セルビア · 主菜/付け合わせ

プレブラナツ(Prebranac)

白いんげん豆を冷蔵で12時間戻し、形を残したまま柔らかくゆでます。たっぷりの玉ねぎをゆっくり炒め、にんにくとパプリカを加えて豆と合わせ、180℃のオーブンで煮汁が濃くなるまで焼きます。

セルビアの代表料理
共有
プレブラナツ(Prebranac)
出来上がり量 8人分
準備時間 30分
加熱時間 160分
休ませる時間 730分(12時間10分)
概要

白いんげん豆とたっぷりの玉ねぎを焼き込むセルビアのプレブラナツ

プレブラナツは、白いんげん豆と大量の玉ねぎを組み合わせてオーブンで焼くセルビア料理です。日本語のセルビア料理紹介でも「プレブラナツ」という表記が使われています。

この配合は肉を加えません。燻製豚肉を使う別レシピとは明確に分け、豆、玉ねぎ、にんにく、パプリカ、ひまわり油を中心にします。

乾燥豆500gに対して玉ねぎ700gを使うため、玉ねぎは単なる香味野菜ではなく、焼き上がりの甘みと厚みを作る主材料の一つです。弱めの中火で約25分、色を濃くしすぎず、しっかり柔らかくします。

豆は12時間冷蔵で戻し、新しい水とローリエで約75分煮ます。中心は柔らかい一方、皮と形が多く残る段階で止めます。ここで煮崩すと、60分のオーブン焼きで全体がペースト状になりやすくなります。

玉ねぎににんにくを加えた後は、強い火から外してパプリカ、塩、黒こしょうを混ぜます。パプリカを高温の油で焦がすと苦味が出るためです。

豆の煮汁300mlを残し、玉ねぎと豆を合わせて180℃で60分、ふたをせずに焼きます。表面に焼き色が付き、底に水っぽい液体が残らず、豆の周囲へ濃いソースが絡む状態が仕上がりです。

実用情報

実用情報

  • 豆は最初の煮込みで崩し切らないオーブンでさらに加熱されます。
  • 玉ねぎに25分かける十分に柔らかくして甘みを出します。
  • パプリカは火を弱めてから入れる鮮やかな香りを残し、苦味を避けます。
材料

材料

  • 500g 乾燥の大粒白いんげん豆、できればテトヴァツ。選別して洗う
  • 700g 黄玉ねぎ、薄切り
  • 120ml ひまわり油、100mlと20mlに分ける
  • 20g にんにく、みじん切り
  • 15g 甘口パプリカパウダー
  • ローリエ2枚
  • 10g 塩
  • 2g 黒こしょう
  • 2,500ml 水、浸水と煮込み用。焼成用に豆の煮汁300mlを残す
作り方

作り方

豆を戻して煮る

  1. 浸水する500gの豆に1,500mlの水を注ぎ、4℃以下の冷蔵庫で12時間浸水する。

  2. 形を残して煮る水を捨て、残り1,000mlの新しい水とローリエを加える。弱くふつふつする状態で約75分、中心が柔らかいが形を保つまで煮る。湯を切る前に煮汁300mlを取り分ける。

玉ねぎと合わせて焼く

  1. 玉ねぎを柔らかくする広いフライパンにひまわり油100mlを熱し、玉ねぎ700gを弱めの中火で約25分、非常に柔らかく、縁が薄いきつね色になるまで炒める。

  2. にんにくとパプリカを加えるにんにく20gを加えて1分加熱する。強い火から外し、パプリカ15g、塩10g、黒こしょう2gを混ぜる。全体で約2分。

  3. 耐熱皿に合わせるオーブンを180℃に予熱する。残り20mlの油を深い耐熱皿に塗り、ゆでた豆、玉ねぎ、取り分けた煮汁300mlをやさしく合わせる。組み立ては約8分。

  4. 焼くふたをせず180℃で60分焼く。表面の豆に焼き色が付き、水っぽい液体が残らず、ソースが豆に濃く絡む状態にする。

  5. 休ませる10分休ませてから提供する。

実用情報

実用情報

提供

温かい主菜としても、ほかの料理の付け合わせとしても提供できる。パンやピクルスは別添えで、栄養値には含めない。

仕込み

豆は前夜に冷蔵で浸水できる。豆の煮込みを先に済ませる場合、焼成まで時間が空くなら冷蔵する。

保存と温め直し

残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵し、3〜4日以内に使う。温め直す場合は74℃まで加熱する。乾きが強い場合だけ、少量の水を加える。

確認ポイント

確認ポイント

  • オーブンで豆が崩れる目安: 最初の75分で柔らかくしすぎている。中心は柔らかいが形が残る段階で止める。調整: —
  • パプリカが苦い目安: 高温の油で焦げている。にんにくを加熱した後、火を弱めるか止めてから混ぜる。調整: —
栄養情報

栄養情報

  • 1人分の量全量の約1/8、約300g
  • エネルギー375kcal
  • 炭水化物48g
  • たんぱく質16g
  • 脂質14g
  • 食物繊維11g
  • ナトリウム510mg

数値は概算です。ナトリウムは10gの塩を8人分に分ける計算を含みます。

アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

記載材料そのものに主要な規制対象アレルゲンは含まれませんが、包装済み香辛料や共用器具は別途確認してください。浸水中の豆は4℃以下に保ちます。完成後の残りは2時間以内に4℃以下で冷蔵して3〜4日以内に使い、温め直しは74℃まで加熱します。

仕上がり: 豆の形を残しつつ中はクリーミーで、甘い玉ねぎとパプリカの濃いソースが絡み、上面に焼き色が付いた豆料理。

要点: 豆の最初の煮加減と、玉ねぎを十分に柔らかくする時間が食感を決めます。