量の水と油でほぐしながら三度蒸し、羊肉、ひよこ豆、にんじん、かぶ、ズッキーニ、かぼちゃの煮汁を添える。

カテゴリー: 主菜/料理: アルジェリア/難易度: 中級/合計: 2時間15分

分量8人分
準備40分
加熱1時間35分
カロリー約 780 kcal
羊肉を中央に置き、にんじんやズッキーニを放射状に並べたアルジェリアのクスクス

横長の大皿では、軽く蒸されたクスクスを土台に、羊肉と大きく切った野菜が整然と並ぶ。

I.

アルジェリア風クスクスのレシピと三度蒸し

アルジェリア風クスクスのレシピでは、粒を熱湯で戻すだけでなく、蒸気を通し、ほぐし、再び蒸す工程を重ねる。現地ではセクス、ケスクスなどの呼び方があり、地域や家庭によって肉、野菜、香辛料、汁の色が変わる。ここでは羊肉とひよこ豆、複数の野菜を使い、粒の軽さを中心に据える。

蒸すたびに粒を広げてほぐし、次の蒸気が通る道を作る。

クスクスの粒はデュラム小麦のセモリナから作られる。乾燥した粒へ一度に多くの水を加えると表面のでんぷんが接着し、重い塊になる。少量の塩水を手ですり込み、油を薄くまとわせ、蒸気が粒の間を通る余地を残す。蒸した後は大きな盆へ広げ、熱いうちにフォークか手で粒を離す。

下鍋の煮汁は蒸気源であると同時に、肉と野菜のソースになる。羊肩肉と玉ねぎを炒め、トマト、香辛料、ひよこ豆を煮る。にんじんとかぶは早めに、ズッキーニとかぼちゃは終盤に加える。野菜は軟らかくても輪郭を保ち、取り分ける際に崩れない大きさへ切る。

蒸し器の接合部から蒸気が漏れると、上段の粒へ十分な熱が届かない。専用のクスクシエールがない場合は、目の細かな蒸し器を鍋に密着させ、すき間をアルミ箔で塞ぐ。蒸気が粒の表面から均一に上がり始めてから時間を数える。各回15〜20分で、合計三回が目安となる。

盛り付けでは、粒を大皿へ山形に広げ、中央に羊肉、周囲に野菜を置く。煮汁は最初から全部かけず、粒が温かくふくらむ量を回しかけ、残りを別器にする。こうすると各自が好みの濃さに調整でき、最後まで粒立ちが保たれる。

三度蒸しの流れ

0:00羊肉とひよこ豆の煮汁を作り始める。
0:35クスクスへ一度目の加水をして蒸す。
1:10二度目の蒸し後に野菜とバターを整える。
2:15三度目を終え、粒、肉、野菜、煮汁を盛る。

レシピ概要。 羊肉と玉ねぎを炒め、トマト、ひよこ豆、香辛料、水を加えて煮る。クスクスは塩水を少しずつ吸わせて油でほぐし、15〜20分ずつ三回蒸す。各回の間に盆へ広げ、粒の塊を完全に離す。野菜は火の通りに合わせて加え、最後は粒の中央に肉、周囲に野菜を盛り、煮汁を別添えにする。

II.

材料

羊肉と野菜の煮汁

  • 骨付き羊肩肉 1.2 kg8等分
  • オリーブ油 35 ml炒め用
  • 玉ねぎ 300 g薄切り
  • にんにく 20 gみじん切り
  • トマトペースト 30 g赤い煮汁の土台
  • カットトマト 400 g缶詰
  • ラス・エル・ハヌート 8 g香りを確認して調整
  • コリアンダーパウダー 5 g穏やかな香り
  • クミンパウダー 4 g羊肉と豆に合わせる
  • シナモンパウダー 2 g少量
  • 塩 9 g仕上げに確認
  • 水 2 L煮込みと蒸気用
  • ゆでひよこ豆 300 g水気を切る
  • にんじん 400 g縦に大きく切る
  • かぶ 300 gくし形
  • ズッキーニ 300 g太い輪切り
  • かぼちゃ 350 g大きめのくし形
  • 白キャベツ 250 g大きなくし形
  • イタリアンパセリ 20 g仕上げ用

クスクス

  • 細粒クスクス 800 g乾燥品
  • 水 500 ml加水用、三回に分ける
  • 塩 8 g加水用
  • オリーブ油 25 ml粒を離す
  • 無塩バター 40 g最後に混ぜる
アレルゲン。 小麦、乳。クスクスはデュラム小麦製品でグルテンを含み、仕上げにバターを使う。
III.

調理手順

煮汁を作る

  1. 羊肉を焼く

    クスクシエールの下鍋または厚手鍋にオリーブ油を熱し、羊肉を数回に分けて10分焼く。全面に焼き色を付ける。

  2. 香味を炒める

    玉ねぎを8分炒め、にんにく、トマトペースト、香辛料を加えて1分混ぜる。トマト、水、塩、ひよこ豆を加える。

  3. 肉を煮る

    沸いたらあくを取り、弱火で40分煮る。にんじん、かぶ、キャベツを加え、さらに20分煮る。

クスクスを三度蒸す

  1. 一度目の加水

    クスクスを大きな盆へ広げ、水170 mlと塩の3分の1を少しずつ散らし、指先ですり合わせる。オリーブ油を混ぜ、10分置く。

  2. 一度目を蒸す

    上段へふんわり入れ、蒸気が表面から上がってから15分蒸す。盆へ戻し、フォークで粒を完全にほぐす。

  3. 二度目を蒸す

    水165 mlと塩の3分の1を散らして10分置き、同じ方法で15分蒸す。熱いうちに広げて塊を離す。

  4. 野菜を加える

    下鍋へズッキーニとかぼちゃを加え、崩さないよう弱火で15分煮る。火が通った野菜は一度取り出す。

  5. 三度目を蒸す

    残りの水と塩を混ぜ、上段で15〜20分蒸す。盆へ広げ、バターを混ぜ、粒が一つずつ離れるまでほぐす。

盛り付ける

  1. 煮汁を整える

    羊肉の中心が十分に柔らかいことを確認し、塩と煮汁の濃度を整える。必要なら熱湯を加える。

  2. 大皿へ盛る

    クスクスを大皿へ広げ、煮汁200〜250 mlを回しかける。中央へ肉、周囲へ野菜とひよこ豆を並べ、パセリを散らす。

  3. 別添えにする

    残りの煮汁を温かい器へ移し、食卓で追加できるよう添える。

IV.

盛り付け、保存、応用

盛り付けと組み合わせ

温めた大皿に盛り、ハリッサは小皿で別添えにする。塩気の少ない発酵乳や生野菜のサラダを合わせると、羊肉と香辛料の余韻が整う。

保存と再加熱

肉と野菜の煮汁、クスクスを別容器に入れ、2時間以内に冷やす。冷蔵で3日、煮汁は冷凍で2か月。再加熱は煮汁を74℃以上にし、クスクスは蒸気または少量の水を振って電子レンジで温める。

変更できる四つの方法

  • 羊肉を鶏もも肉に替える場合は煮込みを25分短くし、中心75℃で取り出す。
  • 白い煮汁にする場合はトマトを省き、玉ねぎと香辛料を焦がさない。
  • レーズン100 gを熱湯で戻し、甘い香りを好む食卓で別添えにする。
  • かぼちゃをさつまいもに替える場合は最後の18分で加える。

テストキッチンの三つの要点

  • クスクスは上段へ押し込まず、蒸気が抜けるようふんわり置く。
  • 各回の加水は散らしながら行い、大きな塊を手でほどく。
  • 煮汁を最初からかけ過ぎず、粒の吸収を見て追加する。

必要な道具

クスクシエールまたは密着する蒸し器付き鍋、大きな浅い盆、長いフォーク、穴あきお玉。専用鍋がない場合は接合部をアルミ箔で塞ぐ。

V.

1食分の栄養価

カロリー
約 780 kcal
炭水化物
約 95 g
たんぱく質
約 39 g
脂質
約 27 g
食物繊維
約 14 g
ナトリウム
約 740 mg

分量: 1人分。標準的な食品成分値から算出した概算で、銘柄、可食部、油の吸収量、切り分け方により実際の値は変わる。主なアレルゲン: 小麦、乳。クスクスはデュラム小麦製品でグルテンを含み、仕上げにバターを使う。

一粒ずつ軽いクスクスが、羊肉と野菜の煮汁を必要なだけ受け取る。

アルジェリアのクスクスは、蒸し回数より各回のほぐし方が仕上がりを決める。少量ずつ水を入れ、蒸気を通し、盆で粒を離す工程を守ると、大皿でも重くならない。

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